ほたる主催による、ケアマネジャーと歯科医師との交流会に、オブザーバーとして参加してきた。
口腔管理の重要性については論を待たないが、まだまだ、歯科医、歯科衛生士が在宅医療の分野で十分に活動している状況にはないように感じた。在宅の現場にいるケアマネジャーと歯科医師このような顔の見える交流の場は意義があると感じたが、継続することが重要である。
ケアマネジャー・歯科医師との交流会
日時:平成30年10月29日 19:00~20:30
会場:ニコフル3F
1、開会
2、挨拶
7年目、
参加者最初は30名、今回は70名を超える
3、研修会
「居宅サービス・介護サービスについて」
鶴岡市長寿介護課 主査 五十嵐美恵子
介護保険の制度、サービス、施設などについての説明
講演「自立支援型地域ケア会議における歯科衛生士の助言に関して」
食べることは命を支える大切なこと
石黒歯科矯正歯科医院 歯科衛生士 菅原
地域ケア会議に歯科衛生士として参加
オーラルフレイルへの対応が身体のフレイルの対応へ繋がる
歯科医師、歯科衛生士の役割が重要
口腔機能評価が診療報酬で評価
基本チェックリストにおける口腔機能 13-15
13、噛めない原因
歯が20本残っていれば、食事を美味しく食べられる
歯の数が減ると美味しくなくなる 、認知症、転倒、介護のリスクが上がる
14、むせの原因
嚥下障害には麻痺も含め嚥下機能検査が必要な場合がある
15、口の渇きの原因
薬の副作用、糖尿病、膠原病・・
刺激で唾液がでるようになる可能性がある
口腔内チェック:食べかす、薬、痰 などの残存
歯周病
血が混じっていることが2週間続けば、歯科受診を勧める
口腔内細菌は、さまざまな疾病(肺炎、心筋梗塞、糖尿病・・・)の原因となる。
入れ歯はいつも清潔に
死因 第3位 は 肺炎
肺炎の医療費120万
課題
歯科医師の意見書がない
歯科からの情報発信がない
当事者の本当の困りごとが歯科に届いていない
GW
自分で歯ブラシを使う習慣を継続することが重要
歯科医院に行きたがらない利用者への対応
糖尿病の専門医が、歯科医院受診を勧めてくれることがある
ケアマネの口腔チェックが十分ではない
かかりつけ歯科医をもつことが重要
家族の意識が低い
往診できない状況
介護認定における、歯科医の意見書が必要ではないか
講評~おわりのあいさつ
講義でもあったように、口腔管理は高齢者のQOLにとって極めて重要
身体的フレイルの前に口腔フレイルがある
要するに、食べられなくなると人は衰える
一方で、歯科~歯科衛生士が、口腔管理に十分に関わっていないという現状がある
歯科につなぐシステムの構築が重要
ほたるが事務局となり、食べるを支援し隊を結成した。
チームは、歯科、歯科衛生士、病院NST、管理栄養士、OT(言語聴覚士)、薬剤師、訪問リハなど多職種で構成され、
困難事例への訪問を通して、食を支援する活動を始めた。今後の展開に期待したい。
口腔管理の重要性については論を待たないが、まだまだ、歯科医、歯科衛生士が在宅医療の分野で十分に活動している状況にはないように感じた。在宅の現場にいるケアマネジャーと歯科医師このような顔の見える交流の場は意義があると感じたが、継続することが重要である。
ケアマネジャー・歯科医師との交流会
日時:平成30年10月29日 19:00~20:30
会場:ニコフル3F
1、開会
2、挨拶
7年目、
参加者最初は30名、今回は70名を超える
3、研修会
「居宅サービス・介護サービスについて」
鶴岡市長寿介護課 主査 五十嵐美恵子
介護保険の制度、サービス、施設などについての説明
講演「自立支援型地域ケア会議における歯科衛生士の助言に関して」
食べることは命を支える大切なこと
石黒歯科矯正歯科医院 歯科衛生士 菅原
地域ケア会議に歯科衛生士として参加
オーラルフレイルへの対応が身体のフレイルの対応へ繋がる
歯科医師、歯科衛生士の役割が重要
口腔機能評価が診療報酬で評価
基本チェックリストにおける口腔機能 13-15
13、噛めない原因
歯が20本残っていれば、食事を美味しく食べられる
歯の数が減ると美味しくなくなる 、認知症、転倒、介護のリスクが上がる
14、むせの原因
嚥下障害には麻痺も含め嚥下機能検査が必要な場合がある
15、口の渇きの原因
薬の副作用、糖尿病、膠原病・・
刺激で唾液がでるようになる可能性がある
口腔内チェック:食べかす、薬、痰 などの残存
歯周病
血が混じっていることが2週間続けば、歯科受診を勧める
口腔内細菌は、さまざまな疾病(肺炎、心筋梗塞、糖尿病・・・)の原因となる。
入れ歯はいつも清潔に
死因 第3位 は 肺炎
肺炎の医療費120万
課題
歯科医師の意見書がない
歯科からの情報発信がない
当事者の本当の困りごとが歯科に届いていない
GW
自分で歯ブラシを使う習慣を継続することが重要
歯科医院に行きたがらない利用者への対応
糖尿病の専門医が、歯科医院受診を勧めてくれることがある
ケアマネの口腔チェックが十分ではない
かかりつけ歯科医をもつことが重要
家族の意識が低い
往診できない状況
介護認定における、歯科医の意見書が必要ではないか
講評~おわりのあいさつ
講義でもあったように、口腔管理は高齢者のQOLにとって極めて重要
身体的フレイルの前に口腔フレイルがある
要するに、食べられなくなると人は衰える
一方で、歯科~歯科衛生士が、口腔管理に十分に関わっていないという現状がある
歯科につなぐシステムの構築が重要
ほたるが事務局となり、食べるを支援し隊を結成した。
チームは、歯科、歯科衛生士、病院NST、管理栄養士、OT(言語聴覚士)、薬剤師、訪問リハなど多職種で構成され、
困難事例への訪問を通して、食を支援する活動を始めた。今後の展開に期待したい。