お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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2人の娘のお父さんです。孫も3人いるじーさんです。趣味はスポーツ観戦やサイクリング、読書など。ブルベは07年から走ってますが遅いです。仕事はリタイアし、「晴走雨読」の気ままな毎日です(^o^)
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URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
?
フィッシュボーン入手
自転車通勤
/
2006年05月15日
BDー1でチャリンコ通勤<5月15日=42>
13日に折れたBD-1のリアとフレームを固定するものは、
かいちさん
からのコメントでフィッシュボーンという名前だと分かった。かいちさん、ありがとうございます。参考までに教えて頂いた
呼人さん
の
このページ
で、さらに詳しく知ることができた。呼人さん、助かりました。ありがとうございます。
早速、出勤前に日本橋の
「LORO」
まで足を伸ばしてみた。Y’sにもあるとかいちさんから情報をいただき、最初はY’sに行こうかと思ったが、よく考えると日本橋の方が出勤前には寄りやすかった。
車だらけの日比谷通りから昭和通りを走って、江戸橋の先へ。
「LORO」発見。「フィッシュボーン」と言うと、ひとつだけあった。やれやれ、良かった。
02年を境に旧型と新型となるようで、これは穴がふたつある新型。
ついでに、このあたりは頻繁に来るところでもないので記念撮影。
フィッシュボーンの位置を折りたたんだときに改めて確認したが、地面スレスレの所に来ることになるようだ。折りたたんだまま、倒れたりすると非常に危険な位置にある。気をつけよう。
サイコンによる記録
距離 46.49km
平均時速 21.6km/h
最高速度 46.2km/h
走行時間 2時間08分45秒
※06年の通算 3095.11km
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攻めても攻めてもゴールは割れず
横浜F・マリノス
/
2006年05月14日
06年5月14日 日産スタジアム
ナビスコ杯 横浜1ー2浦和 3万4310人
バクスタ1階SB席ややホーム寄りで観戦
2階に集まる赤サポ。数も少なくちょっと拍子抜け
マリサポは1階が中心。この日は2階席がちょっと寂しかった
後半20分過ぎのプレーがすべてを象徴していた。
相手の攻撃をカットし、松田がドリブルでセンターサークルを越える。カウンターのチャンス。しかし、後方から駆け上がる選手はいない。トリコロールの足は止まっていた。
松田はドリブルをやめて止まる。右サイドの隼磨にボールをはたきだし、両手を広げて「上がってこい」と怒る。攻撃はここでストップしてしまった。
ナビスコ杯を勝ち抜くんだという闘志がトリコロールにあったのか。レッズに絶対に勝つんだという気持ちがあったのか。この日スタンドから見て闘志を感じたのは、松田と河合だけだった。
立ち上がりから攻め込み、再三CKを得るが、なぜかすべてシュートコーナー。何度目かで狩野がやっとファーに上げ、那須がフリーでぶち込んだ。幸先のいいスタートだった。
しかしその7分後に同点となる。クリアがポンテに渡り、ゴール前に密集したトリコロールをあざ笑うかのように、2列目から飛び込んだ永井にボールが渡り蹴りこまれる。レッズの前半のシュートはこの1本だけだった。
この日のシステムは、GK哲也。3バックに栗原、松田、那須、ボランチにマグロン、河合、右に隼磨、左に平野。トップ下に狩野で2トップは大島、清水。
狩野のワンタッチパスが何度かのチャンスをつくったが、シュートまでは持って行けないまま、1-1のまま前半を終了した。
そして後半13分。カウンターから永井に右サイドをドリブルされる。那須がついて行けない。中央には松田と栗原。相手はワシントンひとり。那須が振り切られ永井にクロスを上げられる。哲也が飛び出せない絶妙の位置にボールは飛ぶ。そこへワシントンと栗原が競り合いながら走り込むが、ワシントンが一枚上。強引にゴールに押し込まれ、逆転を許した。
後半25分に大チャンスを迎えた。狩野が中央をドリブル突破し大島にパス。シュートか、と思ったが中央へ折り返す。そこにいたのは、なんと松田。ワントラップしてシュート! も勢いなくGK正面。これが入れば、ベッケンバウアーだったが、ちょっと考えすぎたか。きっと、東京戦のチップショットを狙ったんだろうが、二匹目のドジョウはいなかった。
攻めても攻めてもゴールはできない。ポンテが前半33分に負傷退場し、小野もいないレッズは、引き気味でカウンター狙い。ボールは回せるが、レッズの最終ラインにはね返される。平野に代え吉田、そしてマグロンに代えマイクとまたも奇跡を狙う。しかし、ゴールは割れなかった。終わってみればシュート数は11ー4。決定力さえあれば勝てた試合だった。
「知らない名前の人がいるよ」。選手発表のときはだいたいトイレに行くことにしている。帰ってくると娘がそう言う。誰だろう。知らない選手なんていないのに。
その選手が後半41分に出てきた。順大からの強化選手としてマリノスが受け入れた小宮山だった。一体、岡田監督は何を考えているのか。終盤で清水が足を痛めて辛そうにしていた。代えるのならここだろう。那須も足が止まってきていたが、攻めなくてどうする。中西でも奥でもいいじゃないか。ベンチに入れたからには出来るんだろう?
日曜の埼玉どうしよう? 行きたくないなとちょっと思い始めた。
それにしても松田はこの日も凄かった。このパフォーマンスで代表じゃないなんて信じられない。宮本にこんなことができるかい? ジーコさんよ。
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折れちゃった・・・
Weblog
/
2006年05月13日
円内の部分にあるリアとフレームをちょんと引っ掛ける棒が折れました・・・・
昨日、帰宅時に組み立てるときに気が付いた。どこで折れたんだろう?
これを外すとリア部分が開放されて折りたたむことができるというもの。普段は「ちょん」と引っ掛けているだけ。自転車を持ち上げるときに困るだけで、たぶん走る際には大丈夫だと思うのだが。
タクシーのトランクから取り出すときに折れたのかな? と思っていたが、今日、会社近くの駐輪場へ行ってみたら、切れ端があった。そいえば、昨日は折りたたむのがなぜかスムーズにいかず、強引にやったような気が・・・。
何ていう名前のパーツなんだろう? ネットで調べても分からない。だいたい売っているのだろうか。取り寄せにしても、ブツはあるのか? あ~あ・・・。明日、サッカー観戦前にイトイサイクルへ行ってみるか。
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ひと皮むけたかな?
自転車通勤
/
2006年05月12日
BDー1でチャリンコ通勤<5月12日=41>
今日から半袖ジャージと短パン。身も軽くなって平均時速も上がった!?
この日の平均時速24.1km/hは、自転車通勤では最速。
甲府から自宅までの174kmを走って以来、なぜか調子がいい。R246~上野毛通り~目黒通り~海岸通りの最短ルートを走ったのだが、坂がそれほど苦にならなくなってきた。走り始めた頃はローギアでもひいひい言いながら登っていた新石川の坂。それが今日は4速で登れてしまった。
峠越えを含む長距離を走って、体が慣れたのか。脚力がついたのか。年も年なので、一気に体力が付くとは思えないが、なんだかひと皮むけたような感じ。ウエアも今日から半袖、短パンにしたので、身軽になった影響もあるのかな。ビンディングペダルにも慣れてきたこともあるだろう。
今週末は土曜が仕事、日曜が娘とサッカー観戦なので走れないが、来週末には箱根でも行ってみようかな。
サイコンによる記録
距離 39.61km
平均時速 24.1km/h
最高速度 51.3km/h
走行時間 1時間38分31秒
※06年の通算 3048.621km
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江の島でランチ
サイクリング
/
2006年05月11日
江の島からの湘南海岸を臨む
●月日 06年5月10日(水)
●天気 くもりときどき晴れ
●出発 10時20分
●目的地 江の島
●ルート 自宅~境川CR~江の島~引地川~自宅
カミさんと江の島へ行ってきました。カミさんはこれまで味スタ、日産スタジアム、鎌倉と3度の長距離を走ったこと(つきあって貰った?)があるのですが、すべてママチャリ。この日はBD-1での挑戦です。
サドルを思い切り下げたのだが、それでも「体勢がきつい。肩が凝る。ハンドルがもう少し手前にあればいいのに」と盛んに文句を言い、「足は軽いけど、ママチャリの方が楽」とずっと言ってました。小柄なので、ノーマルのBD-1だとちょっと辛かったかな。
出かける前は霧雨が降っていたが、出発の頃には上がりやがて日が差すようになってきた。最初の目的地は飯田牧場のソフトクリーム。西俣野付近でサイクリングロードを外れて坂を下りると、「本日休業」の看板。水曜は定休日だった。
気を取り直して飯田牧場裏のあぜ道を通って再びサイクリングロードへ。本当は自転車が汚れるので通りたくない道だったが、「坂を登りたくない」とカミさんが言うのでしぶしぶ走った。案の定、雨上がりのあぜ道を走った後は泥だらけだ・・・。
江の島到着は午後12時20分。出発が午前10時20分。2時間かけてたどり着いた。そして、この日の最終目的地へ行ってみると
この周辺だけ人が異様に多い
平日なのに相変わらず人がいっぱいいる。しかし、この日はここで食べることが最大の目的なのだ。だからカミさんも頑張って漕いできた。待ちましょうね。
最初は「30分ぐらいかな~」と考えていたが、甘い甘い。聞けば40組ぐらい待っているらしい。我々の順番は、気の遠くなるような先にある。隣の店はと見れば、ガラガラ。私としてはこっちでもいいんだけど、「ここまで待ったら、待つ」とカミさんが言うので、おとなしく待つことにする。
1時間ほど待っても、まだ我々が名前を書いたページにやってこない。ここで食べた後、江の島を散策して岩屋でも行こうという計画を実行する時間は、その店の前でムダに消費されている。順番が近づくと「確認です」とか言って名前を呼ばれ、そこで返事しないとパスされるので、いまさら離れるわけにも行かない。待っている人たちの顔も覚え、「あ、さっき入った人が出てきた」と羨望のまなざしを送ったりする。
後で考えれば、名前を書いた後、岩屋へ行く時間はたっぷりとあった。
こんなに混んでいるのに、店のスタッフの愛想はいい。実は、大学時代にハンバーグ屋でアルバイトをしていたことがある。地方から出てきた下宿生にとってはありがたい賄い付きのバイトだったが、日曜になると近所の病院の見舞客で殺人的な忙しさとなった。平日のランチタイムも殺人的なのだが、メニューが限られていて相手もサラリーマンなのでお互い慣れた感じでスムーズに事は進む。ところが日曜となると、客層もバラエティに富み、メニューもさまざま。客がくるごとに「もう来んなよ」と悲鳴、いやなかば怒りがこみ上げてきていた。
ここのスタッフは違った。「ねぇ、まだかしら」「どのくらい待つの」。同じことを何度も聞かれるのだが、すべて笑顔で対応している。長い間待っているせいで、名前を読み上げて仕切っているおねいさんの年齢も名前も分かってしまったのだが、若いのにたいしたもんだ。後で店に入っても同様。気持ちのいい対応をしてくれた。
さて、待つこと1時間30分。時間はもう午後2時近い。ようやく名前を呼ばれ店内に入ることができた。
行列のできる店・江の島のシラス問屋「
とびっちょ
」
頼んだのは、平日のランチ限定の「とびっちょ刺身御前」。
お刺身(7品)
自家製しらす豆腐
しらすの茶碗蒸し
岩のりみそ汁
ごはん
プラス500円(税込525円)で御膳のごはんが、
ミニしらすのかき揚げ丼
ミニ釜あげしらす丼
ミニ朝どれ生しらす丼
に変えられます。
値段は1449円。当然500円プラスして、ご飯を生シラス丼にグレードアップしてもらった。生シラスがこのポタリングの最大の目的なのだ。
待って待って待ちくたびれるほど待ってお腹は目一杯減っているので、料理が出てきた瞬間にかぶりつくように食べる。そのため料理の画像はありません・・・。
カミさん曰く「もう、何を食べてもおいしいぐらいお腹減ってる」状態だったので、味がどうだったかなんてよく分かりません。でも、すごくおいしかったです。ボリュームもあり、食後は幸せな気分になりました。
帰りは新江の島水族館の裏を通り、海沿いのサイクリングロードをほんの少し走って「海のちか道」の地下道から引地川へ。
引地川親水公園にて
引地川親水公園で少し休憩。湘南の海岸沿いとこの公園は、カミさん、気に入ったようでした。でも次に来るとしたら、ママチャリがいい様子。ま、それでもいいから、たまにはおいしい食べ物付きでサイクリングに誘ってみましょうかね。「食べ物付きなら行くよ」とおっしゃってましたし。これでBD-1Cでも買えば、サイクリングにはまるかな・・・。
時速14kmの夫婦ポタリングもたまにはいいですね。
◆サイコンによる記録
※( )内はカミさんのBD-1のサイコンの記録。同じように走っているのに、距離が2kmも違うのと、カミさんの最高時速が60kmを越えているのはなぜ?
距離 55.60(53.62)km
平均時速 14.3(13.9)km/h
走行時間 3時間51分54秒(3時間51分06秒)
最高時速 31.0(60.2=ホントかよ?)km/h
※06年の通算 3009.01km
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11日ぶり自転車通勤
自転車通勤
/
2006年05月09日
BDー1でチャリンコ通勤<5月9日=40>
浜離宮。緑がいっぱい!
GWでの帰省やぐずついた天候で、自転車通勤はGW前の4月28日以来11日ぶりとなった。BD-1に乗るのも11日ぶり。いやぁ、久しぶりだったね、ばーでぃーくん。元気だった?
GWの間、自転車はおじいちゃんのママチャリしか乗っていない。体の疲れも全くないせいか、ペダルが回る回る。都筑の坂もギアを軽くしないでも登れたりする。天気も出発のころは霧雨が降っていたが、会社に着く頃には晴れてきた。久々の自転車通勤は爽快だった。
サイコンによる記録
距離 42.06km
平均時速 22.9km/h
最高速度 46.8km/h
走行時間 1時間50分09秒
※06年の通算 2953.41km
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吉備路を走る
サイクリング
/
2006年05月09日
午前中だけ自由の身になったので、吉備路をママチャリで走ってみました。田んぼの間をぬって、備中国分寺まで約23キロ。
(以上5月5日に岡山市内からモブログ)
(以下5月9日追記)
岡山観光案内<その2>です。
5日の午前中だけ家族から自由の身にしてもらったので、
吉備路
を走ることにしました。もちろんおじいちゃんの電動アシスト付きママチャリで行きます。電動のスイッチは切って、ね。
実家付近の吉備路の入り口。右手は岡山中央病院。左手はR53が走っています
吉備路自転車道は、総社市スポーツセンターから岡山市の岡山県総合グラウンドまでの約21キロメートルの自転車や歩行者の専用道路です。途中には、作山古墳や備中国分寺、造山古墳、吉備津神社などがあります。また、この道は、「日本の道100選」にも選ばれています。
と
総社(そうじゃ)市HP
にはあります。
標識には総社まで25キロとある。おまけにここは総合グラウンドからすでに2キロほど西へ行った地点。かなりアバウトですねぇ。25キロと言えば、神奈川の自宅から江の島までの距離。昼には帰れるかなと、午前8時少し前に出発した。
この先には中学校があり、この道も自転車専用ではない。すぐR53との交差点。それを越えると笹ケ瀬川沿いに土手道が現れる。
笹ケ瀬川沿いの自転車道。吉備路自転車道は右手の道
笹ケ瀬川は大きな川ではないが、この名前のまま瀬戸内へ流れ込んでいる。
笹ケ瀬川の流れと同じ方向に少し走り、R180を越えると名も知らぬ川沿いを北上する。そして岡山と総社を結ぶJR吉備線に沿って走る。川を離れた時点で一般道に少し入るが、車の通行はほとんどないので走りやすい。
この標識が迷いそうなところに必ずあるので、道を失うことはない。おせっかいなことに、この横断歩道を渡れと指示までしてくる
懇切丁寧な標識のおかげで迷わずスイスイ進む。そして出たのが
吉備津彦神社
。
吉備津彦神社の鳥居
こどもの日らしく、鯉のぼりが・・・垂れ下がっている。風なかったもんな~
この先は小さな川沿いを行き、ほんの少しだけ登って山すその細い道をさらに走る。すると
吉備津神社
が見えてくる。ややこしいですね。「彦」が取れてます。
吉備津神社の参道。これを真っ直ぐ行くと吉備津駅
ここは大きな神社で、この日は七五三を祝う人などで賑わっていた。本殿、拝殿は国宝。総延長398メートルの回廊もある。
実はここに来るまでに方向感覚を完全に失っていた。地元なのに、吉備路は初めて。吉備津神社では、うちの娘が七五三をやったし、おばあちゃんの実家もこの近くだったこともあり、私自身も小学生のときから何度も来ている。国道を通ってだが自転車で来たこともある。のどかな風景を見ながら細い細い道を来るだけなのに、見慣れた場所がとても新鮮なものに見えてくるから不思議だ。
吉備津神社を後にすると、待っていたのは
田んぼの中を走るサイクリングロード
農道。これをサイクリングロードと言われると、道を見る目も違ってくる!? でもどう見ても、舗装された太いあぜ道に「吉備路」って看板付けただけの道だよな~。カーブはすべて直角だし。よく途切れずに繋がっていたもんだね。
農道だけに、自転車専用道ではなく、車も通る(許可車両だけという部分もあった)。しかし、すれ違ったのは農作業をしている人の軽四1台とトラクター3台だけ。どこまでもどこまでも誰もいない平坦なロードが続く。周囲は開けているし、車の騒音も排気ガスもない。これはこれで気持ちいい!
足守川。左奥に見えるのが、山陽自動車道岡山ジャンクション付近
田んぼの道から足守(あしもり)川沿いの道になり、少し走ったところに休憩所がある。しかし東屋があるだけで、トイレも自販機もない。本当に休むだけの休憩所だった。そこを過ぎると、山陽自動車道岡山ジャンクションの下を通る。ここが自転車道の分岐となっているようで、直進すると吉備高原自転車道となっている。坂が好きな方はこちらですね。私は平坦が好きなので左折。するとまた
ここの農道は歩行者・自転車専用道のようだった
農道サイクリングロードの世界。
やがて
造山古墳
左手に
造山古墳
(つくりやまこふん)が見えてくる。
時期が5世紀前半に推定されている巨大な前方後円墳であり、古墳時代(3世紀末~7世紀初め)に全国で築造されている前方後円墳5,200基の内で、第4位の規模を占めています。
だそうだ。行ってみようかと思って、古墳の周囲を回ってみたがだんだんと離れていったのであきらめた。アプローチの方向が逆のようだった。
農道から離れ、木々に囲まれた小高い丘を通り抜けると
備中国分寺の五重塔
田んぼの中に突然五重塔が現れる。吉備路のハイライト、
備中国分寺
に到着したのだ。
近くまで行ってみました
まだ午前9時過ぎだというのに、観光客らしい人がちらほらいる。
ここまで21キロを走ったようだが、あっという間に着いた感じ。途中の距離表示もどんどん少なくなるようで、「え、もうこんなに走った? ウソ~ぉ」と道中何度も思った。ママチャリでは、休憩含めて1時間で21キロは走れないよ。平均時速25キロ以上になるもんねぇ。感覚的には15キロ程度の感じ。次回はサイコン付けて確かめてやろう。
自転車を降りてしばらく散策。天気も良く、回りはこれでもか! というほどのどかな風景。そして静か。あ~、田舎だよ、ここは。汗も適度にかいて、最高の気分!
このあたりの吉備路は自転車専用道路。そして回りは一面のれんげ畑
ここには私は来るのは初めて。帰宅後、それをカミさんに話すと「え、私、遠足で行ったよ」(カミさんも同郷です)と、「岡山県人なのに行ったことないの」という不審げな目で答えてくれました。
五重塔に別れを告げ、また農道を走る。角を直角に曲がると「
作山(つくりやま)古墳
」が見えた。
やすらぎの里総社に到着。この看板のあるところは「やよい公園」
R429を越えて、やっと総社(そうじゃ)に到着。この看板のあるところが公園になっていて、農道、いや自転車道はまだ続いている。あと2~3キロで総社の市街地になるようだ。この先は特に見どころもないので、引き返すことにした。
行くときには見かけなかった自転車も、帰り道ではちらほら見かけるようになった。MTBで行く親子連れが多く、レンタサイクルらしい女性の2人連れもいた。ローディーは1人、クロスバイクを2人見かけたが、彼らものんびり走っていた。
全線平坦のロードのなかでの一番の激坂。R180を越える歩道橋のスロープ
行くときに登れなかった歩道橋のスロープ。帰りはためしに電動アシストのスイッチをオンにしてみた。そしてゆっくりとペダルを回る。「おおっ!!!」。ペダルが勝手に回っていくじゃないか。軽く回しているだけなのに登っていくぞ。これは便利! 楽チンだ。こいつならヤビツだって楽に登れる。電動アシストは、やっぱり恐るべし、だ。
約3時間の平坦な田舎道ののどかな旅。岡山駅にレンタサイクルもあるようなので、立ち寄られた際、3時間の空き時間ができたら、ぜひ田んぼの中のサイクリングロードを走ってみて下さい。
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岡山を走る
サイクリング
/
2006年05月08日
ただいま岡山帰省中。
おじいちゃんの電動アシスト付きママチャリで、岡山市内を少し走りました。
(以上、5月4日岡山市内よりモブログ)
(以下5月8日追記)
GWの5月3日~5日まで岡山に帰省しました。おばあちゃんのお墓参りです。
岡山空港から降り立つとおやじローディー2人発見。この空港は山の中腹にあり、いい感じの坂があちこちにある。今回は自転車を持って帰ってないのだが、いつかは走りたい所だ。
翌4日にお墓参り。おじいちゃんの車は軽四で4人しか乗れない。家族は4人。下の娘が小学生のときは無理矢理5人乗っていたのだが、中学生にもなるとそうもいかない。行きましょう、私が自転車で。計画通りにおじいちゃんの電動アシスト付きママチャリにまたがる。
墓地までは約10キロ。私が先発し、おじいちゃんの車は少し遅れての出発。
昨年の国体を機に新たに建設された体育館。「桃太郎アリーナ」といいます。実家から5分程度のところにあります。ママチャリのサドルを上げようとしましたが、さび付いてて上がりませんでした
桃太郎アリーナや桃太郎スタジアムがある総合グラウンドを抜ける。30年ほど前に高校に通った通学路をたどって、岡山三大河川のひとつ旭川に出る。ちなみにあとは高梁(たかはし)川、吉井川です。
新鶴見橋から旭川上流を臨む。右手へ少し行くと私の母校があります
高校時代は必死に登っていた新鶴見橋。いつもギリギリの勝負で、ピークからは一気に校門までぶっ飛ばしていた。今日は途中の信号を右手へ曲がり、旭川沿いを後楽園方面へ向かう。後楽園は金沢兼六園、水戸偕楽園と並ぶ日本三大公園のひとつです。
木々で見えませんが、中央から右手が後楽園です。岡山城が中央に少し見えています。1573年(天正元)、宇喜多直家(うきたなおいえ)が築城。息子の秀家が完成させ、後に池田氏の居城となりました。外壁が真っ黒なところから、烏城(うじょう)という別名を持っています
路面電車が走る県道から、このルート最大の難所「東山峠」へ出る、といってもピークが標高67メートル。たいしたことありません(爆)。おじいちゃんの話によると、昔はもっとクネクネして上の方まで登っていったらしい。
車が普通にバンバン通る峠道
電動アシストのスイッチは切ったままでここまで走ってきたが、おもしろ半分にこの峠の途中で入れてみた。
何も変わらない。
スピードが一定以上だと効かないようだ。後で、平地でもやってみたが、やはりペダルの感触は変わらなかった。
さて、お墓参りも終わり帰宅の途につく。同じ道は面白くないので、川沿いを走ってみることにした。百間川といい、岡山市街を旭川の洪水から守る放水路です。
百間川河川敷にサイクリングロード! なのですが、「ランニングコース」と案内板にはありました
河川敷のランニングコースをママチャリで疾走する。幅が広く気持ちいい道だ。しかしGWというのに自転車乗りは土手を走っていたローディーをひとりみかけただけ。岡山の自転車乗りはどこを走っているんだ?
桃太郎スタジアムまで帰ってきました
総合グラウンドまで帰ってきた。ここには県営野球場もあり、昔は阪神などプロ野球も試合をしていたところ。中学時代に初めて県営球場で県大会の決勝を戦ったときは嬉しかったなぁ。しかし、倉敷にマスカット球場ができて以来、プロ野球はここでは行われていない。高校野球の決勝もマスカット球場。それに対抗したのかどうか分からないが、陸上競技場を「桃太郎スタジアム」として改装。一昨年はサッカー天皇杯の準々決勝でレッズが試合し、昨年はガンバのリーグ戦も行われた。
そして振り向くと
有森裕子の銅像
岡山の誇り、有森裕子の銅像がある。桃太郎スタジアムの正面玄関はいつも開いていて、入ると左手に遺跡&スポーツミュージアムがあり、有森のメダルなどが飾ってあります。もちろん無料。スタンドへも登れますので、お越しの際は入ってみて下さい。岡山駅西口から徒歩20分程度です。
以上、岡山の観光案内<その1>でした。
<その2>は、「吉備路を走る」を更新しますので、そこでどうぞ。
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マイクにまた救われた
横浜F・マリノス
/
2006年05月08日
06年5月6日 日産スタジアム
J1第12節 横浜1ー1千葉 3万2073人
バクスタ1階SB席ややホーム寄りで観戦
こんなに千葉サポがいたなんて! これがこの日の最大の驚き。これまではサイドスタンドの自由席にちょこっといただけだった。それが、試合開始直前までビジター側は長蛇の列となるほどの大入り
「負けを覚悟」の観戦は今季初だった。
広島戦で劇的な勝利も、続く名古屋戦では勝ちきれなかった。遠征もせず映像も見ていないので正確な評価はもちろんできないが、ネットでの書き込みを見ていると、出来は良くなかったようだ。
相手は前節、浦和を破った千葉。走りまくるサッカーに、今のマリノスが果たして勝てるのか。清水が帰ってきたとはいえ、マグロンが出場停止。久保の調子はまるでダメ。中沢も本調子ではない。惨敗の可能性もあった。
この日のシステムは4-2ー3ー1。松田、中沢のセンターバックに右が隼磨、左が那須。ボランチに河合、上野。攻撃的中盤に右から吉田、清水、狩野。1トップに大島。
開始から10分過ぎまでは攻め込んだ。左サイドの那須が懸命に駆け上がってくる。左右からクロスが何度も入り、大島、吉田、清水が決定機を迎えるがゴールは奪えない。ここで決めなければ・・・。そう、いつものパターンだ。
じりじりと押し戻されついに27分、ゴール前で左右にパスを振られ最後は山岸に決められた。中沢、松田は巻に気を取られたのか、フリーだった。
ああ、やっぱりダメか。いい動きをしていた那須が足を痛めたそぶりを見せていた。速攻で左に出せばチャンスという場面でも上がれなかった。今から目に見えてくる終盤の戦い。マイクを投入しての放り込みか。しかし今日は風が半端でなく強い。後半風下のマリノスにチャンスはほとんどないだろう。
悲観的に見ているから、押されていると思うのかもしれないが、どうしてもその印象がぬぐいきれない。細かいパスを通され、こぼれ球をとられ、相手の前線からのプレッシャーにパスミスし逆襲を食らう。確かに押されているのだが、シュートは打たれていない。松田、中沢、河合、那須が必死に守っている。逆にトータルのシュート数では11対6とマリノスの方が勝っていた。後半に至っては千葉のシュートはたった1本だった。
しかし、何度かあった決定機に枠をとらえることができない。いや、決定的チャンスにシュートが打てないシーンが何度もあった。
久保が14分に早々と投入されたが、何の変化も起こらない。カウンターから右サイドでボールを受け、「よし勝負だ!」と叫んでもあっさりボールを奪われる始末だった。24分には山瀬弟。そして30分にマイクを入れ、上野を下げ河合の1ボランチで前線を厚くする。
横浜名物残り10分の放り込み。しかし、風の影響か正確なクロスが入らない。さすがに柳の下にドジョウは2匹いないだろう。残り時間も5分を切った。今日はこれまでか。
ところが! 43分、右サイドからの河合のクロスがファーサイドへ。そこにはマイクしかいなかった。どフリーじゃん! 松田も上がっていたので千葉の人数が足りなかったのか。マイクの強烈なヘディング。我々の席からはそれがシュートが折り返しか分からない。ボールははね返され、再びマイクが蹴る。密集地帯にボールは消え、そして・・・ゴール内でワンバウンドしているじゃないか。同点だ! 入れたのは清水。場内アナウンスで知った。
奇跡は再び起きた。
しかし、そこまでだった。勝ち点1がとれただけでも良かったとしよう。
終わって見れば、松田、中沢が巻にまったく仕事をさせず、那須、河合は走り続けた。清水もいい動きをしたが、ミドルシュートは決めて欲しかった。狩野くんはもう一歩。「負けを覚悟」の試合も、内容はともかく「勝てた試合」だった。
これでリーグ戦はW杯の中断期間に入る。とりあえず追いついてのドローで、最悪の事態は免れたか。さあ、ナビスコで弾みをつけ、今度こそ再建だ。
終了後の大型ビジョンでのハイライト映像で、同点シーンが映し出される。マイクのヘディングはシュートで、ポストか相手GKにはね返され、それをタッチラインぎりぎりで折り返す。そのボールに清水が軽く足を合わせていた。そのタッチラインぎりぎりも、角度によっては割ったように見える。アウエーゴール裏からはその映像を見た瞬間、大ブーイング。仕方ないよ。審判に笑うこともあれば、泣くこともあるんだから。お互い様だ。
東ゲート前広場で日本代表のビッグユニへの寄せ書きが行われていた。私も娘も書きたいことはただひとつ。「ジーコよ、マツを呼べ」。この試合を見て、さらにその思いは深くなった。
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多摩湖を見た!
サイクリング
/
2006年05月02日
●月日 06年4月26日(水)
●目的地 多摩湖~味スタ
●ルート 自宅~境川CR~鎌倉街道~尾根幹~稲城大橋~多摩サイ~是政橋~府中街道~多摩湖自転車道~多摩湖~多摩湖自転車道~小金井公園~味スタ~(サッカー観戦後)~鶴川街道~よみうりランドの坂~津久井道~緑山の坂~つくし野の坂~境川CR~自宅
●距離と時間 天気 くもりときどき晴れ
出発 お昼ごろ
距離 100.77km
平均時速 21.1km/h
走行時間 4時間46分17秒
最高時速 47.5km/h
※06年の通算 2819.33km
甲府
から帰ってきてから中1日の、少し前の話です。
味スタに向かう前に多摩湖に寄ってみることにした。
前回
来たときには、多摩湖を見ることができなかった。今度はちゃんと1周してみよう。
境川サイクリングロードを大和橋から町田まで平均時速27kmで快適に走る。平日なので人もいないし、川沿い平坦ロードは気持ちいい。
町田を過ぎて鎌倉街道へ。町田リス園の前を下り降り、新袋橋の先に新しくできたトンネルから少し登って、尾根幹へ出る。周囲に緑が多く気持ちいい道だが、アップダウンが多い。予定では連光寺方面へ行くつもりだったが、気持ちいい下り坂を何も考えず下りていたら、稲城中央公園に着いてしまった。
後で地図で確認したら、途中の立体交差のあたりを曲がるようだった。そういえば、前を走っていたローディーが途中で左に曲がっていた。あそこを曲がれば良かったのかな。連光寺の坂は次回だ。
気がつくとここまで降りていた。稲城中央公園近くの歩道。ここはヴェルディのショバらしい
とりあえず多摩川に向かい、稲城大橋を渡ることにしたのだが、有料とある。自転車は行けるのかなぁと思いつつ、それでも橋のそばまで行くと歩道がちゃんとついていた。もちろん無料。
車は有料の稲城大橋。自転車は無料です
ところが渡ったはいいが、歩道から脱出できない。ありゃ、困った。
しばらく走ったところの小柳公園付近で、ようやく脱出し、多摩サイをほんの少しだけ走って、是政橋から府中街道へ入る。
ここからはほぼ一本道。途中、道の両側がこんもりとした森のような所を通ったとき、急に歩道に若い女性があふれてきた。右手を見ると「津田熟大学」。ウチの娘たちには、きっと縁がない所だろうなぁ。
八坂の駅を過ぎるとすぐに多摩湖自転車道があった。この道は小金井公園から多摩湖までほぼ一直線に続いている遊歩道。のんびり走ろう。
多摩湖に到着。でも多摩湖は見えません
しばらく走って武蔵大和駅手前に到着。狭山自然公園からは歩行者も少なくなり、スピードが出せるようになった。激坂はないが、そこそこのアップダウンがある。しかし、湖の周りの自転車道なのに、湖は見えない。前回来たときは、行けども行けども多摩湖が見えなかったので、途中であきらめて引き返した。今日はなんとしても多摩湖を見たい。
多摩湖自転車道にかかる鹿島橋。色がアントラーズ色になっているのはどうして?
ロード自体は緑に囲まれ、気持ちはいい。やがて鹿島橋を通り過ぎる。鹿島という名前に合わせたのか、色までアントラーズ色だった。橋を通り過ぎると休憩所があり、下のような案内板があった。
多摩湖自転車道の案内板。起点は小金井公園近く
ここで分かれ道となっており、右手の下り坂を下りたら一般道へ出てしまった。ムダに登り返して元に戻る。この先で小径車のお兄ちゃんにパスされた。クルクル回ってたなぁ。追いつけない速度でもないんだけど、抜いてもあおられそうだからそのままやり過ごした。もう一人走っていたのがMTBのおじさん。おじさん、必死に回しているようだったが、これは簡単にパスした。しかし、こちらが写真を撮っているスキにまたパスされたりで、この後1周するまで、抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げた。
まだ見えない。まだ見えない。あ、ちらっと見えた。こんな繰り返しを何度が続けて、ようやく多摩湖大橋。やっと見えたぁ~! 多摩湖だ。
散々走ってやっと見えた多摩湖。多摩湖大橋より
周囲を緑に囲まれ、ひっそりとしたたたずまいを見せる多摩湖。橋にはすでにカメラを構えた小径車のお兄ちゃんがおり、しばらくするとMTBおじさんもやってきた。
ぼんやりと多摩湖を眺める。今日の目的は達した。さあ、味スタを目指そう。
西武ドームだ。ということは埼玉県
西武ドームまで3時間あれば来れることが分かった。ここは、ドームとなる前に2度ほど来たことがある。本当は3度目も来るはずだった。85年の西武ー阪神の日本シリーズ第7戦。チケットは手に入れていたのだが、第6戦で初回に長崎が満塁ホームラン。そのまま日本一となってしまったので幻となったのだ。その年のセ・リーグ優勝は神宮で見た。日本一も見たかったなぁ。
遊園地もあるでよ
遊園地の手前で自転車道は終わり。自転車道が1周しているわけではなかった。一般道に入り坂を下って登って狭山自然公園前に再び出る。多摩湖の回りは約10kmほどだった。
多摩湖自転車道の西武新宿線沿線に戻り、またポタリングペースでのんびり走る。人も多く自転車も多く、交差点では車止め。飛ばせるわけがない。小平駅でちょっと途切れるが、この先は人が少なく走りやすくなってきた。
多摩湖自転車道。小平から先が走りやすいかな
花小金井の先で自転車道から離れ、小金井公園へ。チューリップやパンジーが綺麗に咲いていた。
小金井公園のチューリップ
そのまま南下し、武蔵野公園と野川公園の間を通って武蔵野の森公園到着が午後5時前。まだ開門前。いつもの飛行場と味スタが見える特等席のベンチでぷしゅ~。
この公園って、来るたびに綺麗になっていく。今回は入り口付近に新しい建物が建築されていた。
武蔵野の森公園より調布飛行場を臨む。右手奥が味スタ
試合終了。さあ、帰るか
この日の帰り道は最短コースを帰ることにした。坂は3つ。多摩川原橋を越えて鶴川街道から津久井道へ向かうよみうりランドの坂。鶴川駅からこどもの国方面へ向かう緑山の坂。そしてつくし野の坂。最初に行ったときは押して歩いた道も、だんだんと登れるようになった。
味スタから自宅までの距離は25km。坂を回避して行くことが多かったのでこれまでは30km近くあったのだが、最短ルートで行くと1時間半もあれば十分だ。日産スタジアムまでが最短で20kmちょっと。なんだ、たいして変わらないじゃん。自分の中で、地図がどんどん小さくなっていく。
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BD-1で富士五湖周遊 <その4=完>
サイクリング
/
2006年05月01日
※
<その3>
から続きます
●
ルートマップ
(PDFファイルです。拡大表示ができます)
本栖湖の絶景ポイントは、平日とあって人は少ない。車が2~3台とバイクが1台止まっているだけだった。
本栖湖は1周してみようと思っていたので、反時計回りに走り出すが通行止め。今日2回目だ。止まったところにちょうどレストランがあった。その店先の自販機で水分補給をする。登ることに必死ですっかり忘れていたが、口の中は乾ききっていた。よくここまでもったもんだ。
しばらく休んで時計回りに発進する。車も少なく、静かな湖畔を富士山をバックに走る。気持ちいいねぇ。
やがて本栖の交差点。左折して精進湖へ向かう。
精進湖は小さなトンネルの先にあった。
精進湖の富士ビュースポットより
湖の北側にホテルなどがあり、そこからの眺めが絶景だった。富士と桜と湖。でかいレンズをつけたカメラを持ったおじさんが数人、シャッターを盛んに切っていた。
精進湖は小さな湖。あっという間に1周し、再びR139を走る。車の通行量が多くなってきた。トラックも多い。なんだかやだな~と思いつつ走っていると、「西湖は左」という標識。今まで走っていたのが、富士パノラマライン。左折すると湖北ビューライン(県道21、河口湖上九一色線)となる。
この道は天国だった。車なんていやしない。静かな静かな山の道。おまけに湖まで下り坂。一気に下り降りると西湖があった。
西湖はとても静かな湖でした
静かな湖畔の道を走り、西湖を半周。精進湖同様、西湖も富士山のビューポイントにホテルや旅館があり、おじさんたちが写真を撮っていた。青空が広がり、風もなくのどかな日。そして満開の桜と富士山。来て良かった。
少し分かりづらい交差点から次の目的地の河口湖を目指す。トンネルを過ぎると眼下に河口湖が広がる。そして急な下り坂。反対からは行きたくない道だ。
河口湖はにぎやかだった。「ほうとう」「ほうとう」「ほうとう」と道の両側にのぼりがガンガン立ち、レストランがズラリと並ぶ。観光客も多い。ここに来てやっと人里に降りてきたという感じがした。
まだお昼前だったが、さっきから腹はグーグー鳴っている。しかし、口は欲しくない。食べれそうで、食べたくないって感じ。もう少し走ろうか。
河口湖からは富士山のすそ野の方までよく見える。富士山はデカい。そして美しい。方向的に常に背中に富士山があるので、何度も何度も振り返りながら走る。次に来るときは逆方向からだな。
河口湖から富士山を望む。すそ野までよく見える
湖北ビューラインを走り続け、河口湖を半周。河口湖大橋までたどり着いた。ここまでで77.4km。時間は午前11時56分。平均時速は17.3km。本栖湖までの登りで平均が15.4kmまで落ちていたのを、少しだけアップさせた。しかし、観光半分なので、それほど伸びない。
河口湖大橋。自転車は通れない
河口湖から5つめの湖の山中湖までは約10キロ。ここが一番離れている。富士急の河口湖駅から富士急に沿って走る。
富士急ハイランド
富士急ハイランドを通り過ぎ、富士吉田駅の先を右折しR139に向かう。ここの道が激坂だった。真正面にでっかく見える富士山に向かって登り続ける。本栖湖から河口湖までは多少の登りはあったが、下り基調だった。しかし、この激坂を登った後、R139に出てからも緩やかな登りが続く。
このあたりから、足の裏のクリートのあたりが痛くなってきた。ペダルの回し方が悪いのだろうか。しびれるような感じになってきて、終いには痛くてペダルも踏み込めなくなってきた。忍野八海にも寄ろうかと計画していたが、これ以上走れる状態じゃない。最後の気力を振り絞って、道の駅富士吉田まで走り、両足をクリートから開放させた。
外しても、しばらくは歩くこともできない状態だった。痛みが引くのを待ってようやく歩き出し、ベンチに座り込んだ。ペダリングに問題があるのか、安物のシューズに問題があるのか。う~ん。
時間は午後12時39分。距離は87.33キロ。平均時速は17.4キロ。とにかくここで大休憩にしよう。
娘たちへのおみやげに「フジちゃん」のストラップを買い、軽食コーナーで山菜そばを食べる。そばよりうどんの岡山県人なのだが、ここのそばは結構おいしかった。
道の駅のそばに富士レーダードームがあった。有料だったので入らず、写真だけ撮る。富士山頂にあった富士山レーダーが、35年に渡るその役目を終え、ここに展示されているそうだ。詳しくは
こちら
をどうぞ。
道の駅富士吉田の富士レーダードーム
さて、痛みも引いたので、わき水をボトルに入れて出発する。次から次へこのわき水を汲みに人が来ていたが、飲んでみてもおいしいとは感じなかった。5カ所ぐらいから流れ出していて、一番端っこは500ml専用なんて書かれていた。有名なんでしょうか。私にとっては150円が助かる程度のものでしかないんですけどね。
相変わらず緩い登りが続く。車の通行量も多く渋滞気味だった。
工事中の交差点を過ぎ、ようやく山中湖が見えてきた。午後1時55分。距離93.28キロ。平均時速17.3キロ。
「路肩狭い。ないに等しいじゃん。こりゃ困った」。そう思って右手をみたら舗装された道が湖のそばにあった。走っていいのかな。走っていいよね。走ってたら「山中湖サイクリングロード」とあった。ひと安心。これで車を気にしないで走れる。
しかし、このあたりは10メートルごとに亀裂が入っている。走りにくいことこの上ない。このままだったらやだな。しかし、しばらく走ると綺麗な舗装に変わった。快適快適。
山中湖から見る富士山が一番大きい。迫力たっぷりなのだが、上の方はこのころには霞んできた。雲も増え始め、目をこらさないとよく見えない。
山中湖。サイクリングロードと富士山。ちょっと雲がかかり、綺麗には見えませんでした
地図によるとサイクリングロードは山中湖を1周している。しかし、この日3度目の「通行止め」にぶつかった。「この先行き止まり」とある。行ってみて逃げ道がないのも辛いので、一般道へ出る。いきなり登り坂。こっちも辛かった。
平野の交差点。道志道への入り口
道志道への入り口、平野交差点到着が午後2時24分。距離99.5km。平均時速17.3km。さあ、最後の登りだ(とこのときは思った)。山伏峠へゆっくりゆっくり登って行く。
山伏峠バス停
20分後に山伏峠到着。約4キロの登りだった。平均時速は17.3km。え、登り始めと一緒じゃん。そんなスピードで登れるわけないんだけど。まあ、いいや。後は30キロ下るだけだ(とこのときは思った)。
何で登りがあるんだよ。おかしいよ。峠は越えたはずだよ。そう思っても仕方ない。たまにある登り坂を必死に登り、そして下って、ようやく道の駅どうしにたどり着く。午後3時6分。距離112.46km。平均時速17.9km。スピードはそんなにアップしていない。
道の駅どうし
ここでソフトクリームを食べて小休止。午後6時ごろには帰れるかな。
神奈川まで帰ってきたぞ
道の駅どうしからも下り基調なのだが、登りも相変わらず出現する。そしてようやく山梨県に分かれを告げ、神奈川県に入る。「ここまで帰ってきたぞ~」。喜びもつかの間。勾配9%の坂が出迎えてくれた。
このころから右足の裏のクリート部分に接触している部分がどうしようもなく痛み出してきた。たまらずクリートを外し、ペダルのフラットで走ることにした。片側フラットのペダルにして助かった。
道はどういうわけか、また山の方へと続いていく。激坂だ。おかしい。かなり下ってきているのに、また峠みたいな坂があるわけない。止まって携帯のGPSで位置を確認していると、おばさん二人が乗った車が近づいてくる。
「ここはどこかしら? 20号線はどうやって行ったらいいんですか?」
「私も知りたいんです! 今、GPSで調べてるんですけど、この下の交差点に20号線は左ってありましたよ」
「あら、やっぱりそうなのね」
おばさんたち、Uターンして行きました。
GPSで確認すると正しい道志道らしい。ビンディングペダルなのにフラットで激坂を登る。道からはセンターラインが消えて、周囲は渓谷の雰囲気となる。不安だが進むしかない。しかし、長いな、この道は。道の駅からあっという間に青山交差点と思っていたのに。
アップダウンを何度も越え、青山の交差点が見えたときは嬉しかった。ようやく見慣れた風景のところまで帰ってきたよ、はぁ。足の裏はしびれ、もうヘロヘロ。自転車から降りても痛みは引かず、しばらく立ちつくして痛みが去るのを待つ。午後4時55分。距離142.83km。平均時速18.8km。
青山の交差点
青山交差点を左折し、三ケ木の交差点を右折して津久井湖を通り抜け橋本経由で境川へ出る。
160キロ地点は境川中村橋。せめて平均時速20キロにはしたいと頑張ったが、19.1km。走行時間は8時間20分54秒。時間は午後6時で、実際にかかった時間は約12時間。ホノルルセンチュリーライドでもゴールは1時間前にクローズされている。無念・・・。
だんだんと暗くなる境川サイクリングロード。勝手知ったる道なので、真っ暗になっても気にはならない。大和橋到着が午後6時35分ごろ。距離は174.88km。平均時速19.0km。走行時間は9時間10分12秒で、実際にかかった時間は12時間半ぐらい。いや~、疲れた。足腰はぼろぼろだ。そのまま近所のヨーカドーに行って、ビールを大量に買い込み帰宅。乾きに乾いたノドを目一杯潤し続けたことは言うまでもない。
サッカー観戦&サイクリング。最初は片道18kmの三ツ沢までのかわいいものが、なんと174km先の甲府まで伸びた(片道だけですが)。次はどうしようか。7月の清水戦も行ってみようかな。 片道約140kmと遠回りした甲府よりは近いぞ。
って、もう清水なんか通り過ぎて
こんなに走っている人
がいる!!
※終わりです。長々と駄文におつきあい頂きありがとうございました。
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