静かすぎるアート環境

昨日は、会社をお休みして、人間ドックを受診中。
検診が早く終わったので、せっかくの平日休みを利用して、広島市現代美術館で開催中のベルギー人アーティストの「フランシス・アリス展」へ。
現代アートは、素人には、難解だったり、製作意図がわかんなかったり・・・・・・・することは、重々承知しておりますが、中でもこの作品展は、シユールでゼンゼンわからなかった
「この人、何がしたいんだろう」と思うこと自体、ナンセンスってことなんだろうか。

水曜日の午後3時の美術館。他の来場者に出会いませんでした・
観覧室の隅に、監視役がじぃーと座って、作品に乱暴狼藉しやしないか、と見張ってますよね。
広い部屋に、少ない展示品で、がら～んとしている上に、たった1人きりの観客の私の背中に、監視員さんの視線を確実に感じるシチュエーション。
「スイマセンね～、私ひとりのために。アッ、大丈夫ですよ、私、作品に触ったりしませんから。どうぞお気にされずに、ゆっくり休んでください」
・・・・・と、心の中では恐縮しておりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　

ゴッホやルノワールなどのビッグネームの展示会だと、わんさ、わんさ、と人が押し寄せて、肝心の絵が見えない・・・・・ということもありますが、広島市現代美術館の展示は、そんなことは決して無い。
よく出かけるのですが・・・・・・アートて感性だから「う～ん？？？？」思うこともまた多いのです。

私のおススメは、京都岡崎の細見美術館と、東京表参道の根津美術館。静かで、適度に観客がまばらで、とても落ち着きます。

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ポールがやってきた！

来たよ、来た。この人がやって来ました。リンダの次の奥さんは、ナンシーなのね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←これは、横浜の友達が送ってきてくれたショット。

昨日から、大阪京セラドームで、ポール・マッカートニーのジャパンツアーがスタート。
私は、今週末、福岡ドームで参戦です。

ビートルズナンバー、目白押しのセットリストなので、もう楽しみ過ぎ。
休憩なしの2時間40分。30数曲歌ったって！！おそるべし、71歳。私より元気。
でも確実に、これが最後の来日のはず。
数か月前、チケットの抽選に当たった時、涙ぐんでいたオット。オープニングで号泣するんじゃ？

実は、ポールかジョンか、どっちが作った曲なのか、藤子不二雄と一緒で、正直、よく分かってないんですけど・・・・・・
いいの！！ポール・マッカートニー存在自体が、もう、レジェンドですから。


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本日、最終日のイベント

日曜日は、「本日限り」と「本日まで」のイベントを、ぐるっと、巡回してきました。
朝イチ、本日限りの広島県知事選挙。投票率低そうだな～。

そして、本日最終日の三越広島店で開催中「横浜中華街」へ。
美味しそうな小龍包やら、ふかひれ饅やらに、心惹かれて、ドッサリと買い込みましたが・・・・・・忘れちゃならないのが、コチラ↓
博多に銘菓「博多通りもん」があるなら、横浜のお土産最適品はこれ「横濱ハーバー」
「横濱ハーバー？？知らないなぁ～」という方、だまされた、と思って横浜へお出かけの際には、1度お試しあれ。素朴でリーズナブルでハイカラなヨコハマ風味です。

　　　　　　　

そして、やはり本日最終日の棟方志功展に行ってきました。熊野筆を愛用してたみたいで、広島とは縁が深いようです。
あんまり好きな画風じゃないんだけど、そうはいっても日本美術界の巨星。迫力と筆力、さすがです。
多作だし、元祖ヘタウマみたいな画風だから、「なんでも鑑定団」なんかで、けっこう贋作出ますよね。
たしかに、私でも、ちょちょちょっと、描けそうな気がするんだよなぁ。

　　　　　　　　　　　

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映画の前に、スプモーニ

ご近所ママから誘われた是枝監督、福山雅治の映画『そして父になる』　　　　　　　　
映画の前に、軽く食事しよう、と待ちあわせたのは、いつものＭｉｏ　Ｂａｒ。

「ちょっと遅れる」との連絡が入り・・・・「お揃いになるまで、お待ちになりますか？」とオーナーに尋ねられたけど・・・・・・「いえ、先に一人で一杯やっときます」と、頼んだスプモーニと、酒肴のオリーブ。
私も、この歳になって、やっと1人でアルコールが飲めるオンナになりました。どこでもってわけにはいかない限定的・小心モノですが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
是枝監督作品は、「誰も知らない」と「歩いても歩いても」しか、観たことがありませんが、『誰も知らない』が、あまりに痛ましいおはなしだったので、10年たった今でも、強烈に覚えています。
是枝監督作品の主人公に名前、たいてい「リョウタ」だ。監督、リョウタが好きなのね。
今回、1番感心したのは、福山雅治が、スクリーンで大写しにしても、ゼンゼン劣化してないこと。
日本のイケメン2トップは、キムタクと福山雅治で、不動だな、と思いました。（映画の内容についての言及が全くなし、でスイマセン）
映画が始まってすぐに隣の席の人が、号泣それもけっこうな大音量で。『はやっ！！』と、そっちが気になって、気になって・・・・映画に集中できなかったじゃんかっ。

来月、嵐のドームコンサートに行くので、それまでには松潤主演の映画『陽だまりの彼女』も観ておかないと・・・・・「福山雅治見てる場合じゃないわよ！！」誘ってくれた友達に半殺しにされる・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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思い出のつまったレシピ本

心のこもった、思い出のつまった本が届きました。
お料理の本です。ある方の遺したレシピをまとめたもの。
開いてみると、野菜ソムリエだったお料理上手のＹさんの素材の味を生かした優しい味付けのお料理の数々です。

料理好きが嵩じて、いつしか教える側になって、料理教室を主宰されていたご近所のＹさん。
健康にとても留意されていたのに、44歳の若さで亡くなられたのは、1年半ほど前のこと。
料理教室の生徒さんたちが、ぜひレシピを形に、と切望され、ご主人も妻が生きた証に、とこのたび、レシピ本を出版されました。

「この1年間、出版のことがあったので、僕も何とか生きてこれた、という感じです」、とご主人が仰った言葉が、胸に響きました。
ありし日のＹさんの姿が思い出され、ページをめくりながらも、涙が・・・・・・
明るい人だったよなぁ〜、いつもボランティアしてたよなぁ〜、猫が好きだったっけ、一緒に宴会したな〜、差し入れてくれた料理がとっても美味しかったなぁ〜。
料理本なのに、色んなものが詰まっています。

この本に載っているレシピを、ひとつずつ、こしらえて行こう、と思います。
「美味しいね」と言い合うことで、受け継いでいけますね。


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