noahponさんが行ったという「ちょっとした峠」と「ループ橋」が気になって行ってみた。このお方は自転車を始めたころからのお付き合いで、当時知り合った方々のブログの更新が止まっていく中、元気に発信を続けている貴重な自転車乗りです(^o^)
最初はどこの事やら見当もつかなかったが、峠の後にスカレー君が出てきたので「横須賀 ループ橋」で検索すると「十三峠」「のの字坂」であることがあっという間に判明した。
横須賀へ行くときは常に通り過ぎる田浦駅前で国道16号を右折し、車が1台しか通れないような細い路地を上って行く。周囲は住宅地だが、ほぼ直線の上りで勾配はきつく、最大は13%だったかな。やがて前方にループ橋が見えてきた。「十三峠陸橋」というらしい。これをくぐり、公園の周囲をぐるりと1周しながら上り、先ほど見上げた橋を渡る。この坂は地図によると「のの字坂」。横須賀市のHPによると、「の」の字になっていることから、土地の人がそう呼んでいるという。戦前、城の台砲台を築き、物資を運び上げるためにつくられた道路だそうだ。
田浦駅前
のの字坂。右手にあるのが十三峠陸橋。中央は公園
もう少し上った先に浦賀みち最大の難所だったという「十三峠」があるはず。しかし、左手に眺望が広がるピークらしき尾根道となったものの、それらしき道標もない。地図上ではこのあたりなのだがと思いつつ、突如、大音響で流れ始めた演歌を聴きながら山道を先へ行くと、「十三峠公園」という看板と駐車場のような空き地が右手に現れた。これを公園というにはかなり厳しいものがあるが…。この少し先に「富士見台」があったので歩いて上ってみたが、残念ながら木々が邪魔して眺望は望めず、富士山もどこにあるのか分からなかった。
尾根道からの眺望
十三峠公園
富士見台への上り
富士見台からの眺望
あとは下るだけだし、絶景は拝めないかと半ば諦めていたが、実はこの先に本日のメインイベントが待っていた。大楠山への分岐の少し先に広場が見えた。十三峠を目指していたので、この「塚山公園」はノーマークだった。手前に「見晴らし台」があり、その先には「港の見える丘」。自転車は乗り入れ不可だったので押し歩きで行ってみると、「おおー」と思わず声が出るほどの絶景。真下に横須賀港を望み、遙かには房総半島がうっすらと見える。雲一つないスカイブルーと海のエメラルドグリーン。いやぁ、来て良かったよ(^o^)
大楠山への分岐。ここから行けるんだとちょっとビックリ
塚山公園の見晴らし台
港の見える丘方面へ
港の見える丘。心躍る風景
港の見える丘からの絶景
手前が横須賀港。はるかに房総半島
ここは塚山公園
塚山公園から安針台方面へ下るのだが、ちょっとややこしい。案の定、迷ってしまったが何とか国道16号に復帰した。
ちょうどお昼どき。以前行った横須賀ポートマーケットでいいかと行ってみると、まさかの休館日。定休日はないはずなんだが、ピンポイントで命中してしまった。じゃ、走水にするかな。これまで営業日の昼どきに通過することができなかった「味美食堂」を初訪問。この日は時化で鯵が獲れなかったそうで「穴子しかないんですよ」。いや、それで結構。しばらくしてデカ過ぎる穴子天ぷら2つがのった穴子丼(1100円)がど〜ん。いやー、こういう穴子が食べたかったんだよ。で、揚げたてでサクサクの穴子をひとくち食べてビックリ。かき揚げが下から出てきた(^o^) 何とか完食したが、次はご飯少なめでもいいかな(^_^;
走水の味美食堂
穴子丼1100円。向こう側の穴子の下にかき揚げが隠れている
満腹となったあとは人気ロケ地と最近になって気がついた横須賀美術館前で記念撮影をした後、河津桜が見ごろとなっている三浦海岸へ。天気もいいし、ここだけ春(^o^)
横須賀美術館
三浦海岸の桜祭り
三浦海岸の桜祭り
三浦海岸の桜祭り
三浦海岸の桜祭り
この日の走行距離は122.2キロ、獲得標高は882メートル。三浦海岸まではほぼ追い風だったけど、北上を始めた途端に強烈な向かい風(T_T)
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