滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

整骨院の改装 その2

2008年01月26日 | 建築
前回お話しましたように昨日は、朝から夜まで一日中工事現場に行っていました・・・。
昨日から整骨院の改装工事を始めたので、壁や天井の仕上げ材を剥がして、解体撤去する部分の柱や壁(建物は木造です)が、本当に撤去しても構造強度的に大丈夫なのかを確認するために梁の架けかたなどを調べたり、大まかな間取りの墨だしをして、お施主さんに最終寸法の確認をして貰ったりしていました。

今回、当初の工事見積りでは、予算をオーバーしていたので、減額内容を検討し予算内に収まるように調整していく中で、お施主さんが最後まで悩まれていたのが、家具工事をパインの集成材による大工工事に変更し減額するか、しないかという事でした・・。
というのも、以前より私が設計した建物の家具のデザインを気に入ってくださっていて、今回の改装でも私のデザインした家具を一番楽しみにされていたからです・・。(ちょっと、自慢話になってしまいましたが・・・)

最終的には、「せっかく清水さんに設計をお願いしたのだから、家具工事はそのまま(もとの設計のどおり)にしておきます、予算は少々オーバーしても構いません・・」と言ってくださいました。嬉しかったのですが、反面プレッシャーも・・・。
今回の家具工事は、ラワン合板の赤身だけを使って造る家具で、私としては初めての試みになるわけですが、予算をオーバーしてでも・・というお施主さんの期待を裏切らないようにしたいと思います。
(それにしても、昨日の現場は寒かったです・・・)







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