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法隆寺参道の地鎮具

2012-01-18 09:28:00 | 「isao流法隆寺の謎」
 法隆寺の東大門と西大門のほぼ中間地点、西院伽藍回廊の出口を南に来た参道から、奈良時代初期に埋められたと思われる地鎮具が見つかっています。地鎮具は蓋のある土器の中に和同開珎と金箔が入っていました。
なぜ参道に地鎮具を埋納したのでしょうか。?? 聖徳太子が建立したとされる法隆寺(若草伽藍)は670年に消失、その後、710年代に現在の法隆寺(西院伽藍)が再建されています。法隆寺再建当時の地鎮具が見つかったこの位置は、南大門と南大垣の外になり(現在の南大門は平安末期に移設された)、また若草伽藍推定地からも外れており、一般道路に地鎮具を埋めたことになります。 とゆうことは、若草伽藍が消失して法隆寺再建のころまで、この地に何らかのお堂か祠のようなものがあったのではないかと考えられています。? 参考資料;法隆寺防災施設工事発掘調査報告書
 写真 赤丸印が地鎮具の見つかった場所、左の×印は伏蔵のある場所

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