2015.11.13(金)
浅草六区通りに続く「ひさご通り」中ほどにあり、江戸から受け継がれた工芸品が無料で見学できます。
ひさご通りの商店街
2F館内展示状況
すだれ、指物、押絵羽子板
箪笥、鏡台、家具に釘を使わない「指物」
歌舞伎の流れをくむ江戸文字「手描き提灯」
雛人形、五月人形、市松人形などの「衣裳着人形」
うちもの細工の「銅器」
神輿の餝(かざり)金具
神仏具、欄間などの「木彫刻」
櫛、かんざしの「べっ甲」、印鑑、根付の「象牙」細工
武具の飾り紐から和装の「くみひも」へ、和竿
廃刀令後、刀剣職人が「はさみ」、「包丁」の打刃物に
弓矢の矢をする「ヤスリ」、大根おろし金
★浅草は、江戸の下町として芝居小屋や吉原など一大盛り場として栄え、また隅田川からの材料運びが容易、歌舞伎道具、神社仏閣などの需要から工芸品の職人が集まり、伝統工芸が育まれる。
★写真に載らなかった、江戸刷毛、江戸木版画、江戸切子、東京仏壇、弓矢、江戸押絵羽子板、江戸つまみ簪(かんざし)、などが展示されている。
台東区伝統工芸職人展 http://blog.goo.ne.jp/iiji_goo/e/7df0d4776c1156036dd93a47e84264a6
★下町浅草には、伝統職人の他にも、皮、靴、鞄、ベルト、刃物、袋物、下駄、草履、鼻緒、帽子、料理(寿司・そば・天婦羅・川魚)、演芸など多くの職人がいます。
★ 隅田川に流れ込む山谷堀周辺には、材木、竹、土、砂利、石、髪などの建築資材を扱い、大工、左官、タイル、鳶、表具経師などが多くいます。