世界的な食糧危機、地球環境の変化によって、誰もが人類の滅亡を見守ることしかできなくなった近未来。
新たに発見された宇宙のワームホールを利用し、惑星間を旅する人類の限界を超越した冒険を追っていく。
監督は、「ダークナイト」3部作、『インセプション』のクリストファー・ノーラン。また、製作総指揮とコンサルタントを、重力理論、ブラックホール、宇宙論の研究をしている物理学者キップ・ソーンが務め、最新理論を映像に反映したという。この3時間近い映像を70ミリとかシネラマで観たいと思った。
『2001年宇宙の旅』に出てくる謎の岩のようなロボットを見たときは、こんな形状では役立たずで奇をてらったと思ったが、考えもしない助っ人たり得て意表を突かれた。
この映画を観て、超常現象等はあるいは5次元の世界では起こりうるのではと思ったりした。
アインシュタインの相対性理論では「座標」をもつ。
0次元は点の世界、1次元は線(長さ)の世界、2次元は縦と横の世界なので面の世界だ。 3次元は縦、横、奥行きからできた立体であり、空間だ。
空間に時間を加えて、われわれがいる4次元になる。空間に時間軸が加わったといえる。
3次元では、肉体を固定され時間に拘束されるものが、5次元の世界は、時から解き放たれ肉体をも解き放した世界らしい。
いまの4次元の束縛を超えられるのは、現在のところは重力以外には考えられないという。「重力」から解放されると時間さえ自由に行き来できるということか?
つまり、タイムマシンのように時空を超えて過去にも未来にも自由に行けるらしい・・・。
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しかし、現在のように急速に地球環境が変化してくると、数百年後には現実に食糧危機が訪れるかも知れません。
CO2排出大国の中国やアメリカは真剣に削減に取り組んで欲しいものです。
地球はあなたたちだけのものではないのです。
>山門にも登れて都の絶景を望んで、石川五右衛門をまねてひと法螺吹きました。
時間の関係で山門にも上がれませんでした。
都の絶景を見たかったですね。
>超常現象等はあるいは5次元の世界では起こりうるのではと思ったりした。
iina様がそのように感じると言う事は・・・
単なるSFを越えた映画の魅力がある様ですね
桜のころにも、厚生寮を利用してますが、ここには寄らず哲学の道を歩きますから、桜の印象がありません。
そして、水路閣との対比も面白い南禅寺です。
[ インターステラ― ]は、宇宙観に新たなイメージを吹き込んだかと思えます。
拙記事には、5次元の世界まで及びましたが、映画は肩肘張らずに楽しめます。
遠景か滝の接写になっているイメージでした。
巨石文明の跡を思わせる奇岩に囲まれたところから、滝が落ちる景観も、豊な自然の中なのが好感できていいものです。
[ インターステラ― ]は、おすすめ映画です。
「2001年 宇宙の旅」を、テアトル東京でシネラマで鑑賞しましたが、この映画をシネラマないし70mmの大スクリーンで
観たく思いました。
「ドラえもん」のどこでもドアーで好きな所に出入りできたら素晴らしいです。
しかし、彼らを予想できたとはSF物がお好きなのですね。
(相木悟の映画評)さん へ
本がひとりでに倒れる等の不思議な現象が起こる伏線も彼らも、ラストに巧く着地しました。
なるほど進化する着想はあるいは、彼らの存在が導いているのかと神の遠謀(?)を思いました。
(★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★)さん へ
>本棚のポルターガイストや腕時計などなど...最後に繋がった時は泣けました。
伏線が巧くばらまかれて、最後に巧妙に噛み合いました。腕時計は、デジタルでなくアナログだったことも味噌でした。
>必ず、帰ってくる。それは宇宙を超えた父娘の約束――。
物語りがはじまると、この映画のキャッチコピーを忘れてましたが、なるほど還ってきました。
博士に騙され、いったいどのように映画を収束させるか不安でしたが、なかなか巧く帰還したのでした。
(水曜日のシネマ日記)さん へ
そうでした、「ゼロ・グラビティ」もことしの作品でした。
上映時間がわずか91分の短さでしたか。
本作は、169分ですからほぼ3時間でしたが、導入部分が間延びしたという方もいるようですが、飽きることもなく物語りに惹き込まれました。
本作の評価点:88点とは、意味深な点数です。
>この映画のモティーフは、〈円〉である。
なるほど8を横に寝かせると∞ですから、メビウスの輪も∞状であり、出ていくと再び元の位置に舞い戻ります。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/ea3c6f904252e587bca00962a4ee469b
menfithさんも、伏線を配するのですね。
(そーれりぽーと) さん へ
速度の上限は光速なので、光速に近い速さで運動する宇宙船はほとんど時間の進みがないことになるらしいです。
でも、地球では当たり前に時は過ぎています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E9%81%85%E3%82%8C
ブラックホールの中では、空間が歪んでいるから時空を超えて進むのでしょうか? これは、よく分かりません。
(映画と本の『たんぽぽ館』) さん へ
IMAXが故障することもあるのですね、不運でした。
しかし、さすがです。スマホなどで映画館を検索して上映に間に合う所へステップアップするなんて今風です。おまけに1万歩に貢献できたとなれば、アナログ生活健在です。^^
(♪HAVE A NICE DAY♪) さん へ
こんな歌がありました。
きっと帰って くるんだと
お岩木山で 手を 振れば
あの娘は小さく うなずいた
茜の空で 誓った恋を
東京ぐらしで 忘れたか
帰っ てこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
interstellarは、形容詞で「 星と星との間の, 星間の.」という意味だそうですね。
>台詞や行動すべて伏線であるのに気づく。
そんな構造になってました。^^
5次元の世界を体験してきたような気持ちにさせられました。
重力から解き放たれるとタイムマシン並みに時空を超えられるのですね。ということは、タイムマシンとは別物ということですよ。
(或る日の出来事)さん へ
>歩くコンピューター(それだけでも、びっくり?)が、人間の大ピンチのときには猛スピードで動いたことだ!
まさに、驚きでした。
TB後に、いままでブログに載せた宇宙論をまとめてアップしました。
(勝手に映画評)さん へ
>撮影にあたっては、可能な限りのリアルを目指したらしいです。それは、単に映像的にと言うことだけでは無く、科学的にも、現在の知見で考えうる最高の考証を行ったらしいですね。
そうであるらしいですね。そのおかげでかイメージ的に納得させられた気分になります。
5次元の世界を、いま少し掘り下げて勉強したいです。
(向う岸) さん へ
<ここからネタバレ!>からは、要所を説き明かした過ぎた完全なるネタバレ・オンパレードです・・・。
たしかに、此方の世界でなく跳び抜けた「向う岸」の彼岸な解説どした。(^^ゞ
この段でいくと、拙宅はまったく内容に触れませんから何の断も下しようがありませぬ。
コメントに進むと、弾みで段々とネタバレ気味ですが、円団になって現れますから、暖でも取りながらお読みください。
ハイ、「だん」を連ねて綴りました。 m(_ _)m
アン・ハサウェイに見覚えがあると思ってましたが、「レ・ミゼラブル」の他に「ダークナイト ライジング」ではキャットウーマン
を演じていましたか。φ(..)メモメモ
「STAY」のメッセージが、巧く効きました。
(パピとママ映画のblog) さん へ
映画では、冷凍睡眠状態を水液の中で過ごしていました。
現代は、遺体を半永久的に冷凍保存するのに15万ドル出せば可能らしいですよ。生き返ることは、将来テクノロジーが進化
することに期待するそうです。
(だらだら無気力ブログ!)さん へ
>3時間の作品なんて絶対途中でトイレに行きたくなるやん、座りっぱなしで腰痛くなるやんって、観に行くの躊躇っていたんだけど、・・・
たしかに、何人かがトイレに立ちました。
準備万端、整えて着席しますから、映画館に来て途中で席に立つなんて考えられないですが、いるのですねぇ・・・?
>もの凄く見応えのある内容で大満足。
左様でした。
(日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)さん へ
>ノーランが「2001年宇宙の旅」の先、を見事に映像化したことで、これでやっと S F も21世紀を迎えた!
この映画に関してトラックバックを拙宅に2個ありましたから、かなり入れ込んでいるのを感じました。
クリストファー・ノーラン監督は、文字通りノーヒット・ノーランを地で行っている気がします。
インスピレーションを刺激する超常現象とかブラックホール突入は、未体験な映像解釈ですが、あらゆる伏線が
収束するのを目撃すると納得させられてしまいます。
(ゆっくり歩こ。) さん へ
3次元の縦、横、奥行きからできた空間に時間を加わった我々がいる4次元になります。さらに「重力」から解き放たれた世界
が5次元らしく、時空を超えて過去にも未来にも自由に行けるらしいです・・・。
(映画の話でコーヒーブレイク) さん へ
>テーマの「時空を超える」部分に どうしてもついていけませんでした。
前半の超常現象等の伏線を、次々に収束させ終盤で数式にヒントを与えて、ラストに宇宙の果てから帰還できたことを
目撃することを通して当事者に引き込まれてますから あながち嘘っぱちでもなさそうだと思わされました。
それに、40 トラックバックと4 コメントでした。 ^^
「重力」から解放されると時間さえ自由に行き来できる「5次元の世界」があるらしいのですが、・・・果たして?