ずーっと読みたかったんです!! こちら。 しかし…
地元図書館では、人気も人気… 大人気で 予約の順番がなーかなか回ってこない・・・
と、予約したことさえ忘れていたところへ 職場の先輩が貸して下さるコトになり…(嬉)♪
これぞ まさしく満願成就☆ (笑)
ということで、ついについに(!)待ち焦がれた コチラ 、発刊からはや1年近くなってから読めたのでした 。。
ありがたや〜 (-人-)
1. 夜警 2. 死人宿 3. 柘榴 4. 万灯 5. 関守 6. 満願
以上6作品から成る短編集ですが、ひとことで言うならば、“チャラい ミステリーではない!”
「第27回 山本周五郎賞」に納得の 文学作品です。
いやはや…
実は~ (大きな声では言えないが…)
第28回の同賞作品 は、ちょーっと… 賞の価する看板に納得行かない部分アリき ? の不満感が、まだ記憶に新しい分、
米澤センセイのこの作品は まさに正統派の周五郎賞!と言った感じでしょう。
要は、肩肘張らない短編ミステリーとは言え、読みながら風景を彷彿とさせる情感たっぷりの表現力だったり、
読み易い 美しい言葉並びや文章力…
この辺りに浸れるのも、周五郎賞作品を支持する所以です。
だから、その点で 納得の満足♪
どの作品もそれぞれに味があるので、好みはきっと分かれるのでしょうね。
6作品それぞれに、ちゃんとトリックも仕掛けられているのも イキな演出です。
ワタシは、特に、タイトル作品の“満願”が気に入りました。 (o'∀'人)