実在する団体(北里大学獣医学部の学生さんのサークル組織)「北里しっぽの会」で起こった実話から成ってエピソードです。
ただでさえ、実習や研究で 忙しい学生のかたわら、犬・ねこ・うさぎの保護に立ち上がり、
やがて、大学公認のサークルとして活動が定着するまでの 紆余曲折が綴られています。
本の紹介ページは、こちら。
この本を読んで初めて知ったのですが、北里の獣医学部って、青森の十和田にあるのですね。(驚)
てっきり、関東圏内にあると思っていました…。
いくら、獣医さんを目指す動物好きの学生さんとは言え、
一人住まいの せいぜい1Kとかのアパートに 複数の動物を引き取り、世話をし、
譲渡会で新たな飼い主さんが見付かるまで、自分の財産や睡眠を削って ひたすら愛情を注ぐ・・
というのは、それはそれは大変です。
預かる小動物も 決して健康体のコばかりでなく、重病なコや、心に深い傷を負ったコも多数いるため、
「犬好き」 「犬バカ」 の域ではなく 『犬狂!』 で、自己犠牲を厭わないヒトでないと
到底、続かない現実が待っています。
でも、登場する動物たちの表情の 幸せそうなこと 。+゜(*´∀`*)。+゜
きっと、みんな いい獣医さんになるんだろうなぁ~~。
と、いいところで結びたい気もするのですが、
この本の中には、随所に 厳しい現実が突きつけられていて、むしろ それを知ることに
意義があると思います。
ワタシも、数年来、ゴル U^ェ^U ワン! が飼いたくて仕方ないのですが、
(ま…、実質的にムリなんですけど)
生命を守って育てる責任って、 ┗(゜д゜;)┛お、重っ・・・
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