皆さん、長い付き合いの友人で、すぐに連絡が取れて、ちょっと会える程度の間柄の人って、何人位いらっしゃいます
ちなみに私は、連絡は取れるのですが、遠方の人ばかりなので、直接会うのが厳しい友人が多く、ちょっと会える友人は2~3人しかいません
先月、嫁さんがブドウ狩りに行ったのですが、その時に現状の友人の話になりました
嫁さんは、社会人1年目から退職まで、同じ会社だったおかげか、かなり長い付き合いの友人が大人数います。
年齢を重ねても、何やかんやと集会があるようで、皆さん元気に出かけて行っています。
私の方は、現在の自分の会社までで、6社ほど入退社をしていますので、現在の友人は一つ前の会社の時と、現在の会社になってからの友人になっています
若い頃は、一人暮らしだったので、時間や都合など考えずに、週末の夜中なんかに訪ねてくる友人もいましたね。
最初の頃は、物があまり無い家なのに、食物持参で用も無いのに来ていました。
昭和50年代に最初の賃貸アパートを契約したのですが、台所と部屋は分けたかったので、見取り図だけ見て物件を決めました
これが良くなかったのか、台所スペースがかなり広かったので、大人数で集まって勝手に女子会をやっている連中もいました。
かなり長く住んでいましたが、引っ越しと同時にそのアパートでの友人達とは、現在は誰一人としてお付き合いがありません。
何社目かの会社勤めの時に、勤務先の移転があり、かなり実家に近い場所への通勤になった時に、ちょくちょく実家にも顔を出すようになりました
実家近辺には、幼少期の友人が多々住んでいて、皆まだ独身だったので、かなり自由気ままに暮らしていました。
一番親しい友人の部屋には、全自動雀卓まであったので、何時行ってもメンバーが揃う環境になっており、年中時間も気にせずに囲んでいましたね。
結局、会社が変わって仕事環境に変化があったり、結婚や出産で生活環境が変わると、自然と遠ざかっていく友人は出てしまいます
女友達は大抵名字が変わった辺りで、新生活や子育てもあるので会えないかなと思っていましたが、信じられない事に半数の連中は、かなり早い時期から日本を脱出して、最後の連絡はエアメールというのが多かったです
男連中は、こちらが結婚した時から、流石に夜中の突入とかは無くなって、両親の葬儀の時に合った頃から、電話連絡も無くなって行きました
人望が薄いのか、共通の話題が無いせいなのか、家族以外で年間で会話もしくはメールをする友人が、仕事の関係を外すと3人程度と言うのは寂しいですね
ま~時間さえあれば、作業部屋に籠って模型造っている人種なので、今更日の光の中に出るのも無理があります。
とりあえず、引き籠りになって、自律神経や副交感神経をやられない様に、ある程度の社交性を忘れずに生活して行こうかと思います。
長い記事になりましたが、最後までお読み下さった方々へ、ある程度の年齢になった時に、合わなくなって数年たった友人や、学生時代に親しかった友人で、名前と当時の会話を少しでも思い出せる間柄だったりしたら、何となく思い出した振りをして連絡を取ってみると、忘れ物が見つかるかも知れません
損得勘定抜きで、意味の無い会話の出来る友人がいる方を羨ましく思えます
何もしなくても、時は重なって行き、少しずつ歳を取って行きます
気が付いた時に、躊躇わずに会話を求めるのも、自分の歴史に影響を与えるような気がするので、たまには記憶を辿るのも良いかも知れませんね