東京へ出張で本社ビルのある赤坂周辺で、ランチタイムに行列せずに昼食にありつこうなんて、どだいムリな話しなんだから、ここは変化球でいくわよ。
赤坂にあるフランス菓子のLibertable(リベルターブル)です。ケーキ食い女は、ケーキをランチ代わりにするのは、全然アリ。
こちらのお店、ホームページによると、“自由な発想、記憶に残るクリエイティブ”をコンセプトに、独自のフィルターを通し生まれる、前衛的な品々、だそうです。なにがなんだか????
自信家そうなお顔のオーナーパティシエが、HP上でにらみをきかせてます。
作り手本人が前面に出過ぎたり、お店のコンセプトをカタカナで強調するお店は、ちょい苦手なんだけど・・・
地方都市では、なかなか食べれそうにない(食べる人がいない)ケーキを出してるんで、これに挑戦してきました。
いかにも赤坂って感じのシャレオツなケーキ屋さんでしょう。
ランチにチョイスしたのは、このお店のスペシャリティとして紹介されて、この2個です。ええ、ええ、2個ですけど。
向かって左側は、リュックス 864円。
苦味のあるチョコレートムースに、高級キノコの黒トリュフをあわせたもの。おいおい、森のキノコとチョコあわせてどうする気なんだ???森永製菓キノコの山の前例があるにはあるが・・・
右側は、ゼニス 864円。
一見、なんの変哲もないシブーストに見えるでしょう??
でも、このシブーストのクリームの中に入ってるのは、フォアグラ。あのアヒルだか、ガチョウだかをデブデブに太らせたあの肝臓のフォアグラ。
先に、フォアグラ入りのゼニスを食べてみたら、塩気とクリームが交じりあって、予想していたほどには、内臓だって、ケーキになるもんだわね。
でもね・・・・また食べたいかというと・・・う~む。
リュックスは、食べ進んでいっても、さほどトリュフを感じない(・・・というか、アッ、これトリュフだ!!と分かるほど、トリュフを食べたことが無いという致命的な弱点がある)
ひょっとしたら、ふんだんにトリュフか入っていたのかもしれないが・・・上記の致命的欠陥を克服できず。
そして、ものすごーーく濃いチョコレートムースに難儀しました。なんたって、2個目だからね(爆)
結論、こんな攻撃的なケーキには、ワタクシ舌が負ける。まだまだですわ(涙)
赤坂だとこれくらいのお値段しちゃうのは致し方ないけど・・・・ケーキ2個とアイスティー1杯でしめて2500円弱。
お味もそうですが、お値段的にも、とっても冒険的な攻めてるランチとなりました。