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さきたま古墳群と忍城 2017.7

2017-07-18 18:36:13 | 史跡

2017.7.16(日)

3連休の中日に、行田市の史跡「さきたま古墳群」と「将軍山古墳展示館」「史跡博物館」すこし離れた「忍城」を訪ねる


  

稲荷山古墳 全長120m 高さ11.7m前方後円墳  最も古く5世紀後半で、国宝の「金錯銘鉄剣」が出土、ワカタケル大王(雄略天皇)に仕えた親衛隊長の墓

 

将軍塚古墳  全長90m 発掘調査で鉄製のよろい、馬具、太刀などが出土 墓の周囲には円筒埴輪がずらりと並んでいる

 

二子山古墳 全長138m                        丸墓山古墳  全長105m 高さ18.9m 石田三成が陣を構え石田堤を築く

 

愛宕山古墳  全長53m                                  瓦塚古墳 全長73m 

   

奥の山古墳  全長66m                                    中の山古墳 全長79m

  

鉄砲山古墳 全長112m  むき出しの土が発掘跡調査中             浅間塚古墳の上に前玉神社が1500年以上の歴史を残す

 

「さきたま史跡博物館」 

 

 

 国宝「金錯銘鉄剣」 115の金象嵌文字が刻まれている                  瓦塚古墳から出土

  

稲荷山古墳の埋葬図 金錯銘鉄剣、神獣鏡、鉄斧、矢、鉾、鞍など      将軍山古墳の埋葬状態  馬具、太刀、鉾、鉄製防具など                                    


 「忍城」

石田三成による二万人の水攻めに、負けることなく二千人の領民、兵でひと月耐えたが、北条勢の小田原城が落城したため開城する  

 

忍城(行田市郷土博物館) 昭和63年再建

 

 丸墓山古墳に三成が陣を構え、28kmの石田堤を1週間で築き水攻めする      江戸末期の忍城と古墳群が描かれている

 

 


 ★ワカタケル大王の銘がある鉄剣を出土した「稲荷山古墳」、「将軍塚古墳」の副葬品、馬具などから当時の埋葬の様子がうかがえ知れる。

★5~7世紀にかけて作られた40基を超える古墳群が、現在8基の円方後円墳と1基の大型円墳があり、2基の発掘調査以外は手つかずの墳墓

★前から訪れたいと思っていた映画「のぼうの城」、忍城が、広大な沼地に築かれ、秀吉の水攻めの対象になる。


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