めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

それでも私はピアノを弾く〜天才ピアニスト・ブーニン 9年の空白を越えて〜

2022-10-23 16:15:17 | その他(雑感)
 

いやぁ~~~~(唸)
こちら の特番、壮絶!!!
一昨日やったBSを録画してあって、(※詳細は知らず。) ワタシ、てっきり反田くんの特番だと思っていたんですね…。
そしたら、ブーニン。(驚)(驚)(驚) (あ… わが家の新聞のTV番組表には、副題がなかったんです。)(汗)
もの す・ご・く(!!)濃い内容でした。
かつての最年少でショパンコンクール優勝者が あまりに壮絶なその後を過ごしていたなんて、知らなかった。。。

ブーニンが日本人の奥さんと結婚して、ご子息もいらっしゃること、
東京にご自宅があり、ピアノはFAZIOLI(ブーニン特製)のこと、
ソ連の音楽家たちへの締め付けがあまりに厳しく、世界中でコンサートに飛び回って活躍していれど、報酬は殆ど国家に召し上げられてしまい、ブーニンは極貧だったこと、
どこに行っても監視役は付いてまわり、かつてのコンクールでできた友達との会話も全て聞かれていたこと、
そして、監視の隙を付いて 身の回りの最小限の荷物だけを持って、お母さんとドイツで亡命したこと、

そのドイツで奥さまと知り合い結婚したブーニンにさらなる 苦悩が忍び寄り、ピアノが弾くことができない身体になってしまったこと、
左手の麻痺だけでなく、左足の切断の危機にも見舞われたこと、
だから、9年間、演奏が全くできなかったこと。

でも、それだけじゃなく、
反田くんはブーニンの影響を受けて、ショパンコンクールへの出場を決めたこと、
そして 二次で、かつてブーニンが観客を魅了し「猫のワルツ」を選んだこと、
ブーニンが優勝した時の4位が あの! 小山実稚恵さん(←大好き♪)だったこと、
辻井くんは、赤ちゃんの時、ブーニンの英雄ポロネーズに大喜びし、お母さんもびっくりの反応を示したこと、
(他のピアニストの英雄には 無反応だったそうです…。)

などなど、ずーーーーーーーっと、画面に釘付けでした。
ブーニンが ソ連は「沼だった。。」と言っていたのが、特に印象的。
今のロシアも まさにそうなのでしょう・・・
腑に落ちた。

ちなみに、11/6(日)の夜もBSで ブーニンの特番をやるそうです。
予約しなくちゃ!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビオレタ(寺地 はるな) | トップ | 破船(吉村 昭) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他(雑感)」カテゴリの最新記事