千葉吹奏楽団 千葉市民会館 大ホール 今日は吹奏楽の演奏会に行ってきました。
プログラムは三部形式で、まず第一部は「オリンピック スピリット」 「グリーンスリーブス」「祝典のための音楽」で、「グリーンスリーブス」以外は初めて聴く曲でした。 さすが吹奏楽と思えるブラスの響きは素晴らしいものがありました。 演奏前のチューニングはオーボエでなく、クラリネットの主席奏者に合わせていました。これが普通?でしょうか。 知識がないのでよくわかりません。
第二部はイギリスの音楽と題して、映画の曲やビートルズの曲を演奏しました。 「サンダーバード」「ゲットバック」「アメージンググレイス」「メイク ハー マイン」「ジェームス ボンド007セレクション」 どれも聴いたことのある曲で、迫力ある演奏で楽しかったです。 ビートルズの「ゲットバック」は、途中でサキソフォーン、トランペット、トロンボーンなどのソロが入り、それがまた素晴らしい演奏で楽しめました。 「007セレクション」は思わず映画の場面を思い出すほどでした。
・・第三部はクラシックです。 フォーレの「ラシーヌ賛歌」とショスタコービッチの「交響曲第5番 革命 第4楽章」を演奏しました。 フォーレの曲は合唱曲を吹奏楽にアレンジしたもので初めて聴きました。 ブラスの響きが荘厳な感じで、静かな美しい曲でした。
ショスタコービッチの第5番は、実は今日の演奏会を聴きに行こうと思ったのはこの曲があったからで、私が唯一知っている曲で、大好きな曲だからです。 しかも、4楽章は一番かっこいいしワクワクします。4楽章の出だしのなんと興奮することか。 管弦楽でも吹奏楽でも同じです。 ティンパニーは女性の方でしたが、一心不乱に叩き、金管が有名なテーマを高らかに奏でる。 その後管弦楽では弦が引き継ぐところですが、木管が見事に演奏していました。 息つく間もなく、中間部へ。 ホルンのソロが美しく響きます。 静かな部分は木管のアンサンブルでしょうか。 何の楽器が鳴っているのかわからないほど響き合っています。 引き込まれるように演奏に聴き入っていると少しずつ盛り上がっていきコーダへ向かっていきます。 最後は同じフレーズを何小節も繰り返し、木琴の甲高い音が連続して響き終わりを迎えます。
息をつめて聴いていたのでしょうか。 終わった途端に思わず、ため息をついてしまいました。
とても素晴らしい演奏会でした。
hiroko