朝起きて、物音や鳴き声が聞こえない中で、一人着替えてから階段を下りて、リビングを見渡しても何の気配も感じず、それでもトイレを見たりテーブルの影やカーテンの裏を見たりしてしまいます
2001年の6月から、21年半続いた猫達との生活が終了した感じです
命あるものとの生活ですので、何処かで別れは来る事は最初から理解はしていましたが、3年前のマリンくんからあっという間にセイラちゃんまで続けて逝ってしまったように感じます
今の家を建てる時に、注文設計にして猫との生活をメインにした造りにしているので、引っ越した際に最初から各所に色々と配置したものが、名残りの様に残った状態になっています
徐々に片付けて行かないといけないとは思いますが、嫁さんからも「暫くは落ち着かないからこのままでいいよ」と言われていますので、今は考えずに触らないでおこうと思います
結構好みが分かれていたので、敷物やクッション類はかなりの数が散乱しています
長椅子にはかなりの爪とぎの後が残っていますが、これはこのままで良いと言われていますのと、皮自体が丈夫なので、交換せずに残しておこうと思います。
仕事の合間の休憩の時や、最近は疲れやすい体質なので、猫と一緒によく寝転んで休憩していた場所です。
一番様変わりしたのは、小屋と寝床の集落場所ですね
歴代の小屋の中には、一度も使われずに捨てられた物や、よくここまでボロボロにするなといった感じになったものがあります。
最後に残ったものは、セイラちゃんが出たり入ったりしていた物だけになっています。
ここはポールの下の小屋の部分で、目の悪くなったレインちゃんの安住の住処になっていました
丁度、床暖房の範囲内にあるので、冬場もほんのりと暖かく、レインちゃんが使わなくなった後は。イリアちゃんが使う事が多かったですね。
そういえば、亡くなる前の最後の晩に、セイラちゃんが中を覗いていたのを見ています。
エサ台は、皆揃っていた頃は置き場が無かったので、ここ数年で増えた物になります
レインちゃんの体調が悪くなった頃に、立った姿勢での水飲みやご飯の時に、首を下げるのが大変そうだったので、買い始めたものです。
結果的に、ご飯の有る場所の認識と、楽な姿勢での食事が出来たので、その後は水場とご飯用に揃えておきました。
トイレは、若い頃のレインちゃんのオシッコが激しく、ドーム型でないと掃除が大変だったので、全てこのタイプになっています
最終的に二か所残っていますが、こちらの黄色いトイレの方の使用率が高く、手前の受け皿の掃除回数は、通算して数千回はやっていると思います。
ここ数年は、毎朝このトイレの汚れ具合の確認から始まるのが一日の日課になっていました。
もう一か所、リビングの中央にあるトイレは、セイラちゃん一人になってから、一回使われたかどうか程度の頻度になっていました
流石に勢揃いの時代は、両方のトイレ掃除だけで、一日最低二回はやらないとヤバい状態でしたね。
何時もブログの記載する模型等を、この上のガラステーブルで撮影してますが、このトイレの砂はここ数年補充してない状態でも、全く匂わないし綺麗です。
これ以外に、セイラちゃん用の大量のおやつやご飯、遊び道具や掃除道具、ビニール袋にブラシ類等々、棚の一角程度では収まり切らない程の未使用の猫用品が残っています
セイラちゃんの夕飯のウエットフードを出す事も無くなったので、皆への配分も出来なくなりましたから、その分のスペースを調整してセイラちゃんを迎える準備をしています
写真立てと水飲み用の容器を準備して、四兄弟が並んでしまう事になりました。
この場所ですが、家で唯一の和室が私の趣味の工作部屋なので、同じ部屋の中に設置している関係上、毎日見つめられて作業しています。