「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

もうテープ録音は?

2008-01-18 23:57:23 | 雑感
ある人から、お盆や命日に流してるお経のテープをCDにしてほしいと頼まれていたのを思い出し、久しぶりに時間が出来たので届けて来た。パソコンにカセットデッキを接続して音楽ソフトに取り込んでiTunesで作成した。
音楽を昔はテープでよく聞いていた。レコードはわざわざテープに録音し直して日々聞いていたが、そういえばCDが普及してテープで音楽を聞くということは全くなくなってしまったことに今ごろ改めて気がついた。
本箱の引き出しに、いっぱい残骸のテープが詰まっているがそろそろ処分した方がよさそうだ。何もかも捨てられないでいることにも改めて気がついた。
目の見えない人が本を読むのは、今までは点字かテープ録音だったが、今ではDAISY図書と言ってCDに移行している。
私たちが朗読をするのも、いまだ旧態依然とテープ録音しているが、そろそろきっぱりとデジタル録音に切り替えた方がよさそうだ。徐々にテープデッキでの録音からデジタル録音器か、パソコン録音へ変わりつつあるのに、朗読ボランティアの高齢化で、なかなか人間がデジタル化出来ないでいるのが現状のようだ。
歳をとるとなかなか新しいことを取り入れるのに苦労するし、億劫になるようだ。歳とともにより柔軟な頭と好奇心を持っていないと、何事も落ちこぼれてしまう。またいろんなことにアンテナを張っておかなければ、情報難民になってしまう。
せっかく、今までやって来たことだから時代の流れにも付いて行かなければならないと思った。ほんとうに、何をやっても大変だぁ。
実家の母がコーヒーが好きで、いつもドリップしている。耐熱ガラスのポットを割ってしまったので、楽をさせてあげようと保温ポット付きのコーヒーメーカーを買って持って行った。何度か入れ方を実習した。また保温まで出来ているのを知って、「便利やなぁ~」と感心しているのだが、3回の講習でもまだ自分で入れられないでいる。今日も電話で「蓋が開かへんから、コーヒー入れられへん」という電話があった。やれやれ!
そういえば乾燥機付きの洗濯機のときも携帯電話も大分講習会をしたっけ。新しいことを吸収するのには、やはり若いということが一番の条件のようだ。
しかし、一番は諦めないことだとつくづく思った。