前夜発で御岳スキー場で仮眠。日帰りという計画で御嶽山に登ってきた。今期初めてのプラブーツは重かった。結局は8合目あたりで、引き返してしまった。
「木曽のなぁ~,御嶽山は…」という民謡は知っていたが、何故か今まで登るチャンスはなかった。当初の計画は八ヶ岳だったが、最近天気が冬型で安定していないために急遽御嶽山行きが決まったのだ。私以外のメンバー二人は,何度も冬の御嶽山には登ってるという。三千メートル峰だが、スキー場がありゴンドラで一気に2200メートルまで登れ、そこからピークを目指すというので,日帰りでも可能だというのだ。しかし最近私は前夜発というのが辛くなって来ている。車での仮眠というのも辛い。
私は、ちょうど森林限界を越えたあたりから,急に動悸がして頭痛がしだした。最初は急登なので息が上がってるのだろうぐらいに思っていたが、心臓の鼓動の早さと音が何だか今までに経験したことがないような感じだった。
ここまでの時間も2時間半ほど掛かってる。ここのところの冷え込みで,一気に積もった雪のラッセルで時間も掛かったようだ。相変わらず空もどんよりとして、頂上は灰色に被われ空と一体化している。風も強く、ほっぺに当たる風は刺すように痛い。気分は少し休んでいるうちによくなったが、結局はここから引き返すことになった。下山は登りに比べるとあっという間だった。降りてしまうと何んだかもったいない気持ちもしたがしかたがない。
そのあとは、なぜあんなにしんどくなったのかと不思議に思える程、何ともない。一気にゴンドラで登って来たのと日頃の疲労がたまり、軽い高山病になっていたのかもしれないと思った。
このルートは、「日本雪山登山ルート集」(山と渓谷社)によると途中で一泊にになってる。そうすれば、無理もなく登れたかなと、あとになって思う。いずれにしても、4時の最終のゴンドラに乗るには頂上まで日帰りでというのは,今回の雪の状態と天気では無理だったと思う。ちなみに、前日に入っていたパーティーがあった。そのパーティーも8合目までのトレースだった。
もうそろそろ無理が利かない。ゆとりのある山行をしなくてはいけない。
帰ったときには、もう御嶽山はいいかなと思っていたが、これを書いているうちにリベンジしたくなって来た。
御嶽山は、やはり頂上を踏まないと値打ちがない山だと思う。
山は不思議だ。どんな思いをしてもまた向かいたくなる。
写真はゴンドラの終点からスキー場を見下ろしたところ

「木曽のなぁ~,御嶽山は…」という民謡は知っていたが、何故か今まで登るチャンスはなかった。当初の計画は八ヶ岳だったが、最近天気が冬型で安定していないために急遽御嶽山行きが決まったのだ。私以外のメンバー二人は,何度も冬の御嶽山には登ってるという。三千メートル峰だが、スキー場がありゴンドラで一気に2200メートルまで登れ、そこからピークを目指すというので,日帰りでも可能だというのだ。しかし最近私は前夜発というのが辛くなって来ている。車での仮眠というのも辛い。
私は、ちょうど森林限界を越えたあたりから,急に動悸がして頭痛がしだした。最初は急登なので息が上がってるのだろうぐらいに思っていたが、心臓の鼓動の早さと音が何だか今までに経験したことがないような感じだった。
ここまでの時間も2時間半ほど掛かってる。ここのところの冷え込みで,一気に積もった雪のラッセルで時間も掛かったようだ。相変わらず空もどんよりとして、頂上は灰色に被われ空と一体化している。風も強く、ほっぺに当たる風は刺すように痛い。気分は少し休んでいるうちによくなったが、結局はここから引き返すことになった。下山は登りに比べるとあっという間だった。降りてしまうと何んだかもったいない気持ちもしたがしかたがない。
そのあとは、なぜあんなにしんどくなったのかと不思議に思える程、何ともない。一気にゴンドラで登って来たのと日頃の疲労がたまり、軽い高山病になっていたのかもしれないと思った。
このルートは、「日本雪山登山ルート集」(山と渓谷社)によると途中で一泊にになってる。そうすれば、無理もなく登れたかなと、あとになって思う。いずれにしても、4時の最終のゴンドラに乗るには頂上まで日帰りでというのは,今回の雪の状態と天気では無理だったと思う。ちなみに、前日に入っていたパーティーがあった。そのパーティーも8合目までのトレースだった。
もうそろそろ無理が利かない。ゆとりのある山行をしなくてはいけない。
帰ったときには、もう御嶽山はいいかなと思っていたが、これを書いているうちにリベンジしたくなって来た。
御嶽山は、やはり頂上を踏まないと値打ちがない山だと思う。
山は不思議だ。どんな思いをしてもまた向かいたくなる。
写真はゴンドラの終点からスキー場を見下ろしたところ

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