ご縁を呼ぶ財布

息子の使用している財布は、わたしだったら、ゼッタイに持たないな、というタイプです。
ｍａｃｒｏｍａｕｒｏ（マクロマウロ）という、ちょっとエッジのたったブランド。
初めて見た時は、『なにそれ～？？』と思いました。でも目立つことは、目立つ。なので、その目立つ財布で、けっこうなご縁に恵まれています。
　　　　　　　　　　　　　　　　

先日は、遅い便の新幹線で京都から広島に戻る途中に、車内でウトウトしてたら、車内放送で、自分の名前が呼ばれて、飛び起きた、そうです。
「○○大学　法学部の◆▽◎さん。車掌室までおいで下さい」
なんだ、なんだ？？と、出かけて行くと、自分の財布が届けられていたそうです。
まったく、気づかなかったらしい。こんな派手な財布が落ちてたら・・・・イヤでも、目につくけどね？？
たいした金額は入っていなかったけど、ちゃんと戻ってくる日本って、素晴らしい。
車掌さんに聞いて、拾ってくれた人の席まで、お礼に行くと、「派手な財布だったから、どんな子が持ってるのかと思ったよ・・・」と笑われたそうです。

また、就活中に、広島駅に向かう途中にある小さな雑貨店で、買物をした時、店番のおばあちゃんに、『カワイイ財布持っとるね～』と、話しかけられてから、ご縁ができたようです。
それからは、『カワイイ財布の就活中の学生さん』とインプットされたようで、『最終で落ちて・・・・』と嘆きながら、財布を出すと「今日は良いよ」、とジュース1本奢ってくれたり。
内定が取れたことを報告すると、やっぱりジュースを奢ってくれたそうです。

日本人って素晴らしい。

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