桔梗原

なははな一日

中欧の旅 最後の夜

2010-08-06 23:13:32 | 旅行

6月17日、この旅の最後の一日はブダ地区を回りペスト地区を歩き、一日中よく歩きました。
夕方、ヴァーツィ通りの先のヴルシュマルチィ広場の一角にあるカフェに
彼と二人で出かけました。
このお店は100年以上前からある老舗だそうです。
驚いたのはここではちゃんとお冷(水)が出るんです。
「おお~最後に来て初めての水のサービス!!」と
飲んでみたんですけど、生ぬるくてあまり美味しくなかったです。
残念でした!

帰国するのは二日後の19日なんですが、
時差の関係もあり18日の朝には空港に向かわなくてはなりません。
長い旅の締めくくりに今日は街中を歩く!ぐらいの勢いで歩きました。
国内旅行と違って、海外はまたいつか・・・と思っても
多分一生に一度しか訪れることが出来ないのではと思うので、
なぜか貪欲に楽しもうと思ってしまいますね。
二日後には嫌でも和食を食べれるのに、
ついに最後の晩餐は和食を食べることになりました。
お義母さんが「私はどーしても和食が食べたいのよーーー」と
最後の我がままを言い出たのよね・・まあ、しょーがないか・・

でも、大抵外国で食べる和食は和食風の和食で、
和食であって和食でない!ってものの方が多いじゃない。
だからなんとなく不安だったんだけど、
繁華街から20分程も歩くへんぴな場所にある
『ありがとう』という和食屋さんは、
日本で食べるのにもそん色ない美味しいお店でした。
ハンガリーでお店を出して19年というご夫妻
「儲かりませんよ・・」ですって。

夕食を終えてぶらぶらと夜道を散歩しました。
最後にまたドナウ川の夜景を見ようとブダ城の対岸にきたら、
なんとブダ城から花火が上がっていました。
今夜のフォークダンスのフィナーレなのでしょう。
まるで私達の旅のフィナーレも祝ってくれているようで
最後まで眺めていました。

すでに旅行から二カ月がたとうとしています。
長々と旅の思い出を掲載させて頂きました。
とりとめのない自己満足の旅行記を読んで下さったみなさま、
本当にありがとうございました。
コメント (6)
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