Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

シンプルで、お品の良い和食で忘年会@INOUE

2016-12-24 | そとごはん

広島ブログ

先日、ご自宅にお招きいただき、秘蔵の骨董をお譲りいただたいた遊布戀さんにお誘いいただいて、骨董好きメンバーのお圭さんnakkaちゃんとの4人で、美味しいもの食べましょ、と向かったのは・・・・

9月にオープンしたての「INOUE」(流川の飲食ビルのカサブランカビルの1Fの一番奥にあります)
清潔感のあるお若いご夫婦2人で切り盛りされていて、以前はハナワインにいらっしゃったので、さすがの厳選された日本酒とワインのラインナップ。

置いてある中でもこの赤ワイン。『海にプラスチックを捨てないでください』という名前。もちろんプラを海に捨てたりしませんよ、捨てませんけど・・・なぜにワインにあえて、このネーミング??
原始的で大豆臭のするビオワイン。好みが別れるそうですが、なんとも不思議な後味。むしろ好き。
このワインを舐めたからには、「宣誓!!一生、海にプラスティックを捨てないことを、ここに誓います」。
                 
前菜をいくつかお任せで出していただきました。これは珍しい生ザーサイ。生のザーサイって緑色なんだわ。

これは玉ねぎのオーブン焼き。まんまるのまま、オーブンで4時間低温調理したものをカットして。げげげっ、4時間ですって。

ワタクシ、蟹に関しては、誰かが剥いてくれるんなら食べるけど、自分で剥いてまで食べようと思わないわ、面倒ですもの、という女王様気質(のド庶民)なので、カニ缶やカニカマ以外のカニを食べるのは、久しぶり。
こんなビューティフォーなむき身になって現れました。カニの身もだけど、内子も外子も、美味しかったなぁ。

アナゴの炙り。生のアナゴを目の前で、サッと皮を引いて、サッと炙るだけ。これがねーー、ものすご~く弾力があってコリコリっの超硬派なアナゴ。食べ応えありましたわーー。

つづいて、名物おでんへ。オーナーさんによると「大根とカニつみれは、ぜひ」とおすすめだったので、案外と素直なワタクシは、その通りにいたしましたことよ。
大根のおでんの、なんてお上品なこと。 
オーナーさん自信作のひとつ カニつみれ(肝心の写真がボケボケ・・・)これが、ふわっふわっで。
硬いお団子状と思っていたら、カニ肉をふんわりと丸めただけの崩れそうで崩れないカニ肉の塊。誰がこんなものを想像しようか。初めて出会った食感のつみれでした。

どのお料理も、シンプルだけど、見えないところでとっても手間がかかってるんだろうな。だって玉ねぎひとつに4時間ですもの。出来ん、出来ん。
じわりと来る上品な大人のお料理って感じの品々を堪能しました。
さすが、お料理上手かつハイセンスな遊布戀さんのおめがねに適ったお店だけのことはあります

遊布戀さんからは、先日ご自宅にお邪魔した時に、泣く泣く諦めたものを、サプライズでプレゼントしていただいて、『えぇぇーー、いいんですか!!』と、お気遣いに感激しました。
年齢や、経験も全く違う4人ですが、こうして一緒にお酒を飲んで、おいしいものに舌鼓をうって、笑っておしゃべりするって、なんて不思議。
ブログがなければとうてい繋がることの無かったご縁です。大事にしなければ。

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