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「数学は暗記」「受験は要領」 東大医卒の提唱者が語る受験必勝法とは

2021年06月19日 11時00分44秒 | 受験のこと

私立灘中高(兵庫)、東京大医学部という入試の最難関を突破した経験などに基づき受験に関する著書を多数世に出している精神科医の和田秀樹さん。

「受験は要領」「数学は暗記だ!」など挑戦的なタイトルでも話題を集めてきた。「和田式」とも呼ばれる勉強法から「やる気」の引き出し方までいろいろ語ってもらいました。【聞き手・三木陽介】  


――先生が提唱する「暗記数学」の方法と狙いについて教えてください。

  ◆数学では問題を解けなかったら先に答えを見て解法を覚えることを勧めています。

その方が効率的だからです。数学に限らず自分は勉強ができないと思っている子には、理由が二つあります。一つは計算力などの基礎学力がないこと。これはコツコツと身に付けるしかありません。もう一つは問題を見た時に解く方針が立たないことです。この場合1時間うんうんうなってみても解けません。でも、解法をたくさん覚えていれば、それらを組み合わせて思考できるようになります。 

 将棋でもコマの進め方だけ知っていても勝てませんよね。いろんなパターンを覚えないといけない。スポーツでもやり方を教えてから練習させますよね。勉強も同じです。勉強のやり方を知らないのに自分はだめだと思っている子が多い。問題を解けるようになることが勉強のやる気を上げる最も大切なことだと思います。  


――数学の解法パターンはどれくらい覚えればいいのでしょうか。  

◆文系なら500~600、理系は700~800がおよその目安です。一例を挙げると、「42×65+65×58」の計算問題の場合、「(42+58)×65=100×65」というパターンを覚えていると、ミスも減るし簡単に解けます。  


――他にも入試で役立つ勉強方法を教えてください。  

◆志望校の入試問題の傾向や配点を調べ、戦略を練ることが必要です。例えば、東大の理科1類の2次試験だと合格ラインは440点のうち最低で220点ぐらい取ればいいので、どの科目で点を稼ぐか戦略を立てればいいわけです。

英語が得意で120点中100点ぐらい取れる力があるなら、残りの科目で120点をどう取るか考える。苦手科目を克服しないとだめだと思ってしまいがちですが、得意科目で点を取れればその分、心理的負担が減ります。苦手な科目をおろそかにしてはいけませんが、無理に伸ばそうとするよりも、得意科目を思い切り伸ばしてあげた方がいいと思います。

  ――入試では苦手科目を作らない方がいいと思っていました。  


◆戦略を立てることは、選択と集中をするということです。

これは大人になってからも大切なことです。営業の仕事がうまくいかない時、「根性で1000軒回る」よりも、効果的なアポイントメントの取り方や、よりよいプレゼンテーションの仕方を学んだ方が賢明ですよね。受験勉強でいろいろとやり方を工夫してみた経験やノウハウは実は将来社会に出てから役に立つのです。受験勉強は勉強だけが目的ではありません。それをきちんと大人が教えてあげるべきです。  



――受験勉強では「復習」が大切だとおっしゃっていますね。  


◆ドイツのある心理学者がこんな実験をしました。

意味のない三つのアルファベットの羅列を覚えさせ、時間とともにどれだけ忘れるかを調べました。その結果、1日後には74%忘れてしまうという結果が出ました。脳は、必要がないと判断した情報は自然と忘れるようにできているのです。だから記憶に定着させるには復習が必要なのです。労働災害の再発防止のために「ヒヤリハット事例」を集めて共有しますが、これはどんな時に失敗するかを意識するとミスを繰り返さなくなるからです。  

――復習する際のポイントはありますか。  


◆3段階の復習をお勧めします。ま

ず、短時間でもいいので翌日に見直して確認する。次に日曜日に1週間分の勉強を復習する。さらに月末に1カ月で進んだ範囲を見直す。記憶から消えてしまう前に頭に定着させるためです。記憶したことを引き出すことを意識したトレーニングも重要です。例えば、数学でベクトルの解法を50個覚えたらそれに関する過去の入試問題を何問も繰り返し解いてみる。歴史なら単に年号や出来事を覚えるのではなく、例えば過去問で「鎌倉時代に確立した武家政権の没落はなぜ起きたのか」という論述問題が出たなら、それに合わせた解き方をしてみる。  


――勉強を習慣づけるコツはありますか。  


◆子どもは小さい時、歯磨きを嫌がりますよね。でも習慣化すると、逆に歯磨きをしないと気持ち悪くなります。

勉強もそうなるように大人が仕向けてあげればいいのです。きっかけづくりとしては、苦手科目よりも、得意あるいは好きな科目から勉強させるとか、勉強が終わったらおやつをあげるとか、解法を教えてあげて問題を解ける喜びを体験させてあげるとか、いろいろあると思いますが、やる気や意欲を見せる瞬間が必ずあるはずです。子どもそれぞれで違うので親はその瞬間をしっかり観察することが大切です。  


――好きな科目がない場合はどうすればいいですか。  


◆特定の科目を好きになる方法をいろいろ試してみるといいでしょう。

例えば、歴史なら漫画、小説、ドラマなどから親しんでみて、好きになったら参考書などで詳しく勉強する。地理なら家族で旅行に行った時に、地名や特産物を教えてあげる。私の娘も中学受験時に地名などを暗記するのに苦労しましたが、盛岡を旅行した時に、「あれが北上川だよ」と伝えたら「ここだったのか!」と頭に刻まれたようです。楽しい体験が伴うと暗記はしやすくなります。  


◇わだ・ひでき  1960年大阪生まれ。87年に出版した「受験は要領」がベストセラーになって以来、受験関係の著作は200冊以上。90年に開業した受験勉強法の通信教育「緑鐵(りょくてつ)受験指導ゼミナール」では無名校から東大や医学部の合格者を輩出している。精神科医や心理学の視点から親教育にも力を入れている。


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【東京五輪】元メダリスト「バブルなんて絶対に成立しない」と断言!橋本会長&と山下会長は「台本読むだけ

2021年06月19日 10時36分32秒 | 社会のことなど

本当に大丈夫なのか。東京五輪開幕まで40日を切る中、大会開催への反対意見は依然として根強い。大会組織委員会の橋本聖子会長(56)や日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)ら主催者サイドは「安心・安全」な大会の実現を繰り返し強調しているが、五輪OBでさえ懐疑的な目を向けている。 


 元メダリストのA氏は大会の中止や再延期を求める意見に「スポーツで感動や希望を与えることができるのは平時での話であり、現実的ではないと突っ込まれてもおかしくない。飲食関係者が感動や希望で食っていけるのかということ」と理解を示した上で、新型コロナウイルス感染対策で採用される「バブル方式」を疑問視する。 

過去に五輪に出場した経験や実際に世界選手権を見ていて、バブルなんて絶対に成立しないと思っている。(橋本会長や山下会長は)五輪を経験なさっているのに『成立しないかも』と感じたことはないのか。はっきり言って、バブルは穴が開くだろうし、崩壊する可能性のほうが高い」 

 さらに、橋本会長や山下会長らの対応についても「(選手を)守ってくれるのであれば〝偉い人〟たちが盾になってくれればいいが、今はただ台本を読んでいるだけのような、会話ができない人になっているのが悲しい。話を聞かず『我々はこれをやるだけ』という印象になっていてスポーツが嫌われる一端を担っている」と苦言を呈した。 

 本番が刻一刻と近づく中で「なぜ開催するのか。きちんと説明してほしい」(A氏)との訴えは、主催者側に届くのだろうか。



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おはようございます❗

2021年06月19日 08時53分08秒 | いろいろな出来事
土曜日です。
雨の朝ですね🍀
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半沢直樹』ばりに上司を告発した不動産社員「取引先もみんなグルだった…」

2021年06月19日 08時00分18秒 | 社会のことなど
半沢直樹』ばりに上司を告発した不動産社員「取引先もみんなグルだった…」


取引先などのビジネスパートナーに対し、契約成立や一定の売上高達成の見返りとして金銭を渡すバックマージン。これは「割戻し」という日本独自の商い習慣。厳密には少し意味合いが異なるが、リベートやキックバックと同義語として使われることも多い。 

 政治家や公務員といった特定の職業に就く者が行うと贈賄罪、収賄罪に触れてしまうが、バックマージン自体が違法なわけではない。例えば、旅行会社やホテルなどの観光宿泊業のようにビジネスモデルに組み込まれている業界もあるからだ。 

写真はイメージです(以下同じ)

 ただし、業種を問わず社員個人が取引先から金品を受け取ることは多くの企業が禁止している。だが、実際には会社の目を盗んで行われているケースも珍しくない。 

上司がバックマージンをもらっているのを知った部下は

 「前の職場での話ですが、直属の上司だった課長(当時40代)もやっていました。取引先の工務店から発注の見返りとして金銭を受け取っていたんです」  そう語るのは、元不動産会社社員の橋本洋平さん(仮名・39歳)。仕事終わりの飲みの席でのこと、酔いが回った上司がバックマージンを匂わせる発言をしたという。

 「ハッキリと口にしたわけではないですが、この業界で働く人間なら公言しているに等しい内容でした。私はもともと上司との折り合いが悪く、参加を強要される飲みの席でもいつも延々とダメ出し。いい加減嫌気が差していたため、上司の弱みになる格好のネタを掴んだと思いました」 

 といっても脅すつもりはなく、会社に報告しようと考えていた。そこで勤務先の営業所のトップである営業所長にそのことを話したそうだ。 

「所長は私が上司から叱責されていると間に入ってくれたり、配属間もないころから何かと気にかけてくれる方でした。この人なら信頼できると思って上司が口にした内容をありのままに伝えたんです」 

 営業所長は橋本さんに「よく話してくれたな」と言い、後のことはすべて任せたとか。ところが、いつまで経っても上司が会社から処分を受けることはなく、それどころか以前にも増してキツく接してくるようになったのだ。


味方だと思っていた営業所長は上司とグルだった

「その後どうなったのか所長に聞いてみても『会社に報告するために必要な証拠を集めている』と言うばかりで3か月が過ぎても何の進展もありませんでした。だから、私も協力を申し出たのですが、『任せてくれ』と言われたので……」  しかし、調査を行ったはずの営業所長の出した結論は、「上司はバックマージンを受け取っていない」という予想外のもの。それはありえないと再度の調査を要請しようとしたその時、2人がいた会議室に突然入ってきたのは上司。そこで本人が「取引先から金品を受け取ったことは一度もない。証拠もなしにそんなことを言われるのは心外だ」と謝罪を求めたのだ。 

 「しかも、所長からも『自分の上司を陥れるためにありもしないバックバージンの話をでっちあげたのではないか? 君には失望したよ』とまさかの裏切り。あのときの謝罪ほど屈辱的だったことはありません。普段、2人は仕事以外の話をすることはほとんどなく、仲が良さそうには見えなかったのですが、実は親密な関係だったんです。これは私の推測ですが上司が受け取ったお金の一部が所長にも渡っていたのかもしれません。つまり、最初から2人の手のひらの上で踊らされていたんです」 


 それでも納得ができなかった橋本さん。自身も上司が頻繁に発注する工務店と仕事上の付き合いがあり、そこの社長に打ち合わせの際にそれとなく尋ねてみたという。



圧力に耐えかねて会社を去ることに…

「『ウチみたいな小さな会社が仕事をもらうには大変なんですよ』とバックマージンのことは否定しませんでしたが、それ以上の話は聞けずじまい。不正なお金のやりとりを示すような証拠も入手できなかったので本社に訴えることもできず、それ以上の追求は諦めざるを得ませんでした」 

 このころになると上司だけでなく営業所長からの圧力も表面化。担当していた仕事を次々と外され、最後は雑用しかさせてもらえなかったそうだ。 


「私を追い出そうとしているのがわかりました。でも、この会社に居続けても自分に明るい未来はないと思い、会社を辞めました。2人からは『残念だ』『次の会社でも頑張ってくれ』と言われましたが、きっと心の中では笑っていたんだと思います」  

社員が個人的にバックマージンを受けると、背任罪に問われる可能性がある。不正を見逃してはならないが、会社に報告するにも決定的な証拠が必要だ。 


 役職が上の相手だと自分が潰される場合もあるため、慎重に行動したほうがよさそうだ。



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早い寒桜です>November, 2020

2021年06月19日 04時30分50秒 | いろいろな出来事
例年だと、12月に開花する花ですが、今年は早いようです。




11・8・2020
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