「教」は新字で、旧字に直すと「」。「爻」と「子」と「攵」からできています。
「爻」は交わる、「子」は文字通り子供を指す。
では、「攵」は何かというと、なんとムチを打つことを意味しています。
「攵」が「教」の字に含まれるのは、当時の教育にムチが使われ、勉強しない子供は容赦なく打たれたということです。
古代中国は体罰の批評などまったくなく、真面目に勉強しない子供には、いたるところで体罰が行われていた . . . 本文を読む
浅草の北端に明治天皇行幸對鴎荘遺蹟が建つ。
白鬚橋の西詰め南側に対鴎荘(たいおうそう)跡を示す立派な石碑だ。明治6年の征韓論をめぐる政変で昏倒した三条実美がこの別荘で療養していた。
現在、対鴎荘の建物は多摩聖蹟記念館(多摩市連光寺)に移築された。
iinaは高校生のころ、多摩聖蹟記念館の近くに住んでいたが、三条実美の対鴎荘のことは全く知らずに、山頂からの眺めをたのしんだものだ。
碑は田中光顕の筆 . . . 本文を読む
子母澤寛(しもざわ-かん)を、「こもざわ」と間違えて読んでいた。
読み終えた『勝海舟』全6巻は昭和16年10月から21年12月まで新聞に連載された。
その間、敗戦によってそれまでの価値観がくつがえった。GHQからも新聞に小説を載せるなと、いわれた。ところが、「これは、江戸城明け渡しにかこつけて、アメリカ軍の進駐をわかりやすく解説しているような小説だ」と説明して、掲載をつづけることができたという。 . . . 本文を読む
黄色い銀杏の葉を敷いた自然の実写と小人の妖精のファンタジーフォトは、中村都夢の世界。季節ごとに載せはじめて、ことし5作品目。
同時に、iinaのデザイン・テンプレートも秋模様に変えました。今朝、通った隅田公園内も落葉が目立ち始めました。清掃員が忙しそうに、落葉とゴミを拾っていました。相当数の方が従事しているのですね。
- 1作目 - つくし
- 2作目 - あじさい
- 3作目 - ひまわり . . . 本文を読む
ブログをつづる際の、リンクの仕方がよく理解できないという方に説明します。
リンク先をホームページにしたり、画像にすることもでき、「概要文」の使い方も説明します。
BLOGの写真貼付方法もリンクさせました。 . . . 本文を読む
こどもの自殺が問題になっている。先日も、中学生がいじめで自殺した。学校側は当初いじめはなかったと説明したが、1年のときの担任がことばによるいじめをしたといい、それを契機に、生徒によるいじめに発展したことが明らかになった。
それも両親が問い詰めて明らかになった。両親が学校を相手になじっている姿がニュースに流れた。
不幸なことだ。しかし、どうも釈然としない。
いじめは悪い、しかし、手を下されて殺さ . . . 本文を読む
勝海舟が刺客に対処したときの話。幕府側の勝宅に江戸を取り締まる新徴組の某が、玄関に訪問した。
勝は、あえて帯刀せず某に、
『「おやじの小吉は、若い時分によく方々へ喧嘩を売りに行ったっけが、その時にね、相手の玄関に立って、その対手が出てきた時に、ぷうーと一つ、大きな屁をしたそうだよ。その屁がうまく出たら、その喧嘩はきっとこっちが勝つ。若し、そ奴が出ない時は、こっちの尻の穴が縮んでいるんだから、もう . . . 本文を読む
物を買ったり、飲食したときに発行される領収書は、3万円以上に印紙が貼られる。収入印紙とは、何なのか調べてみた。
課税されるのは、印紙税法で定められた課税文書と呼ばれるものとある。つまり課税文書であれば所定の印紙を貼らねばならないことになっている。つまり税金だ。
消費税導入以後も続いている。よく考えると二重課税されているように感じる。
印紙を貼り忘れた場合は脱税になり、印紙税額+2倍の過怠税がかか . . . 本文を読む
浅草公会堂のスターの広場にある手の像をiinaは「手っちゃん」と名づけました。昔、そんな手のマンガがありました。ここに手形を顕彰している方が亡くなると台東区より弔いの献花が置かれます。先月の末は、三人も立て続けに亡くなり献花が三基並びました。合掌。
9月24日、肺炎のため84歳で死去した俳優で霊界研究者の丹波哲郎さん。同日、肺炎のため87才で亡くなった人形浄瑠璃文楽の人形遣いで重要無形文化財保持 . . . 本文を読む
浅草の伝法院通りが江戸の町によみがえった。浅草寺に参っての帰りに、宝蔵門の先の仲見世を歩き、最初に交差する道を右に進むと、伝法院通りだ。沿道のお店に江戸風物を採り入れて描いたシャッターは、なかなか面白い。朝早くか夜に訪問してみてご確認ください。祭日の今日は、こんなにがらんとしていないのでご留意を。お店は、衣装着や衣装道具、革製品や骨董品などが並んでいる。
下の鎮護大使者ののぼりは、前回登場の鎮護 . . . 本文を読む
浅草の奥山には、上のようなひょうたん池があったという。塔は凌雲閣(通称十二階)。浅草寺の寺領だった火除け地の田圃を明治16年に埋め立てた興業地で、掘り出した跡がひょうたん池になった。
しかし、池は昭和26年に埋められ、新世界と呼ばれる娯楽施設に生まれ変わり、現在は場外馬券売り場に姿を変えて今も賑わっている。
浅草は元々浅い沼地であったわけで、浅草寺本坊-伝法院の庭にある心字池が(小掘遠州の作)、 . . . 本文を読む