「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

ホシダ登り始め

2008-01-06 22:48:38 | クライミング
年が変わっても生活が変わるという訳ではない。行きつけのホシダで今日は登ってきた。ホシダに行き始めてから今年で十年目になる。
40人の定員に近い人数になると、さすがにルートも混んでいてなかなか思うようには登れなかった。
この十年で顔ぶれは変わってしまっているが、いつものホシダの情景だった。当初からの人も数人混ざっているが、ほとんどの人は最近の人たちだ。長い間飽きずにやっているなぁ~と我ながら感心する。十年前に比べたら左右のハングも登れるルートが出来たし、十年にしては僅かだが進歩をしている。しかし、まだまだ登れないルートばかりだ。登れないということが、私の場合は続く一因かもしれない。
私がホシダに行き始めた十年程前に、60歳の3人程のグループをホシダで見かけ、凄いなぁ~と思って感心していた。そのうちの一人は少し前までホシダで見かけていたが、もう来られていない。その頃から見ると今では60歳以上の人も珍しくなく、だいぶ増えているが全体からの割合は当然少ない。私も、60歳までにもう僅かしか残っていない。
これからクライミングを長く楽しむには、ホシダは適しているかも知れない。それは、岩場に比べると安全だというのと中高年の仲間が多いということ。それに、家から行きやすいという条件が揃っている。平日、いつ行ってもビレーをしてもらえるのも大きな魅力だ。
よく考えたら、ホシダでも70歳以上といえば一人だけしかいない。自分の年齢を考えたら、あと十年も続けられるとは思わないが出来るだけ細く長くクライミングや山は楽しんでいきたいと思った。
いや、今私がやっていること全て、たとえ進歩しなくてもあと十年続けられればいいなあと思った。
私も知らない間に歳をとったものだ。