”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2009年07月01日 21時21分00秒 | Weblog
7月1日(水)曇

今日から7月です。蒸し暑さが続きますがもうすぐ暑い夏がやってきます。海の日ぐらいから僕のヨットライフも全開です。もうヨットをやってられるのも2,3年ぐらいしかないでしょうから体とヨットが健在のうちに楽しんでおくだけです。今はまだ働いているのでヨットの維持もなんとかできますが、働けなくなったらヨットもあきらめざるを得ません。と言って今更グループでやることも考えてません。個人オーナーの気楽さを知ってしまった今、昔のようにグループでやっても長続きしないような気がします。

ところで現在「呻吟語(しんぎんご)」を読んでいます。その中に以下のような一節があります。人としての生き方のあるべき姿だと思うけどどうでしょうか?

貧羞づるに足らず。羞づべきは是れ貧にして志なきなり。
(貧乏だからと言って別に恥じる必要はない。恥ずべきは貧乏に負けて志をなくすことだ。)

賎悪むに足らず。悪むべきは是れ賎しうして能なきなり。
(地位や身分が卑しいからと言ってこれを悪む必要はない。悪むべきはそのために何の能力もないと言うことだ。)

老歎くに足らず。歎くべきは是れ老いて而して虚生するなり。
(年をとったからと言って歎く必要はない。歎くべきは老いて虚しく生きることである。)

・・・・・・・

「呻吟語」は明代の陽明学者 呂新吾 と言う人の人生観を現した書とされています。人間と言う動物をよくわきまえた人だと思います。人間通になるにはこの本を熟読するといいかもしれません。ただ儒学者の偉い先生ですから我々凡人には少々窮屈かもしれません。僕は只最後の老いて・・・の部分を自分に言い聞かせたかっただけです。

今日はこれまでです。それではまた。
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