いやーーー、
何と言ってよいのやら・・・
読み終わっての第一声 → 「おもしろい! 確かに おもしろかったかったんだけど、…
でも、結局なんだったんだろう???… 」
これが、いわゆる『伊坂マジック』 なんでしょうか。
なーーんか、不思議な読後感・・・
しかし、さすが 伊坂先生ですね。
久々に、 “寝るよりも 読む!” と選択させてくれた本でした。
ほんと、伊坂先生の この麻薬みたいな テクニック(笑)、不思議なお力だと思います。
一見、善良で優秀な中学生の“王子” が、もぅ メチャメチャ腹立たしくて、
ワタクシの はらわたが、(ぬぉ~~~(怒)! おのれ~、 このクソガキゃーーぁ (爆))と 煮えくり返りしながらも、
眼&本能は、次のページに進みたくなる… & 止まらなくなる…
という、身体に悪い この魅力・・・。
一体、なんなの??! って、感じです。
まず、この要因として、
登場人物が 魅力的! ですね。
なんといっても、木村一族は 揃いも揃って 素ん晴らしいキャラだし、
(最後の最後、渉クンに宿っている お力には、ビックリ仰天させられましたし。)
ワタシゃ、一発で 茂さんご夫婦のファンになっちゃいました。
(熟年の魅力にゃ、あっぱれです。 素敵!)
あと、物語の中の 細かな演出や事柄が、全て どっかに関連している、ってことですね。
こーゆーテクニックって、読みながらも頭を使うので、アドレナリン 出まくりです~。
疲れるけど、快感♪
伊坂先生の こーゆー才能って、一体全体、なんなの?! と 魅せつけられまくりです。
また、今回は、舞台が新幹線(はやて)の車内だったので、 次の停車駅に着くまでに なんとかせにゃぁ! という
緊張感が 絶えずあったのも(おかげで疲れたけど…(笑))、ミステリーの最良の心理戦に繋がりましたね。
(あっぱれ!)
と、ここまで書き進めてしまいましたが、詳しくは こちらの 専用サイト をどうぞ。
そうそう、
今回、読んでて、鈴木先生の存在が 最後まで引っ掛かっていたんですけど、
こちら に登場されていたんですね(驚)。
やばっ・・・
かつて読んだけど、すっかり忘れておりました…。
よ、読み返さなくては。(焦)
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