帚木先生の作品は、言葉のつなぎが美しくて読みやすいので、大好きです。
これは、いわゆる田舎の村を舞台に、2組の不倫カップルのストーリーが交互に展開していくスタイルです。
どちらも、不倫の方が“いい感じ”にこのまま結末まで進んでしまうかと思いきや、あっと驚く展開が用意されていました。
しかも、この本を借りた時点では知らなかったのですが、「空山」へ続くのですね…。
登場人物達の置かれている状況からすると、数奇なドラマが待ち受けていそうですが、穏やかな帚木調でどのように進んでいくか とても楽しみ♪
早く、空山を借りに行かねば・・・(うずうず)
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