十日ゑびす

今日は、「えべっさん」の名で親しまれている京都ゑびす神社に行って来ました。みなさんご存知の「商売繁昌、笹もってこい！」って言う縁起物の笹をもらいに行ってきたのです・・・。何年ぐらい前から行くようになったのか、はっきり憶えていませんが、ここ数年は毎年古い笹を返しに行って、新しい笹をもらってきています。

笹は、縁起物の松竹梅の竹の葉で「節目正しく真直に伸び」、「弾力があり折れない」、「葉が落ちず常に青々と繁る」といった特徴から家運隆昌、商売繁盛の象徴となったそうです。
まず笹を買って、大宝・福俵・福箕・熊手・福鯛・宝船などの縁起物（千両箱や打出の小槌もありました）の中から、いくつか選んでつけてもらいます。今年は、福鯛・宝船などをつけてもらいました。（全部の縁起物をつけてもらう人もいるのかな・・？）
その笹を私の家では、神棚にまつっています。（今年こそ、商売繁盛になりますように・・！！、まぁ、設計事務所では儲からないですけどね・・）

ところで、七福神は日本・中国・インドの神仏が、うち連れて人々に幸運をもたらすとされています。七福神で唯一「ゑびす神」だけが、日本生まれの神様だということを知っていましたか・・・？

お施主さんとの約束

先日（と言うか先月ですけど・・）、2年前に設計したＩ-ＨＯＵＳＥの近くを通りがかり、少し時間があったのと年末なので挨拶ついでに、様子を伺おうと立ち寄ってみました。そのとき気付いたのが、テラスの手摺りに取り付けてあったネットです・・・。

建物完成時は、この手摺りには直径3ミリのワイヤーが20センチほどの間隔で横方向に付いていただけだったのです・・。というのも、お施主さんであるＩさんが、太い横格子や縦格子が手摺りにあると、せっかくの琵琶湖の借景（Ｉ-ＨＯＵＳＥは、琵琶湖畔に建っているので・・）が見えにくくなるので、細いワイヤーのようなもので手摺りを造ってほしいという強い要望があったからです。

私は、設計者として安全上問題（転落する可能性がある）があるので、縦格子の手摺りにさせてほしいと反対したのですが、Ｉさんの想いは強く、ゆずる気配がなかったので、「それならＩさんの言うように細いワイヤーの手摺りにしましょう・・、ただし、2つのことを私と約束してください・・、1つは、このテラスを使用するに関してＩさんが安全管理を行い、その責任を持つこと。もう1つは、お孫さんができた時（当時、お孫さんがおられなかったので・・）は、必ず転落防止用にネットを手摺りに取り付けること。」と言うと、Ｉさんは了解してくださったので、細いワイヤーの手摺りにした訳です・・・。

昨年、Ｉさんにお孫さんができ、また親戚の小さい子供さんたちもよく遊びに来られるようになったとの事で、「清水さんが言っていたように、ネットを手摺りに付けようと思っているんや！」と前回お会いした時におっしゃっていたのは知っているのですが、まさか、こんなにカッコよく取り付けてもらえるとは・・・。

話を聞くと、Ｉさんがホームセンターで、園芸用の花壇などを囲うためのネットを買ってきて、ご自分で取り付けられたとの事です。（Ｉさんは、けっこう器用なので、ある程度はカッコよくしてくださると想定はしていたのですが・・）
どうです・・、デザイン的にもネットが付いているほうが、いいと思いませんか・・？、他の建物で、私も使おうかな・・・。

椿の花びら

私は、よく散歩をします・・。部屋にずっとこもって仕事をしているときが多いので、気分転換と運動をかねて散歩に行きます。今の季節は、暖房の効いた暖かい部屋で長時間いると、頭がボーッとしてきて集中力がなくなってくる（睡眠不足のときなどは、油断をすると居眠ってしまいます・・）ので、散歩に行って、新鮮な冷たい空気に触れると、スキッとして気持ちがいいです・・。

近くに皇子が丘公園があるので、そこが私の散歩コースになっていて、いつも歩くコースは、だいたい決まっているのですが、気分によってときどきちがうコースを歩くときがあります・・。先日、普段は歩かないテニスコートの土手道（と言っても、どこにテニスコートがあるのか分かりませんよね・・）を歩いていると、画像の光景が目にはいってきて、地面に落ちた椿の花びらがきれいだったので、思わず写真を撮った次第です・・・。

どうです・・、咲いている花より、地面に落ちている花びらのほうがきれいだと思いませんか・・？
で、調べてみたのですが、椿は品種が多くて、国産の品種だけでも2000種以上あるそうで、主な系統としては、ヤブツバキ系、ユキツバキ系、ワビスケ系、ヒゴツバキ系などがあるそうです。花の色も白色、桃色、紅色、黒紅色、紫色まであるとの事です・・。

椿の花びらって、落ちてもすぐに枯れないのですね・・。（だから、画像のような光景になるのでしょうけど・・）
一部（これは、私の叔母も以前言ってました・・）では、椿の花が咲き終わると、ポトリと落ちることから、首が落ちるのを連想して、嫌われたこともあるようです。全くのこじつけみたいですけど・・、（茶道には欠かせない花ですしね・・）
ところで、画像の椿・・・やたら花（八重）が咲きすぎていると思いませんか・・？そういう品種なのかなぁ・・・。

ガンダムです・・・１０

3日連続「ガンダムです・・・」シリーズの最終日です・・。ガンダム・シード・デスティニーに登場するDESTINY GUNDAM［デスティニーガンダム］です。デスティニーガンダムは、シン・アスカの専用機として開発され、最新型動力機関「ハイパーデュートリオン」が採用されています。混迷する戦いに終止符を打つため、DESTINY（運命）という名前を背負ったガンダムなのです・・・。

今回、デスティニーガンダムといっしょに写っているのは、イタリアの人気建築雑誌「ｄｏｍｕｓ881号」に掲載されているヘルツォーク＆ド・ムーロンの設計によるウォーカー・アート・センター増築棟です。ミネソタ州ミネアポリスに建つこの施設（美術館主体）の外観で目を惹くのは、ファサードの紙のような外貌です。ヘルツォーク＆ド・ムーロンいわく、「繊細で、紙のような被覆は、すべての建築家の避けがたい運命（DESTINY）である」だそうです・・・。

ガンダムです・・・番外編

「ガンダムです・・・」シリーズ今日は番外編です・・。ガンダムといえば、やはりテーマソングについて語らなければならないでしょう・・・！昨日は、「ガンダム SEED DESTINY」のＤＶＤを観ていたので、今回は「DESTINY」のテーマソングについてお話します・・・。

画像は、「MOBILE SUIT GUNDAM SEED DESTINY COMPLETE BEST DASH」と題したアルバムで、「ＤＥＳＴＩＮＹ」でのオープニング、エンディング、挿入歌を含めた全12曲が収録されています。「DESTINY」では、1クールごとにオープニング、エンディングが変わっていくので、1年間（4クール）の完結ストーリーで全8曲のオープニングテーマ、エンディングテーマがあります。作品の内容にシンクロした歌詞であり曲調でないと、訴求力が弱まってしまうという事から、各クールにおけるストーリーの展開に沿った楽曲を提供してもらえるように、それぞれのアーティストたちにストーリーの展開を具体的に説明しているという徹底ぶりです・・。

第1期のオープニングテーマであるＴ.Ｍ.Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎの「ｉｇｎｉｔｅｄ－イグナイテッド－」から第4期のエンディングテーマであるＳｅｅ－Ｓａｗの「君は僕に似ている」まで全ていい曲ばかりで、各クールのテーマソングを聴くたびに、そのクールの名場面が脳裏に浮かんできて感動ものです・・・。（ガンダム SEED DESTINYを観ていない人は、何のことかさっぱり分からないでしょうけど、もう少しガマンして聞いていてください・・）

全ていい曲なのですが、その中でも特に私が好きなのは、第4期のオープニングテーマであるＣＨＥＭＩＳＴＲＹの「Ｗｉｎｇｓ ｏｆ Ｗｏｒｄｓ」－－［♪挫けず夢を見ることは～、自分と戦ってること～、♪日毎（ひごと）に増える擦り傷を～、自慢してもいいくらいさ～］ってやつですね・・、それと同じく第4期のエンディングテーマであるＳｅｅ－Ｓａｗの「君は僕に似ている」－－［♪君の姿は僕に似ている～、静かに泣いているように胸に響く～］ってやつですね・・、もうこの曲を聴いたら、「DESTINY」ファンなら涙が出てくるでしょう・・・。（今でもこのＣＤは、よく車の中で聴いています・・）

ここまでくれば、完全にガンダムの世界ですから、一般の人にはついてこられないでしょうけど・・。では・・

お施主さんからのお礼

先日から何回も言っていますが、今年の年末年始は久しぶりにのんびり過ごしているので、頭の中が完全にオフ状態になっています・・。で、昨日の夜に2日ぶりに携帯電話を見てみると着信が1件入っていました。大晦日の夜の着信履歴で、昨年設計した共弥寿しのお施主さんからのものでした・・・。

大晦日の夜に携帯に着信があったという事は、何か急を要する不具合でも起こったのか・・、2日も経っているのでヤバイと思い、すぐ電話をして「すみません、2日も連絡しなくて・・、何か問題でもありましたか？」と聞いてみると「いや別に何もないですよ・・、驚かせてすみません・・、ただ昨年大変お世話になったので、もう一度お礼が言いたくて・・」というお話でした・・・。

こちらこそ、設計させて頂いて感謝しているのに、一年の終わりにもう一度礼を言うために電話をくださるとは・・。私は、お施主さんに喜んでもらえるのが、何よりも嬉しくてこの仕事をしている様なものですから、本当に有難かったです・・。どうも、有難うございました。
という事で、今年もちょっとでも多く喜んでもらって、そして感謝の気持ちを忘れずに頑張ります・・！！

ガンダムです・・・９

今年の正月は、家でのんびりすると決めていたので今日は、機動戦士ガンダム SEED DESTINY 「SPECIAL EDITION　砕かれた世界」と「SPECIAL EDITION Ⅱ　それぞれの剣」のＤＶＤを観ていました・・。それで・・、お正月という事で、［ガンダムです・・・］シリーズを3日連続でやる事にしました・・！！（ついてこれない方は、お許しを・・・）

という事で、ガンダム・シード・デスティニーに登場するセイバーガンダムです。アスラン・ザラの乗機するセイバーガンダムの最大の特長は、高速戦闘に主眼を置いて開発されいるため、戦闘機型のＭＡへの変形が可能（下の画像です）となっている事です。結果的には、キラ・ヤマトが乗機するフリーダムガンダムに破壊されますけどね・・。

今回、セイバーガンダムといっしょに写っているのは、イタリアの人気建築雑誌「ｄｏｍｕｓ896号」に掲載されているスティーヴン・ホールの設計によるアイオワ大学美術・美術史学部棟です。空間の配置と道筋の組み合わせの中に、「不定形な」幾何学が探求されていて、具体的なヴォリュームの代わりに、暗示されたヴォリュームがその輪郭を浮かび上がらせています。果たして、この第一級の芸術施設が、アイオワ大学をアメリカの芸術教育の頂点に立たせることができるでしょうか・・・。

初詣です・・。

あけまして、おめでとうございます・・・。今年も「滋賀 建築設計事務所イデアルの小さな独り言」をよろしくお願いします。

今日は、昼から近くにある早尾神社に初詣に行ってきました。実は、氏神である早尾神社に初詣に行くのは久しぶりなのです・・。（正月から仕事をしている年が結構多いので、初詣に行かない年のほうが多いかも・・）今年の年末年始は、ゆっくり家で過ごそうと決めていたので、今日は久しぶりに初詣に行ってこようと思って・・・。

それと、もう一つ気になる事があって、早尾神社の参道の途中に常盤稲荷というお稲荷さんがあるのですが、12年前に私と親友の岡本さん（建築構造設計アンド・アール主宰）といっしょに奉納した鳥居（幅2.0ｍｘ高さ2.3ｍ程の大きさで、朱色と黒色に塗られているものです）が、ここ数年行っていなかったので、どうなっているのかなぁ・・というのもあったのです。
で、行ってみると鳥居はちゃんと建っていました。木製で、しかも支柱は直接土に埋め込んであるのに、多少の腐食や劣化はあるものの、大きな損傷もなく（だいぶん色褪せてはいましたけど・・）きちんと存在していましたね・・。ちょっと驚きましたが、逆に安心もしました・・。

あの鳥居は、なんの木で造られているのでしょうね・・。（私たちは、奉納金を納めただけで、どんな材料で造られているのかは知らないので・・）私たちが、ふつう外部で使う木というと桧、ヒバ、ベイ松（使い方によっては杉も・・）とかで、デッキ材としては、イペ、ウリンなども使いますが、まずイペとかウリンで鳥居は造らないでしょうし・・、あと・・桧やヒバでも保護塗料をまめに塗り直してメンテしないと、結構劣化してきますしね・・。
親父（建築設計を40年ほどやってます・・）に聞いてみると、「たぶん杉だろう・・、桧じゃないと思うけどなぁ～」と言っていました。まぁ、杉でもいろいろ種類があるのでしょうし・・、また、お稲荷さんの鳥居ですから「神がかり」的なものもあるのかも知れませんしね・・。それかあの朱色と黒色の塗装に何か秘密があるのかも・・・。

いずれにしても、この話を親友の岡本さんにしたら、「私も久しぶりにお稲荷さんに御参りに行く・・！」って言うに決まっていますので、私は近日中にもう一度、常盤稲荷に御参りに行く事になりそうです・・・。