敵もさるもの引っ掻くもの((+_+))
オット母、Bこさん、わたいが介護から脱走を図っているのを感づいている!というのが、判明いたしましたぞ。
いや、感づいているのは別にいいんですけどね。つうか、感じてほしいですが。
夕飯の時でありました。
最近は(以前は一応遅い遅いBこさんの動きを待って自分の食事を始めていたが)食事の支度が出来てからうろつくBこさんを待ってなんぞおらず、とっとと食事を始めてしまいます。
今日もそんなんでしたが、もちろん、食事中は余計なことは言わず語らずでおるんですが、いつになく弱弱しい声で、
「足の指が痛いもんで、テープを張りたいだけえが、なんか、はがれないもんはないだか?」
そんなもんはないですね。水に入ればはがれます。と突き放すわたくし。(指を見てもらいたいと言いたいのがわかっているのでね。水虫の足を触りたくはないだ!)
「お風呂に入るとせっかく張ったのん、剥がれちゃうじゃないかと思って。」
だから、はがれます。お風呂の後に、はったらどうです?
「でもはがれると嫌だから…」
じゃあ、五本指の靴下を履いたらどうです?
「……」
と、オットでかい声で「五本指の靴下はけってよ」というと、それまでの弱弱しい声はどこへやら、声色まで変わって、大きな声でオットにかみつかんばかりの勢いで「とっくに履いてる!」
とオット!負けじと「履いてるなら痛くないはずだろ?履いてねえら!(五本指の靴下を履いて指の間に隙間を作るように言われているが、なかなか履かないのは皆知っているのだ!)」
と、さらに大きな声でBこさん「履いてるよ!履いてるだよ!」とここまでは勢いよく言ったが、はっとわたいの目線に、気づくBこさん。急に弱弱しく
「薄いかもしれないけど…」こちらをちらちら見ながらね。
明らかに、弱弱しいばあさんを演じてますわ。
いえね、明日私、仕事で少し早く家を出るんですわ。で、Bこさんはデイに行く日。オットも休みだし、デイへの見送りはオットがいるから別にいいわけですよ。それに、そんなに足が痛いなら、今日のお稽古(何があっても休まないすぐ近くのお宅でのお稽古ですわよ)だって、行けないはずですけどね、シルバーカーは汚れるから(本当は友達にシルバーカーを使うのを見られたくない)使いたくないと、無理くり杖でよろよろ(しかも、このオニヨメときたら、自分で歩けよ~~オーラで手をひいちゃくれないからね(^_^)v)行けたんでありますよ。もちろん、2泊3日の旅行だってクリアしたんですから。その時足が痛いなんて言ってませんから。
明日朝早いです!つうたとたんに、いかにも私は歩けないと言わんばかり、明日医者に連れていけコール?デイを休みたいコールですわ。
別に休んでもいいですよん。わたいは留守なんで!
で、その後はふつ~~に歩いてますし(そりゃ普通にったって5メートル17秒のペースは変わりませんけどね。足の指がなんて言ったのは忘れてますわ。いえいえいつもよりも歩行はよろしいおますな。
それにしても、あの声色の変遷!まるで別人のようでありましたよ。
こいつああ、かなりの演技力と見ましたぜ。その演技力は介護認定審査で生かして欲しいもんでありますね。が、おそらくその逆を行くんでありましょうな。何でもできる風に装うでありましょうぞ。まあ、わたしには関係ないんで。どおせ、デイの利用だって週1でありましょうし。それ以上の事はやらないでありましょうよ。だったら、いいんじゃありませんか。
例えば、その場で歩けるんだったら、普段の歩けないは演技ってことですからね(^_^)v
よろしいんじゃありませんかあ~~。
まあ、どこまでやれるのかお手並み拝見ですよ(*^^)v