滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

2008 F1 第3戦バーレーンGP

2008年04月07日 | F1
F1第3戦の舞台は、周囲の砂漠から細かい砂がコース上に吹き込むバーレーン・インターナショナル・サーキット。F1ドライバーは、この滑りやすい路面状況の中、今年から禁止されたトラクション・コントロールなしのマシンでレースに挑みました・・・。

レースはフェリペ・マッサ(フェラーリ)が、終始ミスのない安定した走りでレースを支配し、そのままコ゜ールして今季初勝利を飾りました。2位にはキミ・ライコネンが入り、これも今季初のフェラーリ1-2フィニッシュとなりました。開幕からの2戦がノーポイントだったマッサは、これでフェラーリでの存在価値を少しはアピールできた・・というところでしょうか?(バーレーンでのコースコンディションでノーミスで勝てたことは、そこそこ評価できるのでは・・。)

今回のGPで、注目を集めたのがBMWザウバーのロバート・クビサです。自身にとって、またチームにとっても初となるポールポジションを獲得しました。決勝レースでは、フェラーリにもう一歩およばないものの、その差は縮まっているのは確か・・、フロントノーズに付いている牛の角のような空力パーツが、最初はヤボったく思えたのが、不思議なものでマシンが速くなるとカッコよく見えるようになってきました・・。

ハミルトン(マクラーレン)は、スタートの失敗がすべてでした・・。マシンのトラブルか、それともTCレスマシンのえじきになったのか・・、そのあと焦りがでたのか・・アロンソ(ルノー)に追突してフロントウィングを無くしてピットイン、コースに復帰するもののノーポイントでレースを終えました。追突したのがアロンソというのも因縁めいたものが・・、いずれにしてもノーポイントは痛いでしょうね。

ウィリアムズの中嶋一貴は、ただ一人のワンストップ作戦をとったものの、功を奏さず14位でフィニッシュ。チームメイトのニコ・ロズベルグは8位入賞で1ポイントを獲得しました。ロズベルグの予選での速さや決勝でのポイントゲットを考えると、このままでは一貴の評価が微妙に・・、ヨーロッパラウンドからの活躍を期待しましょう。

という事で、次回からいよいよF1の本場ヨーロッパラウンドに突入します。第4戦スペインGPは、2度の王者を獲得したフェルナンド・アロンソの母国GPです。今季は、戦闘力で劣るルノーに移籍して苦しい戦いを強いいられているアロンソですが、母国では彼の腕っ節による鬼神の走りを観たいものです・・・。








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園城寺の夜桜と勧学院障壁画公開

2008年04月04日 | アート・文化
Photo


2008

昨日の記事でも言っていたように、今日の夜はライトアップされている三井寺(園城寺)の夜桜を見に行ってきました。
でも・・、駐車場付近の桜はそこそこ咲いていましたが、山門をくぐって境内に入るとまだ二分か三分咲きと言ったところで、夜桜見物という感じではありませんでした・・。下の画像は、ライトアップされた三重の塔と咲きかけの桜の一枝です。(こんな感じで、あんまり咲いていません・・。)

それで、今日から3日、4日、5日と三日間に限り、午後6時30分~9時まで特別公開されている勧学院客殿の障壁画を拝観してきました。
現在の勧学院客殿は、豊臣秀頼の命を受けた毛利輝元によって、1600年に再建されたものです。桁行七間、梁間七間、一重入母屋造、正面軒唐破風付の総杮葺で、国宝に指定されています。光浄院客殿と共に、桃山時代を代表する初期書院造りの遺構として、日本建築史上において貴重な位置を占めているそうです。
一之間及び二之間の著色画[上の画像]は、狩野永徳の嫡男である狩野光信によって画かれたものです。光信は永徳のあとを継いで豊臣家に仕え、のちに徳川家の御用絵師を勤めました。その筆法は父永徳の豪放とは対照的で、静雅で情趣的な美しさを特徴としています。(ちなみに、この障壁画は重要文化財に指定されているそうです。)

案内の方に「保存状態がいいんですね・・」と尋ねると、普段は滅多に開けることがなく、ほとんど閉めっぱなしにしているそうです。やはり、ある程度の湿度を保っておかないといけないのでしょうね・・。(乾燥するのと日射しの照り返しが怖いから、夜しか公開しないのかな・・?)

いずれにしても、今日は夜桜はもう一つでしたが、思わぬもの(障壁画)が観れてよかったです・・・。





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もうすぐ満開・・?皇子が丘公園の桜2008

2008年04月03日 | 季節の花
2008501


200801

私の散歩コースである皇子が丘公園の桜が五分咲きぐらいになってきました・・・。
4,5日前までは咲きそうな気配はなかったのですが、昨日と今日と二日間いい天気で暖かかったので一機に咲き出したという感じです。

今日は平日なのですが、春休みということもあって、早速に子供連れの家族や仕事仲間らしきグループなど・・、結構多くの人が花見に来ていてにぎわっていました。外国人のグループもシートを広げて花見をしていました・・。(彼らの国にも桜があって、花見の風習があるのかな・・。)

下の画像は、先日・・公園にある白木蓮の花のお話しをしたときに、公園内には木蓮の木もあるのですが、まだ咲いていませんでしたと言っていた木蓮の木です・・・、今日は少し咲きかけていました。(赤紫色の花がきれいでしょ・・。)

しばらく天気も良さそうなので、この様子だと皇子が丘公園の桜は、6日の日曜日あたりがちょうど見頃になるのでは・・・。(その日曜日の天気が微妙なのですが・・・)
明日の夜は、ライトアップされている三井寺(園城寺)の夜桜でも見に行こうかな・・?





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久しぶりの構造計算・・?

2008年04月01日 | 建築
今日は久しぶりに構造計算をしました・・、そして疲れました・・・。
と言うのも、昨日の夜に親友のOさん(建築構造設計事務所を主宰)からいきなり電話がかかってきて、「忙しい・・?、お願いがあるのやけど・・」ともち掛けられ、「なに・・?」って聞くと、「明日中に鉄骨3階建ての事務所の部材サイズが分かるように構造計算してほしいんや・・」というお願いでした。

「いきなり明日中にと言われても・・」と言っていたのですが、Oさんはメチャクチャ忙しいうえに、予定していた段取りが狂ってどうにもならない様子だったので、「明日中に何とか部材サイズが分かるように計算しましょう・・」と引き受けてしまいました。(親友が困っているのに知らんぷりもできないですしね・・。)

私は、以前(8年ぐらい前まで)は構造計算を専門にやっていました。現在は意匠設計活動を中心にやっているので、自分が設計する建物は自分が構造計算しています(基本計画の段階から同時に構造計画も取り入れられるので理想的かつ合理的です・・)が、それ以外の建物の構造計算は基本的にはしないようにしています。
今回のように親友のOさんが忙しいときには、たまに応援で構造計算をしたりしていますけどね・・・。

それで・・、昨日の夜から怒涛の如く構造計算ソフトに建物を入力して解析しまくって、先程なんとか部材サイズを確定できたので、Oさんに連絡したところです・・、明日の朝にOさんが資料を取りに来てくれるそうです。(フーッ、疲れた・・。)
ちなみに、誤解がないように言っておきますが、こんな一日や二日で構造設計が出来るわけではありません。図面を書くのにそう大きく変わらない柱や梁のサイズを決めただけで、より詳細な検討を行ったうえで建築確認申請に添付する構造計算書及び構造図書を作成するには数週間はかかります。

明日は明日で、午後から民間の建築確認検査機構で構造計算の審査を行ってきます・・。(以前にも言いましたが、週に2回程度、構造の審査の応援を頼まれているので・・)
私もけっこう忙しいのですけどね・・。(自分の仕事もやらなきゃいけないし・・・。)










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