女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

PLAY OFF+(後半)

2015-03-04 | 日記

中村です。



マンションの近くに昔行っていたかもしれない店を見つけたと
いう前々回の話の続編

 


店を見つけたことを同期で仲の良かった友達に連絡したら、


「中村ちゃん、偵察行ってきてぇ~や


で、


思い切って行ってきました。OFF




扉を開けた瞬間





PLAY OFF+は、まぎれもなくあのOFF
と判明


テーブルクロスもディスプレイされている古いジャズのレコードも



そして何よりカウンターの奥にいるマスターが



OFFそのもの



当時は年齢不詳。
30代だったと言われればそうとも思えるし、
50代と言われてもわからんでもない・・・。


ただ、現在はおそらく70代だろう・・・ということが推察される。



髪型は当時と変わらずロン毛を後ろで束ねている。



「いらっしゃい」



とりたてて声をはるわけでもなく、前に出てくるわけでもなく普通
迎えてくれる。


1人でBARに行くなんて、そうはないシチュエーションなので、少々緊張
しながらカウンターに座り、ハーパーのソーダ割りを注文。



ドリンクを作っている間に話しかけてみる




「20数年ほど前、前の店に会社のメンバー達と行ってたんですけ
ど、この間たまたま見つけて、ひょっとしてあのOFF~』
ってうれしくなって来てみました」


「あの頃は『糸偏(いとへん)』が元気やったからねぇ~。一番勢いあっ
たんちゃうかな・・・」



ハーパーのソーダ割りと殻つきのピーナッツが一つかみカウンター
に置かれた。



8年前に今の場所に移転したこと。新しくスタートするという意味をこ
めて店名のあとに「+」をつけたこと。など話を聞きながら、懐かしい
オイルサーディン(もちろん、缶のまま出てきました)を食べながらソー
ダ割り2杯飲んだところで、



「マスター、いけるぅ~」



と7~8人のほろ酔い客が入ってきた



「そろそろ、帰りますわ」



会計を済ませて店を出た。
帰り際、マスターが



「見つけてくれてありがとう」



とぼそっと一言。必要最低限の愛想しかないのも以前のまま。



また来ようっと



愛想がなくて放置感が心地いいBAR    PLAY OFF+