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コロナで人間が死ぬ仕組み>免疫機能の誤作動か?

2021年04月11日 16時00分00秒 | 医療のこと
免疫が銃を乱射し自殺命令まで…コロナで人間が死ぬ仕組み【新型コロナ 今さら聞けない重大知識

新型コロナ 今さら聞けない重大知識】#6

 コロナウイルスに感染すると、宿主である人間がどうして死ぬのだろう。その前に、ウイルスはどうやって増殖するのだろうか。

 ウイルスを吸い込んだとする。最初に鼻か喉の粘膜に付着すると、免疫グロブリンが感染を防ごうと行動を起こす。その攻撃をかわして体内に侵入するのだが、肺に到達すると厄介だ。

 細菌は自分で増殖するが、ウイルスはできない。多くの生物は細胞中にDNAを持っているが、コロナウイルスはRNAが1本の鎖のようになっていて、それをタンパク質の殻で包んでいるだけだ。だから、コロナウイルスが肺の細胞膜から侵入すると、細胞が持つ増殖機能を使って自分の遺伝物質をどんどん増殖していく。

 やがて増殖が臨界点に達した時、細胞を自己破壊させて大量のウイルスが爆発的に飛び出す。

 放出されたコロナウイルスは次々と他の細胞を攻撃して、同じように増殖していく。指数関数的に増えるというのはこういうことである。

■救いは活性酸素を消去する酵素か

 数個のウイルスに感染すると、10日ほどで数十億個まで増えるといわれるほどだ。

 当然、体内でウイルスが増えれば、白血球、マクロファージ、リンパ球といった免疫細胞が総動員される。免疫細胞の武器は、ウイルスをのみ込む貪食作用もあるが、もっぱら活性酸素で攻撃する。活性酸素は、他の物質に触れると簡単に酸化してしまう。細胞膜も通過するので遺伝子を傷つけるし、ウイルスを殺すぐらい猛毒だ。免疫細胞はサイトカインという物質で情報を伝達しているが、ウイルスはこれを狂わせて混乱状態に陥れるらしい。すると免疫細胞は、活性酸素をまるで機関銃をやたらに撃ちまくるように攻撃するものだから、人間の体細胞もこれに当たって死んでしまう。

 それだけではない。パニック状態になったキラーT細胞などは、感染した細胞だけでなく、健康な細胞にも自殺命令を出すから、肺を保護する細胞が破壊されて、細菌が感染して肺炎を起こして死ぬというわけである。 免疫細胞が集まれば集まるほど、宿主である人間のダメージが大きくなる。

  これを発見したのは、熊本大学名誉教授の前田浩さんだ。インフルエンザウイルスに感染して死んだマウスを調べると、大量にいるはずのウイルスがいないのでおかしいと思って調べたら、体内のマクロファージや白血球などが出す大量の活性酸素で死んだとわかった。それを証明するため、SODという活性酸素を消去する酵素を高分子につないで注射すると、マウスは死ななくなったそうである。 (つづく)
5/09sat/2020


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【2/28東京都】 新たに329人感染…小池知事「下げ止まりどころか増えている>2月28日

2021年04月11日 15時06分19秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス
【2/28東京都】新たに329人感染…小池知事「下げ止まりどころか増えている

※日テレNEWS24

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が続いている東京都内で28日、新たに329人の感染が確認されました。

東京・小池知事「先週の日曜日が270人台。今日、増えて330人近い。下げ止まりどころか残念ながら増えている状況です。人の流れも皆さん報道されてますように増えてきている」


東京都内で28日、新たに10歳未満から100歳以上の329人の感染が確認され、2日連続で300人を上回りました。また、曜日別でも2日連続で前の週の人数を上回っています。

年代別では、高齢者の感染の増加が目立ち、60代以上は144人と先週日曜日(21日)と比べて80人増えています。

感染経路別では施設内感染が126人で最も多く、このうち墨田区の介護老人保健施設では28日、職員と入所者あわせて36人の感染が確認され、ほかの都内の複数の施設でも、それぞれ20人から30人くらいの集団感染が報告されているということです。また、新たに6人の死亡が確認されました。

NNNのまとめによりますと、全国では28日、999人の感染が確認され、30人の死亡が発表されました。

また、厚生労働省によりますと、27日の重症者は前日より6人減って434人でした。

2021年2月28日 20時31分



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レストランで水飲んだ客、のどに焼けるような痛み…「薄めた漂白剤そのまま提供」

2021年04月11日 14時00分58秒 | 社会のことなど

川崎市は25日、同市高津区のレストラン「Italian Kitchen vansan 溝の口店」で食中毒が発生したと発表した。客の40歳代男性2人が吐き気やのどの痛みなどを訴え、2人が飲んだ水の残りから塩素が検出された。市は同店を1日営業停止処分とした。2人とも軽症で快方に向かっている。

 市保健所によると、23日午後3時40分頃、片方の男性の家族から「店で昼食を取った際、デキャンターで提供された水を飲んだら、塩素の臭いとのどに焼けたような痛みを感じた」と連絡があった。同じ頃に同店を訪れたもう1人の男性も同様の症状を訴えたという。

 市保健所の調査で、提供された水から極めて濃い塩素が検出された。同店は前夜、洗浄のためデキャンターに水で薄めた漂白剤を入れており、「捨てずに誤ってそのまま提供してしまった」と説明しているという。


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交通刑務所に収容された受刑者たちの生活 加害者の自分と向き合う日々

2021年04月11日 11時30分54秒 | 事件と事故

千葉県市原市の山あいに位置する市原刑務所は、交通犯罪の受刑者を専門に収容する施設で、「交通刑務所」と呼ばれている。


受刑者は更生プログラムや刑務作業に日々取り組み、一時の気の緩みで他人の人生を狂わせてしまった現実や加害者としての自分と向き合っている。施設での生活を取材した。(共同通信=永井なずな)  

▽代償  「『取り返しがつかない』という言葉ですら表せない」。

飲酒運転で死亡事故を起こして服役中の30代男性が昨年11月、刑務所内で記者のインタビューに応じた。服役して1年半が過ぎ、刑期を7割ほど終えた男性。事故時は20代後半で、妻と子どもを持つ「ごく普通の会社員」だった。  

その日、外出先で酒を飲んだ。

「酔いが覚めたら車で帰ろう」。そう考えて仮眠を取った後、慣れた道を運転し、高齢者の乗る自転車に追突し、逮捕された。「取り調べで、刑事さんから『落ち着いて聞いて』と言われ、相手の死亡を告げられた。とてもではないが、落ち着いて聞けるわけがなかった。事故を起こさなければ関わることもなかったはずの人から、命をいきなり奪ってしまった」


 男性はその後釈放されたが、日常は一変した。事故の時刻になると目が覚めるように。「情けない話、何回も死のうと思った」。仕事を1カ月休職し、自宅に閉じこもった。  

復帰後も顧客に会うのは苦しかった。「接客業なので、本来はお客さんに名前を覚えてもらわなければならないが、事故のニュースで実名が出てからは知られるのが怖かった」。職場は電車で通える所へ異動した。

  判決が確定し刑務所に入る時、けじめとして離婚し、今は毎週送ってくれる手紙が唯一の楽しみだ。子どもは小学生と幼稚園児。「僕が見ることのできない成長する姿が書かれている。上の子は事故のことを分かっているようだ。幼くても気付くものですね」 

 服役中に受けたプログラムでは、対面した別の事故の遺族から「殺人行為だ」と言われた。「加害者である限り言われて当然で、受け入れるしかない」と思う。遺族からは謝罪を拒絶されているが、出所したらまず、しっかり謝りたい。ただ、どんな方法が良いか考えあぐねている。


事故前、酔いが覚めるのを待って車で帰ることがたびたびあった。「ばれなければ」「少しくらい」―。全て甘えだったと今なら分かる。「飲酒の他、携帯電話の操作やあおり運転の事故も聞く。起こしてからでは失うものが多過ぎる」  

▽開放的施設  刑務所敷地内のグラウンド脇には、被害者を慰霊し反省と立ち直りを誓う「つぐないの碑」が立つ。約40年前、拾った小石に朝晩手を合わせる受刑者がおり、その姿を見かけた支援者が建立した石碑だ。今も多くの受刑者が立ち寄り、祈りをささげている。

  市原刑務所は警備システムを必要最小限にして円滑な社会復帰を図る「開放的施設」に指定された全国でも数少ない刑務所だ。入所者は昨年11月時点で140人弱(定員500人)。近年事故件数は減少傾向にあり、収容率は27%ほど。平均年齢は39・4歳で最高齢は72歳。全員が初犯の男性で、服役期間は平均2年4カ月、最長7年に及ぶ。4割強が被害者を死亡させている。

 取材に応じた別の受刑者は、頭を下げ「本当に申し訳ないことをした」と繰り返した。死亡ひき逃げ事故を起こし、亡くなった被害者が自分と同年代で、子どもが残されたことを後に知ったという。「当然の報いだが、加害者になって非常にみじめでつらい思いをしている。自分みたいな人が一人でも減ってほしい」 

 職員の一人は「交通犯罪は一瞬の不注意で誰でも起こすリスクがある。(ここにいる受刑者は)自分とあまり変わらないと感じる」と語る。敷地を区切るのは高い外塀ではなくフェンスで、できるだけ一般社会に近い環境を整えている。施錠の箇所や窓の鉄格子は減らし、職員の同行なく敷地を歩くことも許されている。 

 刑期が残り3分の1を切り、態度も優良な人が入る「開放寮」では、大部屋を間仕切りで区切った居室で過ごす。談話室もあり、テレビのチャンネル選びは受刑者に任せているという。ある受刑者のスペースでは、寝具や生活用品が整頓して置かれ、枕元には1枚、笑顔を浮かべる家族の写真が飾られていた。作業場では、受刑者が物品の梱包やシイタケ栽培に取り組んでいた。

午後4時半、夕食のため食堂に受刑者が集まってきた。新型コロナウイルス対策で間隔を空けて座り、号令を合図に一斉に箸を動かし始めた。この日は大豆サラダやチキンカツ。受刑者の一人は取材に語った。「食事も着る物も与えられ、ここで生かされている。死のうとしたこともあったが、加害者の自分を受け入れ、償っていきたい」  

▽「おわびされても命は戻らない」

  受刑者は服役中、犯罪の責任を自覚し再犯防止策を学ぶ「改善指導」と呼ばれるプログラムを受講する。

「交通犯罪は『事故』という言葉で他の犯罪と区別されがちだが、遺族にとって大切な命を奪われたことに変わりはない」。市原刑務所の山下公一(やました・こういち)教育専門官は、これまで100人近くを指導し、命の重さを伝えてきた。 

 「飲食店の勤務で注文ミスを連発し、失敗を忘れたかった」「妻とうまくいかず、ストレスがたまっていた」。教室で車座になった受刑者4人が、飲酒事故を起こすまでの心境を順々に明かした。「じゃあ、お酒を飲んだら問題は解決した?」。山下専門官の問い掛けに、全員が首を横に振った。


 「アルコール依存回復プログラム」は対話形式の授業で、飲酒が心身に及ぼす影響などを学ぶ。被害者側の話を聴く回もあり、「おわびされてもお金を受け取っても命は戻らない」(遺族)といったじかの声に向き合う機会となっている。 

 「孫と同年代の小さな子をひいてしまった高齢者や、実弟が被害に遭った経験があるのに事故を起こした男性など、さまざまな境遇を見てきた」と山下専門官。出所後に再犯したという話を耳にし、力不足を悔やんだこともある。「社会人としての自信を失い、遺族への償い方にも悩んでいる人は多い。事故の責任から目を背けることなく社会復帰を果たしてほしい」と願っている。


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小室圭さんが避け続ける「説明責任」 宮内庁が危惧するのは“深すぎる闇”?〈dot.〉

2021年04月11日 11時00分39秒 | 皇室のこと

年が明ければ令和も3年目を迎える。 【写真】大学生で茶髪だった小室圭さんはこちら

 お互いを月と太陽になぞらえた眞子さま(29)と小室圭さん(29)の仲むつまじいご婚約内定会見から4年がたつ。本来なら2018年3月に納采の儀、同年11月にはご結婚式が行われる予定だった。

祝福ムードにあふれ、連日小室さんの通勤姿がワイドショーをにぎわせていたが2017年12月に『週刊女性』が、小室さんの母の佳代さんと元婚約者との間に、400万円超の借金トラブルがあることを報じると、状況は一変した。 

「『海の王子』時代の小室さんの好青年ぶりから一転して、今度は小室家の家庭内事情や母と圭さんの強い母子愛などが次々と報じられました。18年2月には結婚に関する儀式の延期が決まり、圭さんはアメリカへ留学しました。金銭トラブルが表沙汰になってから小室家からは経緯の説明もなく、その後も小室さんや佳代さんの警護に税金が使われていることや、借金を“贈与”と言って借りたお金を返さない人物が果たして皇族のご親族としてふさわしいのか、という疑問の声は激しくなるばかりでした」(皇室ジャーナリスト)  

今年の11月に眞子さまは「お気持ち」文書を発表、改めて結婚への強い思いを明かした。秋篠宮さまは誕生日会見の場で、おふたりの結婚をお認めになりながらも、「実際に結婚するという段階になったら、もちろん、今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています」と、お気持ちを表明されている。

 「眞子さまのお気持ち文書発表以来、小室家への批判やバッシングはさらにエスカレートしています。特に国民からの反発が強いのは、眞子さまに支払われる税金を原資とした『一時金』でしょう。

秋篠宮さまの立皇嗣の礼が終わったことで、眞子さまは将来の『天皇の娘』『天皇の姉』という立場に変わられました。このため、支給額は1億5000万円超になる可能性があります」(同前・皇室ジャーナリスト)



そうして、12月10日にはついに宮内庁の西村泰彦長官が「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だと考えております」と眞子さまと小室さんの結婚問題について異例の言及を行った。 

「宮内庁のトップが、皇族とはいえ結婚前のお相手の小室家に対してここまで踏み込んだ発言をすることに驚きました。そこまで事態は深刻だということなのでしょう」(皇室記者) 

 女性誌の皇室担当記者もこう話す。 「小室家に関しては、父親と祖父の自死、借金問題、佳代さんの振る舞いや発言などに対するネガティブな情報が後を絶ちません。


宮内庁長官があそこまで発言した背景には、秋篠宮さまご夫妻のご体調、国民の結婚に反対する声、眞子さまと小室さんに対するやまないバッシングなどをセーブする意味もありますが、よりスムーズにご結婚へと進めていきたいという思いが強いのでは。長官の会見での概要は、秋篠宮ご夫妻も天皇皇后両陛下ならびに上皇ご夫妻も了解されていたことでしょう。ご結婚までの期間が長引くことで、これ以上、“小室家の闇”のような情報が表に流出するのを避けたいというのが本音ではないでしょうか」 


 小室さんは婚約内定会見で、自身の性格について「単純ということになると思います。どちらかと言えば,鈍い方かもしれません。大切にしていることは,日常のペースを崩さないことでございます」と答え、好きな言葉は「LET IT BE」(なすがままに)と語った。  

これまでの経緯を振り返れば、まさに外野の声を気にせず、自分のペースを崩さず、なすがままに、そっとしておいてというのが変わらぬ本音なのだろう。(上本貴子)

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