中村です。
先日久しぶりに女性専用車両に乗車した
40分乗車するためできれば座りたい
いや、是非とも座りたい
席をキープしてホッと一息。ようやく周りを見渡す余裕ができた
と、その時
周りの状況が異様なことに気がついた。
私の右隣、左隣、さらには向いの席に陣取った若き女性3名が一斉に化粧
をはじめた
これがオセロなら、色かわってしまうなぁ・・・などとしょうもないいことを考え
ながら彼女たちのメークを観察していた。
彼女たちのメークは「口紅を塗るだけ」「ファンデーションの上から粉をはた
くだけ」ではなく、フルメーク
リキッドファンデーションに始まり、眉毛の形を整え、電車の揺れにもめげず
器用にアイラインをひきボリューム感たっぷりマスカラをつける。リップグロス
をぬり、シュシュッと香水をふって終了。しかもスタンド付きの鏡や前髪をとめ
るためのクリップなどメイクグッズも完璧に準備されている。
所要時間約10分。寝起きでぼ~っとした顔がキュートな可愛らしいメイクで
別人のように生まれ変わった
彼女たちの手際の良さから推察すると、今回がたまたまではなさそうだ。
きっと今までも通勤時間=メイクタイムなのだろう。
彼女達はそれぞれの駅ですました顔をして下車していった。
その姿を見てちょっと複雑な気持ちになった。
私にとってメイクは着替えと同じ
基本的には公衆の面前でするものではない。
はしたないこと
私達の時代はそのように言われたのだが、今時はそんなことはないのか?
と言うより、「はしたない」という言葉そのものを耳にしなくなったような・・・。
でもやっぱり気になる
どんなに会社や彼氏の前では完璧に身だしなみを整えて
可愛く振舞っていても、公衆の面前で
「鼻を伸ばしたり」
「口を半開きにしたり」
「目を大きく見開いたり」
変顔のオンパレード。どうみても滑稽。
人の目が気にならへんのん?
「不安定な車内でぎらぎらしたリップグロス」
他のお客さんについたらどうすんのん?
そんなこと気にならないからできるんだろうなぁ
でも
日本女子よ!恥じらいを取り戻そう!