5月2日の土曜日は、いまは悠々自適の職場の元先輩マキコさんのお誘いで、職場の元後輩ハンドメイドアクセサリー作家nakkaさんとの3人で、五月が丘まるごと展示会に行ってきました。
この試み、すでに9回目になるそうです。
オープニングガーデンに行かない??というお誘いだったので、ガーデナーの端くれといたしましては、ぜひ、ということで、トコトコと出かけたのですが・・・・・なにが、なにが、こんなに大掛かりな催しだったとは!!
お庭拝見だけでなく、カフェに、工房にギャラリーに、ショップに、コンサートにと、あるわ、あるわ、で、ビックリ。
郊外の古い団地の住宅街の中に、こんなにおうちショップをやっている方が多いなんて。
最初に訪れたのは、まさに私が理想とする、土の色が見えないほど緑にあふれ、木陰の多いYさん宅。庭の花も、ビビッドカラーじゃなくて、青、白、紫と、目に優しい色ばかり。まるでペニシアさんの庭のようです。
お庭だけでなく、お家のそこそこに、さりげなく手の込んだ造作がありました。
『この扉ステキですね』『この天井裏の寄木細工みたいなの良いですね~』と、こまかな所にもいちいち感動。
『もうこちらのお庭だけで十分満足。このまま帰ってもいい』と、大騒ぎしてたら、テレビカメラの取材を受けました(爆)
『わぁー、フランネルフラワーだ』『おぉ、ジギタリスが』『見て、このクレマチス』と、騒ぎまくってたので、うるさかったのかしらんね??
とはいえ・・・・・取材を受けて、嬉しいどころか、ほぼノーメイクに分厚い眼鏡に、ボサボサ頭の超ブサイクな姿だったので、もし放映されたら一生の不覚(涙)
お庭もお家も、素敵でしたが、なんといってもこのお宅のご夫妻が素敵。品が良くて、お優しい。カモミールとローズヒップのお茶(ティーバックでは無い!!)までご馳走してくださった上、庭の野草の苗まで分けてくださいました。
『もう十分。これで帰ってもいいよ???』と、ほざいてた私ですが、続いて出かけた古民家ギャラリーで、またもや、大興奮。
福島俊をさんと仰る建築家さんが、古民家を移築再生されたギャラリー&工房&ご自宅、のようです。オーナーさんも、雰囲気のあるカッコイイおじさん。
こちらのお宅は、錆び錆びもの好きなnakkaさんのドストライク。
中に入ると、アンティークショップが併設されてて、器好きソウルが着火した!!
大正~昭和のものが多いようで、お値段リーズナブル。悩まなくて良い気軽なお値段なものだから・・・・・買ってしまった。
数日前に、新幹線代金を使って佐賀県有田の陶器市まで出かけ、器を爆買いしてきたというのに・・・・・また、器を増やしてしまう。しかもはるかにお手軽、はるかにお安く。
いったい、何のために、私は有田くんだりまで行ったんだろう???
今回は、いくつになってもオシャレなマキコ先輩が『itatchiちゃんが好きだと思って』と、厳選したお宅を案内してくださいました。
いまや、会社ではシーラカンス級の私を『ちゃん』づけで呼んでくださるのは、この世でマキコ先輩ぐらいで。
30代と20代で出会って以来、ウン10年。転勤の多いサラリーマン人生で、一緒に仕事をしたのは、実は数年だけなのにね。人のご縁は不思議だ。
五月が丘団地はまだまだ奥深くて、素敵なお宅、お庭拝見は、次回に続く。
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