希望のゆくえ（寺地 はるな）

おぉ！！　という感じでした。
こちらの本。
ハハハ…　　全く先入観なく読みだしたら、あれまーー。
止まらない。。。
寺地センセイ、すごいよね…。
なんで、こんなにも読者を引込む話術…？ 筆術をお持ちなの…？
それもですね、「いかにも！」という感じのガチでくるのではなく、読んでいる人に「き、、、　気になる・・・（ぅぅうーー）」と思わせる、独特の温度感というか、奥深さというか…。
こっちも 奥を（先を）覗いてみたくなる・・という衝動が…（笑）

スパっと よかった！というのとはまたちょっと違い、 読書時間をわくわくしながら楽しめるという作品でした。

ある行旅死亡人の物語（武田 惇志、伊藤 亜衣）

こちらの本、読みました。
事実は小説より奇なりーーー
まさにまさしく。

文章書きのプロ、記者さんお二人の文章だけに内容がとてもリアルに伝わってきた。
事実だけにね。

老人ホテル（原田 ひ香）

一気読みでした。
こちら。

なかなかドラマチックな設定かと思いきや、誰もが瀕する身近に起こりうることが書かれているので、興味を惹かれて・・・
ただ、絶対「続編」があるのでは？　と思う、終わり方なので、続きに期待しています。
だって、本当にこれで終わりだとしたら、ちょっとシコリが残っちゃうんですよね～。
はい。

Doctor-X：外科医・大門未知子Ⅰ・Ⅱ（中園 ミホ）

　

まさにまさしく期待通り！
おもしろい、面白過ぎるぞ！！
とりあえず、Ⅰ と Ⅱ。

いいなぁ～～～、大門未知子。
なんて、太っとい芯を持っているんだ。
大門先生はもちろん、晶さんや城之内先生、加地先生や近藤先生、みんなみんなおもしろく絡み合っていて、目が離せないーーー（唸）
最高です。

特に、Ⅱの高知の少女、くるみちゃんに挑む未知子チームは圧巻。
感動した。
あーー、続きが楽しみ。

なかなか本に集中できなかったけど、全てが快方に向かうよう祈っています。
何も要らない。
ごく平凡で平和に、当たり前に感じていた日常を望みます。。。

川のほとりに立つ者は（寺地 はるな）

この本、途中までは うーーーーーーん。。。かな？ という気もしなくもなかった。
しかし、良かった！
最後まで読むと、「深い！」
この一言に尽きます…。
いやぁ、ほんとに。

寺地センセイの本って、中毒性あると見た。
なーんか不思議なんだけど、
賛否両論、好みが分かれそうだけど、ワタシは好き。
なんだか、寺地マジックにかかってしまったような感じ。
ほんと、不思議な魅力です。

こんな感覚を読者に伝えられる寺地センセイって、すごい。
なんというか…
独特なのよ。。。　（まだ余韻が…）
気に入るも気に入らぬも百閒。
もしかすると、目からウロコの出逢いになるかも。
ぜひ、寺地作品をお試しあれ♪

キネマの神様（原田 マハ）

先日、犬顔ダンナが読んで「おもしろかった！」というので、外来本に選定させていただきました。
こちら。
結果、大正解！

読ませるな～～。
さすが、原田センセイ。
いい話だった。

しかし、気温の変動激し過ぎ。
病院は、朝、暖房入っていた。。。
ちなみに終わって職場へ着く頃は、汗だくざんす。
首にタオルざんす。

そーいや、図書館も（もはや夜だけど）暖房入ってた。。。
男子学生ちゃん、汗拭きながら勉強していたがな。
確かに、暑かったねぇ。

闇祓（辻村 深月）

うへぇ～～～。
なんだ この本？！
お、、、 面白ーーい！（叫）　特設サイト→ 💙

この本 読んでなければ、絶対（！）読もうとしないジャンル。
でもでも、辻村センセイ自らの想い（かなり愛着をお持ちで思い入れがある作品だとのこと。）を知ってしまった以上は、ファンとしては素通りできないでしょーー。（爆）

怖いのはすっごく苦手なので、回避したいしたい…と思いながらも、読みだしたら止まらないじゃないかーー♪
そっかね。
辻村センセイの手に掛かると、ホラーもこんなに面白い作品になるのですね。
読んで良かったよ。
※でも、他の作家さんのホラーは 絶対に読みません。（つもり）

団地のふたり（藤野 千夜）

面白かったです。
こちらの本。
こちら にもわかりやすい記事あり。

こういう、ほのぼのした本、好き～～♪
ゆるりと気分転換になりましてよ。

しかーーし、 このクソ暑さってば。（怒）
今日から９月ですゾ。
ツクツクボウシが 「あぢ～～　あぢ～～」って鳴いているように聞こえる。。。
もぅ、　どうにかして！（怒）

マスカレード・イブ（東野 圭吾）

順不同で、２回読んじゃったコトもあったけど・・・、
（「ホテル」、「ナイト」、「ゲーム」）
新田刑事＆尚美ちゃんのマスカレード・シリーズ
今回の「イブ」 が一番面白かった♪

---お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。二人が出会う前の、それぞれの物語。---
↑ これ、これ。
かっこいーーい♪
新田刑事も尚美ちゃんも 凛としていて、素敵！
２人のプロ根性がこの後、相乗効果となって 発揮されるというのが わかります。
それぞれに、いい話だった。

Another side of 辻村深月（辻村 深月）

なんて、豪華な本 なんだろう。。。
外身も もちろん中身も。
まず、手に取った瞬間、重っっ！（笑）

そして、中身。
辻村センセイが、辻村作品が いかに愛されているかが よぉーーくわかった。
名だたる大物の作家センセイ方（だけじゃないけど）が、インタビューに応じたり、決して短くはない寄稿をされたり…
いやーー、ほんと ビックリの豪華絢爛っぷり。
あの（！）大島てるさんもご対談～～。
びびび、ビックリした。

この本は、辻村ファンとしては、ハズせない。
改めて、辻村作品を振り返りたくなる。
さて、またまた “祭り” やっちゃうよ～♪
開催の目処は、THE 年末年始。（？）
へっへっへ。

明日から、暑い暑い連休ですね。
夏祭りも多いでしょうね。
夏本番前に夏バテしそーな勢いの暑さ。。。
早くも連日うんざりしています。