お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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2人の娘のお父さんです。孫も3人いるじーさんです。趣味はスポーツ観戦やサイクリング、読書など。ブルベは07年から走ってますが遅いです。仕事はリタイアし、「晴走雨読」の気ままな毎日です(^o^)
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房総を走る<その1>
サイクリング
/
2006年09月08日
※
霞ヶ浦を走る<その2>
より続きます
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●月日 06年9月3日(日)
●天気 晴れ
●ルート 鹿島神宮~(R124)~神栖~利根かもめ橋~銚子~犬吠埼~(県286)~(R126)~飯岡~(飯岡九十九里自転車道線)~(県30)~蓮沼~九十九里~白子~一宮~(R128)~御宿~勝浦~天津~(県181)~(県34)~横根峠~保田~金谷~(東京湾フェリー)~久里浜~(R134)~池上十字路~(県27)~葉山~(R134)~長谷~鎌倉大仏~藤沢~(境川CR)~自宅
◆サイコンによる記録
※鹿島神宮~金谷
距離 195.39km
平均時速 27.3km/h
※全行程
距離 245.31km
平均時速 26.3km/h
走行時間 9時間19分03秒
※06年の通算 6585.75km
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地図はこちら
(新規ウインドウで開きます)
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午前6時11分、鹿島神宮出発
昨日のお祭りの喧噪がウソのように静まりかえった午前6時の鹿島神宮。屋台もすべて店じまいしていた。散歩している人がひとり、ふたり。ジャージにレーパン姿で自転車に乗っているおじさんに、不審のまなざしを投げかける。気にしない気にしない。
さあ、これから自宅まで250キロの自走の旅が始まる。
鹿島神宮から銚子までが約50キロ。そして金谷までが約205キロ。Mapionのキョリ測で調べると、そういう数字になった。
休憩、信号ストップを入れた平均時速を20キロで走れば、10時間で金谷に到着する。ただ、距離が200キロと長いのでプラス1時間余裕をみると、遅くとも午後5時には金谷にたどり着ける。すると午後5時25分のフェリーに乗れ、久里浜から約50キロの自宅には午後8時半から9時の間に帰還できる。
グロスで平均時速20キロを維持するとなると、実際にサイコンに表示される平均時速は25キロ以上が必要。となると巡航速度は時速28~30キロとなる。向かい風でなければ頑張らなくても出せる数字だ。
フェリーの最終は午後7時25分。乗り遅れると、東京湾を自走で1周が待っている(ホントにそうなったら輪行しますけどね)。
にっくき(?)鹿の前で
しまった。鹿島神宮に「安全祈願」をするのを忘れた。
ここでは鹿は神の使いだそうだ。昨日は憎たらしかったが、今日はよろしく頼むよ。神さまに旅の無事をお願いしておいてね。
目指すは銚子。右下です
鹿島神宮からR51に出て、神社横を走る。木々が生い茂った神社は行けども行けども終わりがない。でかいな、ここも。
少しUターンする感じでR124に入る。予定では途中で国道を離れ、ライトマップルに「好景観道路」の表示のあった常陸利根川沿いの道を走り、再びR124に合流して犬吠埼を目指すことにしていた。
午前6時31分、神栖に入る
R124ってすごく気持ちのいい道だった。
休日の早朝なので車が少ないのは当たり前だが、ずっと2車線で路肩も広い一直線の道路。また、一直線だよ。ホントここも真っ直ぐ。おまけに信号も少ない。いくらでも走って下さいといわんばかりの道だ。巡航は時速35km。それぶっ飛ばせ~。
いい気になって走っていたら右手に利根川が見える。
あれ??
しまった! 通り過ぎた。
R124が唯一カーブしているところを道なりにまっすぐ行けば、好景観道路に出られるはずだった。そういえば、カーブあったな。しかし、あまりの気持ち良さにそのまま来ちゃったよ。おまけに好景観道路との合流地点も過ぎている。ありゃりゃ。
午前7時21分、利根かもめ大橋
通行料20円を払って利根川を渡る。距離は1.6km。長い長い橋は利根川の大きさを感じる。
利根川だ!
橋の向こうが霞んでいる。
利根川でかい!
そして利根川。多摩川、相模川がタバになってもかなわない。河口から10キロほどの地点なのだが、もう海だ、こりゃ。すげぇや。
午前8時4分、地球の丸く見える丘展望館。ここまで43.58km、平均時速27.6km
橋を渡ってR356に入るが、この道は片側1車線の細い道。路肩も狭い。普通の道だった。
やがて潮の香りが強烈にしてくる。銚子だ。海が近いぞ。
銚子駅手前で路地道へ入った。なるべくショートカットで犬吠埼まで行きたかったのだ。当然迷う。携帯のGPSで確認しながら名洗港を目指していると、「地球の丸く見える丘展望館」の看板が出てきた。行ってみよう。
丘なので当然登り。でもあっという間だった。展望館は午前9時からで、まだ開いてない。予定なら9時ちょっと前に着く予定だったのだが、距離が想像していたより短かくスピードも出せたこともあって、早く着いたようだった。残念。
はるかに屏風ヶ浦
入り口から上がったところにある展望台から太平洋を臨む。右手を見ると屏風ヶ浦。切り立った崖に打ち寄せる荒波。うわぁ、すげぇ。すさまじい風景だよ、ここは。
その後方にかすかに見える風力発電の風車・・・。あそこを走るんだよな、きっと。で、風が強いんだよな、きっと・・・・。
地球は丸い・・・のか
見渡す限りの大海原。島もなにもない。これが太平洋。これが水平線だ。そしてかすかに丸みを浴びている!? やっぱり地球は丸かったのだ。納得。
※房総を走る
<その2>
に続きます。
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房総を走る<その2>
サイクリング
/
2006年09月08日
房総を走る<その1>
より続きます
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犬吠埼を後にして、名洗から屏風ヶ浦へ向かう。
屏風ヶ浦は、映画やテレビドラマのロケ地としても有名らしい。断崖絶壁というと、2時間ドラマの告白シーンしか思い浮かばない。片平なぎさもここに来たのだろうか?
道は断崖絶壁の横を通っている。そしてアップダウンを何度か繰り返す。上に登ったときに、ちらりと横を見る。お~、素晴らしい風景。でも止まって写真は撮れない。高所恐怖症ですから。それに結構な上りだから、当然苦しい。
逆の下りのときは、当然気持ちいい。で、やっぱり止まりたくない。そのため、この区間の写真はありません。
午前8時43分、目指すは九十九里町
風に吹かれ、きついアップダウンを乗り越えて、R126に再び合流。しばらく走ると飯岡町となる。ここから県道30号線へと入り、海岸沿いを走る。
九十九里まで36km。いよいよ房総ハイライトの長い長い海岸線の旅が始まる。
午前8時59分、太平洋岸自転車道の飯岡町を入ってすぐのところ
やがて「太平洋岸自転車道」の看板を発見。地図には飯岡九十九里自転車道線とあった。どっちが正式名称だろう? どっちでもいいけど、九十九里浜って、ここから始まるんだろうか? そうだよね。ここから始まるんだ、きっと。そういうことにして、感激に浸ろう。
湘南の海とは違う凄い波が押し寄せている。サーファーが千葉へ行きたがる理由が分かるね。
少し砂が飛んできているところもある
海岸沿いの道なので砂が飛んできている。この日は一個所だけ押して行ったが、後は走りにはまったく影響がなかった。
午前9時14分、快適な太平洋岸自転車道
湘南海岸のサイクリングロードと似ているが、ここはボードを積んでヨロヨロ走るママチャリも、水着のおねいさんもいない。何も気にしないで一直線の道を思い切りぶっ飛ばせる。
どこまでも続く海岸と、太平洋の荒波。その風景を満喫しながら、巡航速度は時速30km超。いいねぇ。最高の気分だ。
もちろん、この快適な自転車道がずっと続いているわけではない。「終点は800メートル先(確か) 県道は右折 この先は出られません」という標識にぶつかった。匝瑳(そうさ)のあたりだっただろうか。要するにここで行き止まりなのだ。
午前10時23分、九十九里町到着
再び県道30号線に戻って走る。道は狭いが、交通量は少なく、ストレスは感じない。巡航速度が時速30kmを切らないこと。この目標はここまで守られている。
蓮沼到着が午前9時54分。出発から約3時間半あまり。距離84.51kmで平均時速は27.5km/h。快調なペースを維持している。この調子で行けば、予定より早く金谷に着くことができる。
この辺りで初のコンビニストップ。おにぎりとクーリッシュでちょっと長めの休憩タイムを取った。
リフレッシュしてスタートし、しばらく走ると九十九里町に入った。ここからは九十九里有料道路があるのだが、自転車は通れない。県道をそのまま走っていたら、九十九里自転車道という看板があった。期待したが、車道横の歩道が単に広いだけだった。結構長く続いてはいたが。
後で調べると、もっと先にはちゃんとした自転車道があるような気配がするのだが、実際のところはよく分からない。
午前11時5分、県道30号線も快適
「砂ぶろ」ののぼりが立ち並ぶ白子町を午前10時52分に通過。距離は101.09km。平均時速は27.5km/h。ペースは落ちてないぞ。よしよし。
上の写真は白子の先の一宮あたり。日本的な南国情緒が漂う。
午前11時19分、一宮海岸海水浴場入り口
九十九里の海水浴場への入り口は、上の写真のような同じアーチがあり、そこに海水浴場の名前が書いてある。思ったほど混んでいない。暑いとはいえ、もう9月だしね。
しかし、この先のR128との合流手前から道は混み始めた。渋滞する車の横を走るが、路肩が狭いので巡航速度が落ちる。
午前11時54分、鴨川39キロ
ようやく鴨川が出てきた。でも、まだ40キロ弱もあるよ。房総、デカすぎ!
この頃から太陽に向かって走るようになる。神奈川で走るときはだいたい太陽を背にすることが多いので、この方向に長い距離を走るのは初めてといってもいい。
まぶしい。暑い。レーパンめくると、黒白クッキリ。まいったな。また娘に「皮膚ガンになっても知らないよ」と言われそう。
国道に入って少ししてコンビニストップ。コンビニは2度目だが、自販機での水分補給や撮影のための小休憩は、当然何回かしている。輪行袋にボトルケージをひとつ取られているので、1本しかボトルがないのはつらい。入り口付近にベンチがおいてあるというサービス満点のセブンで、ガリガリ君で急速冷凍後、少しのんびりした。
午前12時26分、御宿町到着
犬吠埼から屏風ヶ浦までがアップダウンだったほかは、まったくのフラット。気持ちよ~く時速30km/h超のスピードで巡航してきたが、御宿あたりからはアップダウンのある道となった。そして、小さなトンネルが連続して現れる。三浦半島でいえば、田浦のあたりと似ているかな。もっともこちらはスケールが違い、トンネルは次から次へと現れる。
短いトンネルには歩道がなく、長めのトンネルには歩行者・自転車用の別のトンネルがあるところもあった。
そのなかに「トンネル水族館」と名付けられたものがあった。トンネルの壁に魚の絵が描かれているらしかったのだが、「あ、何だこれ」と思った瞬間に車道側のトンネルに入ってしまったので、写真など撮る余裕もなかった。出たときもちょうど下りとなったので撮れなかった。残念。
アップダウンは少しきつい所もあり、インナーを何度か使った。
さて、もう半分は過ぎたはずだ。頑張ろう。
※
<その3>
へ続きます
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房総を走る<その3>
サイクリング
/
2006年09月08日
房総を走る<その2>
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午前12時38分、勝浦の海。ここまで137.29km、平均時速27.5kn/h
御宿から勝浦へと走る。途中、「勝浦道路」があり、軽車両20円とあった。え、自転車で行っていいの? でも何だか、高速みたいな道だぞ。危なそうだよ。やめとこ。入り口まで登りだし。
道が海岸線に近づいたので小休止。綺麗な海だなぁ。
平均時速を確認すると、距離137.29kmで、平均時速27.5km/h。お、ペース落ちてないじゃん。やっぱり、峠がないと楽だ。いいねぇ、房総の海岸線。
午後1時5分、鴨川まで17キロ、館山は47キロ
館山が出た。47キロ。う~ん、房総って、最初に地名が出ると、たいてい30キロとか40キロだ。何というか・・・豪快だねぇ。
午後1時45分、160キロ地点は天津の多聞寺バス停
海岸を少し離れ山間の道を走って下り降りると安房小湊、安房天津と続く。安房天津手前のバイパスは自転車通行禁止。途中で気が付いて慌ててUターンした。たとえ自転車通行可でも、地図を見ると長いトンネルがいくつかあったので、ここは旧道を行こうと思っていた。危うくトンネル地獄に突っ込むところだった。
旧道の細い道を走って海岸線に出たところで、センチュリーラン(160km)となった。ちょうど鴨川~興津間を走る鴨川日東バスの多聞寺バス停前。ネットの走行時間が5時間49分16秒。平均時速が27.5km/h。グロスの時間は午前6時10分出発として、7時間35分。8時間は切れたが、道が平坦だからなぁ。何とも言えません。(なんて書いて、内心はとってもとっても嬉しい!)
午後1時51分、金谷が出た!
R128旧道とバイパスが合流する立体交差手前で、ついに金谷が表示された。ゴールは近い! 房総のね。自宅は久里浜から50キロ先だ。
左へ行くと、白浜。南房総だ。こっちはこの次にしよう。
午後2時8分、浜金谷27キロ
このツーリングで唯一の峠である横根峠を目指して、県道34号線を行く。海から山へ。田舎町ののどかな風景が続く。
標高150メートルでも峠道
たった150メートルとはいえ、峠は峠だった。正しい峠道らしく、最初は緩やかでだんだんときつくなり、最後は直線の登りとなった。インナー×25Tの登場ですね。峠はどこも辛い。
午後2時50分、鴨川を抜ける。ここがピークかと思ったが・・・
鴨川市を抜け、富津市に入る。ここが峠かな~と思って記念撮影&小休止。
と思ったら、まだ2つ登り坂が残っていた。あ~、足着いちゃったじゃん、150メートルの峠で・・・。
地図によると、横根峠は富津と鋸南町の堺にあるようだ。ピークにはレストランらしきものがあった。
午後3時28分、さらば房総
下りは車も少ないので、ほぼノーブレーキ。ワインディングも小さいし、傾斜も緩いので思い切り飛ばした。
このあたりで時間が気になり始めた。フェリーの時間をメモしてきたのだが、午後4時45分以降しか書かれていない。こんなに早く着くとは予想していなかった。このまま行けば、3時台に乗れる。25分だな、きっと。そう勝手に思い込み、ペダルを思い切り回す。
海岸線のR127に出たところで、午後3時は回っていたと思う。乗り遅れると40分待ちだ。
実は東京湾フェリーに乗るのは初めて。それが久里浜からではなく、金谷からになるとは・・・。
港が見えてきた。フェリーが停泊している。どこだ、どこでチケットを買うんだ。迷いながら港へ都着。午後3時15分。まだ10分ある。急いでチケットを買いに走る。徒歩で乗る人は自動販売機、車は窓口。自転車はどっちだ? ちゃんと書いとけ。
自転車は車の乗船前に積み込むと聞いていた。もうダメかな? 窓口でチケットを買って自転車のところへ行くと、係のおじさんが手招き。「そこのバイクと自転車、おいで」。やったね。ぎりぎりセーフだったんだ。
船尾のところに自転車を掛けて貰い、上に上がって席を確保。結構混んでいる。やれやれ、やっと涼しい所で休めるぞ。そうだ、最後の房総の写真を撮らなきゃと思ってデッキへ出たら、もう出発していた。さらば、房総。また来るよ。
午後3時57分、三浦に帰ってきた
ビール欲しい! と思ったが、まだ50キロ走らなくてはならない。我慢我慢と、代わりにソフトクリームを食べる。
午後4時10分、くりはま丸だった
最後尾に自転車があるので、フェリーから出るときは最後。順番待ちの車をぼ~っと見ていると、サーフボードを積んだ横浜ナンバーの車がいた。見覚えがあるぞ。確か、渋滞していたR128で何度か抜きつ抜かれつの状態だった車だ。何だ、変わんねーじゃん。
午後4時20分、湘南橋で200キロ
開国橋を左折すると何か看板が見える。「鎌倉17km 葉山10km」。近っ! 房総に比べると、当たり前だが三浦は狭い。おまけに信号だらけ。房総では、「え~、また信号かよ」と思ったことはほとんどなかった。逆に信号ストップでひと息って感じだった。
湘南橋のところでちょうど200kmとなった。距離200.13km、平均時速27.3km/h、走行時間7時間19分35秒。時間は午後4時20分だった。
衣笠から池上十字路を左折して葉山へ向かう。この道は2度目だが、結構アップダウンあったよな~と思い出した。その通りにアップダウンは待ち構えていた。200キロを走った足にはこたえる坂だ。そして、ついにお尻も痛くなってきた。
実は出発前日にサドルを変えた。急に変えようと思い立ったので、ネットで物色するヒマもなく、近所のモンベルへ行って、一番柔らかくて、真ん中が凹んでいるものを買った。3500円。そのおかげが、ここまでお尻は痛くならずに済んだのだが、とうとうきちゃった。はぁ~。思わず、途中で休憩を入れた。
R134は大渋滞。トンネルがイヤだったので森戸へ迂回したが、当然ここも渋滞。ポタリングモードになった。
由比ヶ浜から大仏経由で藤沢へ。そして最後は境川。明るいうちに帰れるとは思っていなかったよ。暗かったら境川は怖くて走れないからね。
自宅に着く頃にようやく日は暮れてきた。
午後6時50分。鹿嶋神宮から自走で帰ってきたぞ~! 走行距離245.31km、走行時間9時間19分03秒、平均時速26.3km/h。グロスの時間は12時間40分。
玄関を開けると「あれ、もう帰ってきたの。早いじゃん」と脳天気な娘の出迎えを受けた。もっと感激しろよ。だいたい犬吠埼がどこにあるのか知ってるのか? って地図を見せながら走ったルートを説明したら「なんだ。遠回りじゃん。まっすぐ帰ってくればいいのに」。「だからぁ、それじゃつまらないの」。悲しいかな、自転車の楽しみは、うちの娘たちはまだ理解できないらしい。
その娘たちだが、お土産に買ってきたキティちゃんの潮来の花嫁と、ドラえもんの水戸黄門は気に入った様子だった。ほっ・・・。行ったかいがあったかな。鹿嶋まんじゅうもおいしかった。
房総、良かったなぁ。今度は南房総かな。その次はもっと寄り道しながら、ゆっくり走りたいな。
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