芥川症（久坂部 羊）

な～るほど！ 上手い !!
と、芥川センセイがお読みになったら、おっしゃることでしょう… (-@∀@)　
表紙からして、とても とっても センスがいいですね。 こちら。

芥川センセイの 親作品をアレンジした、ブラックユーモアの医療短編集です。
まぁ…、
リアルすぎて ちょっと… (/ω゜＼) エグいのもありますけど…。
（例えば、「極楽変」あたり。）
何と言っても、“人体” ですから…。　“部位” ですから～…。

ワタシは、個人的に 『バナナ粥』 が 1番気に入りました。
さすが、かつて 老人保健施設に勤務されていたという、久坂部センセイならではの
“実際、こういうやり取りが繰り広げられるんだろうなぁ…” と 共感させられる流れになっていて、
・・・・・・
我が家の 現状問題とも比べつつ…、身につまされます… (；-ω-)a゛

ただ、久坂部センセイは あくまでも温かい観点で描かれていて、ハッピーエンドにまとめられているので、
ある面、ホっとさせられますが…。

まぁ、お医者さんとして　実際問題、いろいろな修羅場をご覧になってきているのでしょうが・・・
そこは 置いておかないと、カイゴなんて 誰もやる人いなくなっちゃいますもの… (；￢＿￢)

バナナ粥に登場する、お父さん みたいに可愛げのある人ばかりじゃ、ないし-----　(*`ェ´*)
ムっ、ムっ、 　む、むぅーーーーー（怒） ←謎の雄叫びで ガス抜き中…（爆）