ニュースなはなし

気になるニュースをとりあげます

89歳、いまだ現役。和の鉄人「道場六三郎」に料理の神髄を聞く>93歳、12月2024年

2024年12月09日 12時03分15秒 | 食のこと


89歳、いまだ現役。和の鉄人「道場六三郎」に料理の神髄を聞く


料理の腕だけでは一流の料理人になれない」と道場六三郎さんは語る。現在、89歳になる“和の鉄人”は日本料理の世界に革命を起こし、『料理の鉄人』では斬新な発想で視聴者を釘付けにしてきた。紆余曲折の末にたどり着いた独特の料理哲学とは…? 

2/19/2020




<>
みちば ろくさぶろう
道場 六三郎
生誕出身校職業流派身長テレビ番組受賞公式サイト

1931年1月3日(93歳)
 日本 石川県江沼郡山中町
山中尋常高等小学校
料理人
日本料理
168 cm (5 ft 6 in)
『料理の鉄人』
『金曜時代劇 スキッと一心太助』
旭日小綬章受章
http://www.michiba.com/



和の鉄人“道場六三郎”本人来店!「懐食みちば」開店記念キャンペーン開催決定!!|株式会社道場六三郎事務所のプレスリリース (prtimes.jp) 

和の鉄人“道場六三郎”本人来店!「懐食みちば」開店記念キャンペーン開催決定!!
92歳のYouTuber、現代の名工、和の鉄人など様々な肩書を持つ“道場六三郎”本人の開店日来店決定と記念キャンペーン開催についてお知らせいたします。
株式会社道場六三郎事務所2023年2月14日 10時10分

株式会社道場六三郎事務所(本社:東京都中央区 / 代表取締役 伊藤 永)は、和の鉄人「道場六三郎」が作り出す至高の味を“もっと身近で・もっと気軽に”楽しめるお店「懐食みちば」を2023年2月23日(木)に千葉県松戸市にてオープンいたします。この度、店舗開店と道場六三郎本人の来店を記念致しまして、本日2023年2月14日からオープン日2023年2月23日までの間に公式ホームページよりご予約いただくとお得になるキャンペーン開催を決定いたしました。

【キャンペーン概要】
ランチコースを33%OFFで。
通常3,000円(税込3,300円)を2000円(税込2,200円)
ディナーコースを20%OFFで。
通常9900円(税込10,890円)を7,900円(税込8,690円)
※割引条件
 ①2023年2月14日~2月23日の期間に公式ホームページ又はお電話でご予約された方限定
 ②キャンペーン価格でのご提供は2023年2月23日~2023年5月31日まで




<>


──伝説の番組『料理の鉄人』が始まったのは、今から23年前になります。最近はどのような活動をされているんですか?

 道場 このごろはあまりお店のほうに顔を出しているわけでもないんですよ。いつも僕がお店で偉そうにしていたら、料理長をはじめとした現場のスタッフも委縮しちゃうでしょうし。だけど、どうしても僕がいないとマズい場面もあるんです。たとえば明日なんて団体のお客さん80人が来るんですけど、僕目当てでわざわざ地方から来てくれるのに、そこに僕がいないというのもね……。あとは1か月ごとにお店のメニューを変えているんだけど、さすがにこれだけは自分で決めなきゃダメ。正直、家にいてもやることなんてさほどないんです。すぐ寝たくなるから、なるべく出歩くようにしていますけど。

魚屋の手伝いから料理の道へ        
 


魚屋の手伝いから料理の道へ
 
──今回は道場さんの半生を中心にお伺いできればと思います。まず、どんな子どもでした?

道場 僕が小学校の時分に支那事変(日中戦争)が起こったんです。そして14歳のとき、大東亜戦争(太平洋戦争)が終わった。それが昭和20年ですね。だから少年時代は常に戦争と背中合わせでした。うちの実家は漆職人だったんだけど、とにかくみんな食うのに必死な時代でしたよ。サツマイモやカボチャを、漆のお碗と物々交換していましたから。住んでいたのは石川県の山中温泉です。19歳で東京に出るまでは、ずっとそこにいました。

──最初に自分で作った料理のことは覚えていますか?

道場 どうだろうな……。小さいころは母が炊いたお米の匂いがすごく好きでしたね。「いい匂いだなぁ」と子ども心にワクワクしていたことを覚えています。あと、うちは父が料理をする人だったんですよね。『家の光』という農協系の家庭雑誌が家に送られてきたんですけど、それを見ながらいろいろ試していました。当時は「男子、厨房に立つべからず」なんていう考えがまだ残っていたから、珍しかったのかもしれないな。

ナマコを綺麗に洗って酢で和えたり、イワシをぬか漬けにしたり……。弁当のおかずも、イワシを焼いたものが1匹入っているということが多かった。北陸の海で獲れる季節のものを料理にしていましたね。あとは味噌も自分の家で作っていました。そういった親の手伝いが、自分で料理を始める出発点なのかもしれません。

──調理人になったきっかけは?

道場 もともと僕は漆の仕事が大嫌いだったんですよね。というのも、漆というのはじっとしていないとダメなんですよ。ドタバタしていると埃が立ちますから。ところが僕は元来落ち着きがないものだから、話にならないわけです。そんなとき、魚屋をやっていた知り合いの親父さんが病気で倒れてしまった。それで僕に声がかかったんです。「頼む。助けてくれ!」と。

 当時の山中温泉では、何かおめでたいことがあると鯛の刺身を出していたんですね。あるいは鯛の姿焼きを折詰にした。旅館はお客さんに出す料理を魚屋から下ろすわけだけど、その中で魚屋も調理を手伝わなくてはいけなくなってくる。そこで初めて本格的に包丁を握るようになりました。もともと手先は器用なほうだったし、料理することは楽しかったですよ。鯛ができるようになると、今度はヒラメやスズキを下すようになりました。

料理には夢がある」と上京 
──東京に出てきた経緯は?

道場 山中温泉には『よしのや』という大きな旅館がありましてね。そこの料理長が「お前も手に職をつけなきゃダメだぞ」ということで紹介状を書いてくれたんです。あのころ、印象深いことがあって、築地『新喜楽』のオーナーが長者番付の1位になったんです。松下幸之助さんが6位とかだった時代にですよ? なんだか子ども心にも料理には夢があるように感じたんです。

上京して働いた最初のお店は銀座の『くろかべ』。田舎から出てきたばかりの身には、とにかく銀座の華やかな世界がまぶしかったですね。お店のすぐ近くに『週刊平凡』の会社(現・マガジンハウス)があって、その前にはロマンス社という出版社があった。今の若い人は知らないだろうけど、高田稔さん、龍崎一郎さん、高峰秀子さん……当時の大スターたちがロマンスに出入りしていたんです。その縁で、僕も高田さんから靴をもらったりしましたし。

──駆け出し時代、仕事面で戸惑ったことは?

道場 石川でやっていたときと若干勝手が違うことがあったんです。たとえば当時の北陸だと生きた魚がまだ珍しかったから、スズキの小さい状態であるフッコがまな板の上で動いたのを見て「あ、生きてる!」と驚いたりもしました。それからアユの塩焼きを作る場合、本来はヒレ塩してから綺麗に塩を洗い落とさなくちゃいけないんだけど、洗うのを忘れてこっぴどく怒られたこともあったな。

でも、怒られたのはそれくらいですよ。あのころは兵隊帰りの人も多かったし、すぐ手が出る人が多かったですけどね。僕は要領がいいと言うのかな、先回りして仕事する癖がついていたんです。たとえば鍋が吹きこぼれるとガス台のところが汚くなるわけですけど、それを朝の4時まで綺麗に掃除したりとか……。あとは調理場の整理整頓。店に来たときに、ビシッと調理環境が整っていることが大事だと思っていたので。
     
首相官邸で出張料理        
 


首相官邸で出張料理
 
──なるほど。その後は職場を転々としたようですが。

道場 銀座の次は神戸に行って、『神戸観光ホテル』へ。これは『くろかべ』の親父さんが店を移るということになって、「それなら」ということで僕もついていくことにしたんです。そして、その次が同じく神戸の『六甲花壇』。ところが、ここで思わぬ問題が起こりましてね……。

──どうしたんですか?

道場 いや、女に惚れたんです(笑)。ところが、彼女は少し浮気性なところがありましてね。僕としては、いつも気が気じゃないわけですよ。それで「これじゃダメだ! 料理に身が入らない」ということで、次は金沢の『白雲楼』へ移ることになるんです。

──出身地に戻った格好になりますね。

道場 そう。『白雲楼』には3年いたのかな。その次は東京に戻って、芝浦の『ぼたん』。店が頻繁に変わっていたのは、料理の世界には「総上がり」と呼ばれる考え方があって、親父さんが店を移るときにスタッフも一斉に移動するんです。やっぱりそのへんは人と人の繋がりが重要な業界ですからね。そして『ぼたん』の次が赤坂の料亭『常盤家』。『常盤家』では料理長になって、ここでは都合10年続けました。

 『常盤家』時代は首相官邸や議員会館でも出張料理を作りましたね。いろんな政治家の方がお店に来てくれました。佐藤栄作総理、石橋湛山さん、鳩山一郎さん……。岸信介さんが入院したときは僕も慶應義塾大学病院に通いましたしね。この前も安倍晋三首相にお会いしたとき、「昔、岸信介さんに何度もお弁当を届けたんですよ」と伝えたんです。子どものころの出来事だから、本人はまったく覚えていませんでしたけどね(笑)。

以下、リンク>



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内臓脂肪を落とす“食事のコツ10”。25kgやせた医師が伝授する

2024年12月09日 11時03分30秒 | 食のこと

年齢とともに「腹まわりが出てきたなぁ」と思っている貴兄。その腹の中に詰まっているのは、皮膚の下についた皮下脂肪ではなく、内臓脂肪の可能性が高い。「ダイエットしようかな」と考えはするけれど続かないという人も多いだろう。 

画像はイメージです(以下同)


 そんなメタボ予備軍のために、数々の健康番組や書籍でダイエット法を指南する工藤孝文医師が、体脂肪を減らす方法を監修。工藤医師自身、10か月で25キロのダイエットに成功して、今もキープしている(勤務医時代に92キロ→現在67キロ)。  

無理な食事制限&ハードな運動一切ナシのダイエット術、今回は「食事のコツ10」を紹介する。

(以下、工藤孝文医師が監修)。 
Contents [hide]
  • 1 内臓脂肪とは? 中年のデブスパイラルを招く
  • 2 内蔵脂肪は、付きやすいが落としやすい
  • 3 内臓脂肪を減らす簡単な食事法10
    • 3.1 1)食べる量を1割減らす
    • 3.2 2)食べるのはお腹が空いたときだけ
    • 3.3 3)まず肉から食べる
    • 3.4 4)デブ味覚をリセットする。出汁が効果的
    • 3.5 5)早食い&だらだら食いをやめる
    • 3.6 6)夜10時以降に食事をしない。せめて分食に
    • 3.7 7)甘い液体を飲まない
    • 3.8 8)プチ断食。週1回夕食を抜く程度でもいい
    • 3.9 9)「やせフード」で満たされる
    • 3.10 10)果物はこぶしひとつまで。
 
内臓脂肪とは? 中年のデブスパイラルを招く

 内蔵脂肪とはその名のとおり、内臓――お腹の空間内、腸の周りについた中性脂肪のこと。脂肪にはエネルギーを蓄えたり、ホルモンなどを分泌してからだの機能を調節する役割があり、必ずしも“悪者”ではない。が、内臓脂肪は増えすぎると糖尿病などの生活習慣病の引き金になり、最近では、がんや認知症のリスクを高めるとも言われている。  加齢とともに基礎代謝が落ちるため、若い頃と同じ量を食べていれば当然太るし、内臓脂肪はつきやすくなる。加えて、内臓脂肪が恐ろしいのが、デブスパイラルのきっかけになる、ということ。  内臓脂肪は、食欲を抑える「レプチン」や脂肪を燃焼させる「アディポネクチン」といった“痩せホルモン”の分泌を減らし、食欲を増進させる「グレリン」という“デブホルモン”の分泌を促す。  つまり、内臓脂肪が増えれば増えるほど痩せホルモンが減り、デブホルモンが分泌される。「太ったかな」と思い始め、加速度を増して肥えていくのは、「太りやすく痩せにくい」デブスパイラルにはまってしまったからなのだ。 


内蔵脂肪は、付きやすいが落としやすい

 日照時間が短くなると、太陽の光によって分泌が促されるセロトニンが不足しがちになる。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質で、心の安定にもかかわっている。不足したセロトニン不足を補う手っ取り早い方法が、炭水化物の摂取。秋から冬にかけて、甘いものが止まらないというのは、日照時間の低下が影響しているのだ。  また、寒くて動くのが億劫になって太りやすいシーズンでもある。  しかし一方で、寒い冬は体温を上げるために基礎代謝が上がるため、エネルギーが消費されやすい。エネルギーとしてまず使われるのは、皮下脂肪ではなく内臓脂肪。「つきやすいが落としやすい」というのが内臓脂肪の最大の特徴だ。  つまり、ちょっとした食べ方や生活習慣の工夫で内臓脂肪を減らすことができるのだ。この冬、さらに内臓脂肪をため込むのか? あるいは、減らすのか?は自分次第だ。 
内臓脂肪を減らす簡単な食事法10
 
1)食べる量を1割減らす
  代謝は日々、落ちているのに食べる量が変わらなければ、脂肪がつくのは当然のこと。とはいえ、極端な食事制限はストレスがたまる一方で長続きしない。まずは、「お皿にのっているものを1割減らす」あるいは、「一口残す」ことから始めてみたらどうだろう。  残すことに抵抗感があるかもしれないが、そのときは、一緒に食事をしている人に食べる前に1割分をおすそわけするのもテ。また、間食や夜食が多い人は、その量や回数を1割減らすことを心がけてみよう。 

2)食べるのはお腹が空いたときだけ
  食欲をコントロールをするのは難しい。まずは、「空腹のときに食べる」「空腹でないときは食べない」というざっくりとした習慣からはじめてみては? 「お腹すいてるのかも」と、迷ったときは食べない。食事をして空腹感が消えたら食べるのをやめる。残り物は目に入らないところに片付けるといった、小さなことが、空腹感のコントロールにつながる。  ちなみに、「ぐー」となる腹の虫は、胃が収縮し、胃の中にある食べ物の残りカスを掃除している状態。ここで食事をしてしまうと、掃除は中断されてしまう。食事は掃除が終わってから、つまり、お腹が「グー」となってから数時間後がベストタイミングだ。 

3)まず肉から食べる
  食事をするときは、「肉→野菜→炭水化物」の順番で食べてみよう。順番を変えるだけで、肥満の原因ともなる食後の血糖値の急上昇を防ぐことができるのだ。  なぜ、よく言われる「野菜から」でなく、「肉から」なのか? 肉の脂肪は口や胃で分解できないため、胃を通過してすぐに十二指腸に送られて、いち早く、消化管ホルモン「インクレチン」を分泌する。このインクレチンによって、食欲が抑えられ、満腹感を得ることができ、自然と少食になるという効果も期待できるのだ。  このほかにも、肉は消化に時間がかかるため腹持ちがよくなるし、たんぱく質をとることによって、筋肉量を増やすこともできる。筋肉量が増えれば基礎代謝があがり、やせ体質へと変わる。「ミートファースト」の効果はひとつではない。 


4)デブ味覚をリセットする。出汁が効果的
  太りやすい人は往々にして、こってり脂っこい料理、濃い味付けを好む。こうした味を日常的に食べ続けていると舌がマヒし、より濃い味、こってりした味を求め、摂取するものすべてが高カロリーということになる。  まずは、この“デブ味覚”のリセットがダイエットには必要で、そのとき効果的なのが出汁(だし)だ。出汁に含まれる旨味成分「グルタミン酸」は羊水や母乳にも含まれる人間が安心する味。毎朝、できれば朝食前に出汁を1杯飲むだけで、味覚がリセットされていき、満足感が得られるため食欲が抑えられる。そのほか、脂肪燃焼効果や成長作用、ストレス緩和などの効果も期待できる。  

工藤医師が考案した「やせる出汁」(作り方は著書『1日1杯飲むだけダイエット やせる出汁』参照)
 【関連記事】⇒工藤医師考案、やせる出汁の作り方 

5)早食い&だらだら食いをやめる
  満腹感は食べた糖質が分解され、血糖値が上がり、脳の満腹中枢が刺激されて起こる。しかし、満腹中枢に刺激が入るまでには20分はかかるため、早食いの人はつい食べすぎてしまう。  一方、ダラダラと食べ続けて30分以上がたつと、消化が進んで胃の中にスペースができて、「まだまだ食べられる」という信号が脳に送られてしまう。結果、こちらも食べすぎることになる。  早食いの人は、よく噛み、できるなら一口ごとに箸を置く習慣を。だらだら喰いをしてしまう人は、満腹になったら食卓から離れるといいかも。 

6)夜10時以降に食事をしない。せめて分食に
  深夜の食事は太るとはよく言われるけれど、人体のメカニズム的にも正しい話。  人のからだには、「BMAL1(ビーマルワン)」という時計遺伝子がある。BMAL1は余った糖を脂肪に変える働きがあり、その分泌量は1日の中で変化をしている。分泌がもっとも減るのが午後14時で、16時くらいから上昇。そして、午後10時~午前2時にピークを迎える。つまり、午後のおやつよりも、深夜の夜食のほうがまちがいなく脂肪になりやすいのだ。  しかし、仕事などでどうしても夕食が夜10時をすぎてしまう、という人もいるだろう。そういう人は、夕方におにぎりなど炭水化物を食べ、夜はタンパク質を軽めにとる分食がおすすめ。 

7)甘い液体を飲まない
  缶コーヒーやジュースには、想像以上の糖質が含まれている。甘い缶コーヒーは角砂糖6個分、500ミリリットルのコカコーラには角砂糖19個分。体にいいと思われている紙パックの野菜ジュース(200ml)にも角砂糖5個分の糖質が含まれている。  砂糖には幸福感や癒やしを感じさせるドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなど脳内神経伝達物質の分泌を促す働きがある。甘いものを食べると幸せを感じるのはそのためだが、あまりに頻繁に「甘いもの=幸せ」が繰り返されると、脳にとってこの快感がクセとなり「砂糖依存症」に陥ってしまう。  のどを潤すには水や炭酸水を選ぶ習慣をつけたいものだ。 


8)プチ断食。週1回夕食を抜く程度でもいい
  食べなければ、体に蓄えてある脂肪がエネルギーとして使われる。当然、体重も減るわけだが、断食には、「その後も体重が増えにくくなる」という効果も指摘されている。  ため込んだ内臓脂肪のおかげで、何も食べずとも水だけで数か月は生きられるものだが、そこまでの断食は必要なし。週1回、夕食を抜く程度でも効果がある。  断食をする前日の昼食以降はジャンクフードを避け、胃腸を整える。断食中も脱水を防ぐため、水、お茶、スムージーなどの水分をとり、断食後は汁物やおかゆから食べ始めるよう。  もちろん、持病がある人は主治医に相談のうえで行うこと。 【関連記事】⇒1週間に1日だけ断食する「月曜断食」で痩せられるのか? 

9)「やせフード」で満たされる
 「食べてはいけない」と制限をすること、そして、その食事制限を挫折したこともまたストレスにつながる。「絶対に食べない!」とできない決意をするよりも、「お腹がすいたら食べていいもの」を決めておいたほうがダイエット効果は高い。  おすすめなのが、前述の出汁のほか、ヨーグルトにおからパウダーを加えた「おからヨーグルト」。良質なタンパク質と食物繊維がとれるし、お腹の中で膨らむので腹持ちがいい。  また、ガムやスルメを噛むと幸せホルモン「セロトニン」が分泌されるので満足感があるし、アーモンドなどのナッツ類やチーズ類は血糖値があがりにくく、他の栄養素も豊富だ。  こうした「やせフード」で食欲とうまくつきあおう。 


10)果物はこぶしひとつまで。
  果物にはビタミン類やポリフェノールが含まれ、健康にいい食材ではあるが、一方で、食べすぎやすく、脂肪を増やすというデメリットも。  その原因は果物に含まれる果糖。果糖はすぐに肝臓に送られて中性脂肪に変わり、ブドウ糖のように血糖値をあげない。そのため、満腹感が得られず、つい食べすぎてしまうのだ。  果物を食べるときは、自分のこぶし程度を目安に量を決めておこう。みかんだと2個くらい。りんごやバナナだったら半分程度が適量だ。 


=====  以上のような「内臓脂肪を減らす食事法10」をすべてやる必要はない。無理せず、できることを習慣にするのがダイエットの基本だ。次回は、内臓脂肪を減らす日常の行動についてご紹介する。 【監修:工藤孝文医師 プロフィール】 内科医。減量外来、糖尿病内科医。専門は糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病、漢方治療・ダイエット治療など。福岡県みやま市の自身のクリニックで診療する一方、テレビほかメディア出演多数。 『マンガでわかる ダイエット外来の医者が教える 成功率99%のやせ方』 、『ミートファーストダイエット』、『1日1杯飲むだけダイエット やせる出汁』、『毎日100gダイエット! 内臓脂肪を減らす食べ方』など著書多数。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩船観音平和立像ですね⭐

2024年12月09日 08時03分44秒 | 日々の出来事
平成22年に建立されたそうです。創立1350周年記念とか。

大船観音に匹敵する大きさでした。


10・10・2022
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「会ったその日にHする」と答える高校生が増えているワケ 背景にある“新しい恋愛のスタイル”

2024年12月09日 03時03分42秒 | 女と男のこと





「会ったその日にする」と答える高校生が増えているワケ 背景にある“新しい恋愛のスタイル”
8/5(月) 6:17配信











159
コメント159件




デイリー新潮
なぜ“会ったその日”なのか (※画像と記事本文は直接関係ありません)


 いまや、ネットで知り合って会ったこともないまま交際を始める中高生が少なくないという。彼ら「ネットの恋人」たちは付き合いの多くをオンラインで済ませる傾向にあるというが、やがて一つの壁にぶつかる――子どもたちの「現場」を丹念に追ってきたノンフィクション作家、石井光太氏が、スマホ登場以来16年、劇的に変わった子どもたちのこころと体を徹底レポートする。


【写真を見る】高校生に聞いた「経験はある?ない?」の回答結果 17年前と比較してわかった衝撃的な事実


「高校生の性に関する調査」で判明した衝撃的な事実
「会ってからするまでの時間」。表は『ルポ スマホ育児が子どもを壊す』(新潮社)より


 愛知県で行われた「高校生の性に関する調査」で、衝撃的な事実が明らかになった。


「会ってからするまでの時間」についての解答だ。


 1カ月以内だけで見れば「その日」と答えた高校生が、「1~2週間」「2週間~1カ月」を大きく引き離して1位となったのである。全期間を通じても、「3~6カ月」「6カ月以上」とさほど変わらない数字だ。


 同調査によれば、2002年と2019年を比べれば、経験のある生徒は、半減している。にもかかわらず、「その日」と答える生徒がここまで増えている原因は何なのか。


 調査にかかわった高校の先生は次のように話した。


「この調査結果を見た時、教員として衝撃的でした。現場で見る限り、以前に比べて生徒たちは恋愛に消極的になっています。昔は恋愛しなければならないという空気がありましたが、今は恋愛をしないという選択肢が当たり前になってきているためです。


 それなのに、なぜ会ったその日にする子がここまで多いのか不思議でなりませんでした。それで生徒たちに詳しく聞き取りをした結果、〈ネットの恋人〉という新たな存在がかかわっていることが判明したのです」


 オンライン上で知り合い、一度も会わずにSNSを通して交際している相手を「ネットの恋人」という。


 なぜ、ネットの恋人の存在が、高校生の「会ったその日にする」という状況に拍車をかけているのか。


 先日上梓した『ルポ スマホ育児が子どもを壊す』(新潮社)では、保育園から高校まで200人以上の先生方へのインタビューやアンケートを行った。そこから明らかになったデジタル時代の子どもたちの抱えている不都合な真実について紹介したい。


 現在の中高生の間では、ネットで知り合って、会ったこともないまま交際を始めるカップルが少なくない。


 学校の先生方によれば、こうした「ネットの恋人」の存在は2000年代後半くらいから少しずつ見られるようになり、スマホとSNSの普及により、2010年代半ば以降に急増したそうだ。


 彼らはどのようにネット上で交際を開始するのか。基本的には、SNSで気に入った相手を見つけ出し、ダイレクトメールを送るなどしてつながり、告白して交際するという流れになる。大人のようにマッチングアプリは使わず、SNSが出会いのプラットフォームになっているのだ。


 このようにして交際を始めるカップルは、その後の付き合いの多くをオンラインで済ませる傾向にあるという。“コスパ”“タイパ”を名目に、デートはビデオ通話でしたり、同時刻に一緒に動画やゲームを見たりして行う。


 出会いからデートまで一貫してオンラインで行っている中で、ぶつかる壁がある。肉体的な接触だ。こればかりは、SNSでは済ませられない。この時に至って、カップルは外で実際に会う必然性に駆られる。これが冒頭のアンケート結果と深くつながっている。


 先の先生は話す。


「生徒たちはネットの中で1カ月、2カ月と仲を深めていく。でも、肉体的な接触は会わないとできないですよね。それでリアルで会おうということになるので、そのまま相手の家やホテルへ行く。これによってアンケートでは『会ったその日にする』という回答が多くなるらしいのです。彼らなりの説明でいえば、リアルで会ったのは初めてだけど、実際はSNSでずっと会ってきたということなのですが……」


 オンラインでの出会いからデートまでをすべてリアルの付き合いとして捉えていれば、こうなるのは当然だろう。


 とはいえ、これを「新しい恋愛のスタイル」と言って済ますのは危険らしい。本書の取材に応じてくれた先生方の多くが語ったのは、付き合いがオンラインへ移行したことによって起こる数々のトラブルだ。



付き合っていると思い込み――“勘違い”から生まれるトラブル
保育園から高校まで、200人以上の教師に取材を重ねた衝撃の現場報告。スマホ登場以来16年、教室にいるのはもはや私たちが知る「子ども」ではなくなっていた。ハイハイも体育座りもできない保育園児。教室の「圧」に怯える小学生。クラスメイトの姓すら知らない中学生。会ったその日にベッドインする高校生――児童に関する問題を丹念に追ってきた著者がデジタルネイティブの育ち方を徹底レポート 『ルポ スマホ育児が子どもを壊す』石井光太/著


 別の高校の先生は言う。


「ネット上で知り合ってちゃんとした告白がされていればいいんですが、今の子たちを見ると必ずしもそうじゃないんです。LINEのIDを交換しただけとか、ビデオ動画を送り合っただけとか、そんなことで一方的に付き合っていると思い込むことが多い。恋愛をし慣れていないか、もしくはリアルで人とかかわることに慣れていないために、そうした勘違いが起きて、いろんなトラブルが生まれているのです」


 学校では生徒の方から「恋人ができた」と自慢げに言ってくることがあるが、先生が知り合った場所を尋ねると「ネット」と答えるという。さらに、ネットで告白したのかと聞くと、生徒は首を振る。では、なぜ付き合っていると思うのか。その質問に、生徒は、「週2くらいでオンラインゲームをしているから」とか「画像を送り合う仲だから」と答えるらしい。つまり、オンラインゲームをしたり画像を送り合っているだけで、交際していると勘違いするのだ。


 先の先生は次のように話していた。


「最近、生徒がストーカーになるといったトラブルがとても増えています。片方は付き合っていると思っていても、もう片方がそうじゃないので、一方的に嫉妬したり、恋愛感情を募らせたりして執拗に絡む、追いかけるといったことをする。それで親の方から『うちの子が同級生にストーキングされている』という連絡がくる。こういう生徒の間に入って問題を解決するのはとても骨が折れます」


 私自身、2018年に熊本県で起きた女子高校生のネットいじめ自殺事件を取材したことがある。


 この被害者の女子生徒もまた、同級生の男子生徒に一方的に付き合っていると勘違いされていた。男子生徒は彼女が別の男性と一緒にいたことを「浮気」と言いだし、クラスメイトらと罵声を浴びせて自殺に追い込んだのである。


 事件にまでなるのは氷山の一角だろう。現場の先生たちによれば、生徒の一方的な思い込みによるトラブルは異なる形でも表れているらしい。


 関西の高校の先生は、ネットの恋人とのトラブルについてこう語る。


「生徒たちはよく『会ってみて騙された』といったことを言いますね。ネットでしかやり取りしていないと、実際に対面してみたら想像と全然違う。それを『騙された』『裏切られた』って表現するんです。私にしてみれば、それはあなたの思い込みよと言いたくなるのですが……。


 何にせよ、顔や性格が創造と違ったくらいならいいんですが、悪質なケースだと、お金を請求されたとか、DVされたとかいったことになります。女子の場合は、年上の異性と出会う機会が多いので、よりトラブルになりやすいです」


 この先生が口に出したのは“蛙化現象”という言葉だ。


 2023年の新語・流行語大賞にノミネートされた言葉で、本来的には「好意を持っている相手から、逆に好意を寄せられると、途端に気持ちが冷めてしまう」の意とされている。


 流行語としての蛙化現象の意味はまた少しズレることもあるようだが、先生によれば、今の子どもたちが口にするこの現象には、ネットの出会いによって引き起こされているものが少なくないという。


 先生方が懸念しているのは、こうしたトラブルが高校生に限らず、中学生、いや小学生にまで波及し、低年齢化していることだ。


 例えば、東京都の調査では、オンライン上で知らない人とやり取りしたと答えたのは、小学校低学年ですら5人に1人に迫る19.6%となっている。この一部が高学年になって本稿で見てきたような事態に陥ることは十分に想定しうることだろう。


 子どもたちを取り巻く環境は、大人の想像よりはるかに先に進んでいる。その現実をしっかりと直視しなければ、彼らにとっての安心・安全な社会を作り上げることは難しい。


石井光太(イシイ・コウタ)
1977(昭和52)年、東京生まれ。2021(令和3)年『こどもホスピスの奇跡』で新潮ドキュメント賞を受賞。主な著書に『遺体 震災、津波の果てに』『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』『43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層』『ルポ 誰が国語力を殺すのか』などがある。また『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える』など児童書も多い。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする