女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

行きつけの美容院

2013-04-15 | インポート

辛島です。

皆さんも、「行きつけの美容院」というものがあると思う。
もしくは、「今の美容院しっくりこないなぁ.他探そうかな~という人もいるのではないか。

私もここ2年半ほど、電車で30分かかる「行きつけの美容院」に通っている
市内に住む私の家の近所には美容院がかなりたくさんあり、歩いていけるところも
多い。

ではなぜわざわざ電車に乗って通っているのか。

最初にその美容院に行ったきっかけは仕事。
ミステリーショッピングでいくつもの美容院に調査で行かせてもらっていた。
家から自転車で行ける距離の店舗の調査に行ったこともある。
今でも通っている香里園店はその調査で行ったのだ。
自分で探して行ったわけではなかった。

近所の美容院より、その店に「また行きたいと思ったのは、
今でも毎回担当してもらっている美容師の人が素敵だと思ったから。

自分より2歳上の女性。
「美容師」としてのプロ意識が素敵だと思った。

名前は田中さん。

例えば、「美容師業界は新しい技術がどんどん入ってくる」という話題になった時。
毎日閉店後にスタッフで練習もするけど、休みの日に講習に行って先生に習うことも多い
と話していたので、私は何気なく「実際の休日は減ってしまうから大変ですね、講習めんどくさいって
思うこともあるんじゃないですか?(笑)」と聞いた。

田中さんの答えは、
「私、技術が好きなんで、いろんな技術を習得できることが楽しくて美容師やってると思います。
それによってお客さんが嬉しそうにされるのを見るのが好きなんです。」

髪型だけでなく、髪の癖や髪質へのアドバイスも豊富で、さらには

「お客さんとの会話は忘れないんです。」
と笑ってずいぶん前にした会話も覚えてくれている。

田中さんが美容師という仕事が好きで全力で仕事をしていると感じるから、

その感じ素敵だなと思って今もその店に通っている。

「プロ意識」が高い人は、安心感が違うと、身をもって感じる。

私も同じ女性として、同世代として、頑張らないと