市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

ホームページは
http://secosmos.web.fc2.com/
です。

12月14日(日)市川交響楽団 市川市文化会館大ホール

2014-12-17 13:33:58 | 日記

今日は少し遠出をして、市響の演奏会に行って来ました。市川市芸術祭の一環でいつも無料で素晴らしい演奏を聴かせてくれます。  もう4、5回は行ったでしょうか。シベリウス交響曲第1番, チャイコフスキー 眠れる森の美女です。

前半はシベリウスの1番で、出だしのティンパニーのトレモロに乗せてクラリネットが美しい旋律を奏でると、もうそれだけでシベリウスの世界に引き込まれました。シベリウスは1番より2番の方がよく聴くし、好きです。でも、1番を聴いているとあちらこちらに2番の片鱗が現れていて、興味深く聴くことができました。全体にパーカッションが効果的に使われていて、ティンパニーや大太鼓の低く響く音が北欧の冷たい大地の雰囲気を醸し出していました。   

休憩をはさんで、チャイコフスキーの眠れる森の美女です。今回の演奏はナレーションとバレエ付きです。バレエ音楽ですからバレエが踊られても不思議はないのですが、私は初めてバレエを間近に見ました。舞台を前と後ろに分け、オーケストラは奥の方で演奏し、前方の舞台半分でバレエが踊られました。市川市内の すみれバレエクラシックというバレエ団によって、様々な場面が目の前に繰り広げられました。特にオケのコンミスのソロ演奏とオーロラ姫の踊りは息がピッタリ合っていて素晴らしかったです。

当たり前ですが、バレエ音楽とはまさに踊るための音楽なのだということを目の当たりにしました。私が唯一知っていた第1幕のワルツを最後のフィナーレにもってくる演出も盛り上がって良かったです。また、バレエが踊られている時オーケストラの照明がおとされるのですが、譜面台一つ一つに小さな照明が付いているのも初めて見るもので興味深かったです。実際のバレエの公演ではオーケストラが舞台下のオーケストラボックスに入って演奏するのですよね。今日のはそこまで本格的なバレエではなかったけれど、バレエ付きのオーケストラ演奏というのはなかなか面白い企画だったと思います。 大いに楽しめました。      hiroko

 

写真は少し以前の<市川交響楽団>のバレー曲演奏時の<すみれバレークラシック>の共演の様子です。すみれのHPから転載。舞台の前のオーケストラボックスにオケのメンバーが見えます。 Ken

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする