女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

歌丸のことば

2016-05-22 | 日記

中村です。

昨日、注文していたCLAYDなる入浴剤が届いた。この入浴剤、
アメリカ西海岸の砂漠地帯で採れた天然ミネラル豊富なクレイが
パウダー状になったもの。

なんでも世界中のセレブが注目する温泉を超えた入浴剤
らしい。石鹸や入浴剤フリークの私としては是非とも試してみたい。
と購入したもの。

口コミ情報によると、ものすご~く発汗を促しデトックス効
果高し。入浴後はぐっすり眠れるのだとか・・・

 

で、試してみた。

発汗作用は今一つ
説明書に20分は湯船につかれ!とあったが7分程度ではやむ負
  えないか・・・


期待のデトックス効果も、???
「毒素がたまっている場合、グリーンの湯の色がグレーに変わる」
  あったが、色の変化なし
自分では毒素がたまりまくっている!と思っていたのに???
これは本当に毒素がたまってなかったからなのか?入浴時間が短
 すぎたのか?それとも???

ただ、入浴後ぐっすり眠れるというのはその通り日頃の寝つき
の悪さがうそのよう。朝までぐっすり眠れた

おっといけない。今回は入浴剤のことを伝えたかったわけではない・・・
本題にはいります



ぐっすり寝て起きた日は、頭がすっきりして気持ちがいい。


おまけに今日は天気も良い


窓を開けて外の空気を入れ、久しぶりにちゃんとした朝食を作って、
食べながらテレビの情報番組を観た

読売テレビの「シュー1」
※余談ですが・・・
 この番組に出演中のジャニーズTAT-TUNの中丸雄一
ってええ子やなぁ~。
 手先は器用で何でもこなすけど、シャイで素朴で嫌味ない好青年



そこで番組が行った桂歌丸へのインタビューがVTRで流れていた。


今年で80歳。笑点50年の節目の年に番組降板と話題になっ
ていたな・・・と思いながら真剣にと言うよりは、音楽を聴きながら読書
をするような感覚でなんとな~くその話を聞いていた。


落語好きでも笑点ファンでもない私にとって、桂歌丸という落語家は名
前は「知っている」が特に関心はない。



ただ、聞いていて共感できる言葉が出てきた

「楽するために苦しむ」

歌丸さん曰く、「好きで噺家になったが1時間もの間喋り続ける古典
落語を覚えるのはしんどい」特に高齢になってくるとそれはそれはし
んどいことらしい。

聞き手の「なぜ、そんなしんどいことを続けるんですか?」という問い
に、間髪入れず、


するためですよ」
そのあと続けて出て来たのが上記のフレーズ。


聞き手の「いつになったら苦しむのをやめるんですか?」に対して、
これまた間髪入れず、


「目を瞑る時です」


そのあと続けて、「好きで噺家になる道を選んだんですからそれが責
任です」と。これらを「深刻に」でも「しんみりと」でもなくあっけらか~ん
と言って笑い飛ばした。


80歳で降板⇒引き継ぎって遅すぎるやん・・・。
こんな状態で公の場に出るのってどうなん・・・。(正直首元とかシワシ
ワでちょっと痛々しい感じ・・・)画面に映る歌丸師匠を見て最初は正直
こう思ったが、


そこに一つのことをやり続け、やり切った人の「言葉の表現力」
そういう人にしか醸し出せない「凛としたカッコよさ」を感じた。



ふと自分を振り返る。自社の説明会で話をする自分の言葉はまだまだ
まどろっこしい。「職業観」にしても「女道(おんなどう)」にしても道半ば
故か・・・。歌丸師匠の域にはまだまだ達しないが、「企業人」「女」「中村
桂子」として精一杯やっていこう。そんな気持ちを込めてブログをアップ
します。


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