先日のこと。仕事を終えマンションにたどり着いた時、入り口でなにやら鞄をごそごそしている女性が・・・。雰囲気から部屋のキーを捜している様子。最近のマンションはセキュリティーの関係で、キーがないとエントランスに入れない、当然エレベーターにも乗れない。「あれっ」とつぶやきながら必死に探している雰囲気が伝わってきた。
私は?と言うと、自分のキーでエントランスに入り、
エレベーターボタンを押す⇒最上階からエレベーターが降りてくる
⇒エレベーターに乗り込み目的階を押す
「さぁ上へ」と思った時、気になってちらっと彼女を見た。その時ようやく探し物を探し当てた彼女と目が合った。
私は「待ってるからどうぞ、いらっしゃい」という気持ちを込めて無言で微笑み開ボタンを押し、「すいませ~ん」と恐縮しながら彼女はエレベーターに乗り込んできた。目が合ったので、再度「いえいえどういたしまして」という気持ちを込めて微笑み返し。
その後、
彼女「落としたんじゃないかとあせりまくりました。」
私 「私もよくやるから気持ちわかる、わかる・・・」
彼女「可愛いスカートですね。前から歩いてきてはるのずっと可愛いなあと思いながら見てたんですよ。まさか一緒のマンションの人だと思いませんでした。」
私 「ほんとう!?うれしい・・・」
と会話が進んだ。この間お互いずっと笑顔。その後鼻歌を歌いながら気分よく部屋に入る自分がいた。
名前も知らないもの同志がちょっと笑顔を交換するだけで会話がはずみ、気持ちがよくなるなんて、
やっぱり笑顔はすごい!