3月21日(土) 千葉シニアアンサンブルそれいゆのミュージアムコンサートに行こうと開場時間の13:00に会場に着きました。沢山の人が並んでいて、私の10人位前で満員札止めということになり、入場できませんでした。私の後ろにはまだ2、30人の人が並んでいました。50人以上の人が入れなかったのではないでしょうか。
私は早々にあきらめて、美術館でやっていた平山郁夫展を見ることにしました。入れなかった人達もずいぶんそちらに流れたようで、けっこう混んでいました。65才以上は無料ということでラッキーでした。
平山郁夫展はいろいろなところで何回か見たことがあります。家に大きな画集もあり、好きな画家です。思った以上に本格的な展示で、100点近くの絵が展示されていました。・仏教伝来とシルクロード ・悠久の大地-中国、韓国- ・日本の美を描く ・大唐西域画 ・平和の祈り ・平山郁夫の眼差し 以上のような表題で、ゆったりとした展示がなされていました。
どれも一度は目にしたような有名な絵ばかりでしたが実物の迫力は凄いものがありました。大きな「シルクロードを行くキャラバン」の絵は太陽と月が並べて展示されていて、全体に赤い色調の太陽の絵と平山郁夫独特のブルーの背景の月のキャラバンの絵は見る者を圧倒しました。ブルーといえば、「パルミラの月」という私の好きな絵の背景のブルーが素晴らしく焦げ茶色の廃墟の輪郭がくっきりしていて、引き込まれるようで見とれてしまいました。「奥入瀬川」の大きな絵は平山郁夫独特の緑の輪郭がもやっとした感じと、水の流れが美しく素敵でした。比較的小さい絵で「浄瑠璃寺」というのがありました。全体に暗い色調で描かれていましたが、昔、行ったことのあるお寺だったので、印象深かったです。 1時間ほどの鑑賞でした。
千葉シニアの皆さんには申し訳けないのですが、思いがけなく平山郁夫の絵に出会えてとても良かったです。もう一度見たいと思ったら、明日で終了だそうです。千葉シニアアンサンブルそれいゆの演奏会は次回を期待して、帰路につきました。今度はもっと早くいきます。
hiroko
hirokoさんはVnの達人、コスモスの他には茂原オーケストラで活躍中。ブログではコンサートの鑑賞報告を多数、幅広く音楽に詳しいのですが、今回は<平山郁夫展>、写真(クリックで拡大)は県立美術館の入り口のパネルです。hirokoさんは画にもすごく詳しいな、音楽も画もアートだから、アートフル、アートフルの文武両道。文は画の方、武は音楽です。実は私はソレイユコンサートでのVn担当でしたから、リハーサルや弁当を食べるのにビジーだった。でも、合間に平山郁夫展の4つの展示会場の93点の画をほぼ全部スピード鑑賞しました。(右のイメージはカタログの最初のページ、拡大可)。成田SEとそれいゆでCb担当のtanifujiさん(元東京キューバンボーイズの金管奏者、今Cbのカミサマ)とご一緒に。駆け抜け鑑賞なんで私は画をほとんど覚えていないのですが、カミサマは如何ですか? KenM
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