土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

太陽の陽が痛い!

2008年07月25日 13時55分57秒 | Weblog

 昨日、岡山のM様邸のFSC材が入荷しました。冬伐り材を皮ムキして、梼原町のウッドファーム高知さんのところに保管して頂いていました。8M、9Mの材もたくさんあり、すごく迫力が感じられます。今回のログは、P&B工法でW梁で、しっかり支える構造になります。

 高知の夏の日差しはとてもきつく、肌にささってとても痛いような感覚になります。写真は、工房から北を見た所です。太陽に照らされて、丸太も綺麗に輝いて見えます。

もりが、だいすき

2008年07月24日 11時06分40秒 | Weblog
もりが、だいすき、源樹森盛隊のメンバーの背中に、こう書かれていました。今時こんな学生がいるんです。ツリーハウスはそんな彼らが集まって、FSCの森に建てます。四万十川、源流の小さな川沿いの杉の木に、ツリーハウスは作ります。彼らの夢は、この森に、たくさんの人が訪れ、手入れされた、持続可能な森の大切さ、自分達一人一人が意志を持って、そう言う製品を買い、使う事の大切さを感じてもらいたい。そして、この森で森林浴をして、楽しんで帰ってもらい、FSCの意義を感じ、みんなに伝えて行き、違法伐採の輸入品を、ただ安いからと,買い、使わない賢いユーザーとなってもらう事により、山にお金が回り、山が手入れされ、災害に強い物になります。地元の材を使う事により、木材のマイレージも下がり、環境負荷も大きく減り、環境も守れます。森林に係わる人達の文化も引き継がれ、地方地方の文化も廃れる事無く、未来に希望が持てるようになると思います。彼らの活動を、応援してもらえたら、嬉しいかぎりです。この活動も今年で3年目。建てるだけでなく、定期的にイベントが出来たらとも考えています。

残すべき風景、詩情。

2008年07月22日 21時32分42秒 | Weblog
山の喫茶店、木楽屋さんに行く途中一休み、ここは本当に高知市なの?と思える風景です。水も飲める程きれいで、岩と岩の間を流れ、ため息が出そうな風景が広がります。高知市市街地から、車で20分で、こんな風景に出会えるのが、嘘みたいですが、高知では案外普通にあるのです。こんなご時勢に、贅沢だと思うのですが。ここは鏡川の支流で水が冷たいのであまり子供達は泳いでいませんが、中流では、子供達が川に飛び込んで遊んでいます。都会の人には、信じられないような環境が、あちこちにある高知は、本当に良いなーと思います。なんでみんな、高知に住まないのか理解出来ません。このあたりから仕事で高知市に通う人が多いのも、うなずけます。贅沢と思うのですが、当人達は、道が細くて不便と思っているのかも。でも二車線の広い道は、作って欲しくありません。道が広く真っ直ぐになって、風情が失われ、魅力が無くなった田舎を見過ぎた私は、少し心配したりします。何処にでもありそうで無い、こんな風景は、残したい物です。

ツリーハウスの夏

2008年07月21日 13時13分58秒 | Weblog
ツリーハウスの夏が始まりました。これから10月まで、日曜日は、ツリーハウスの作業が入り忙しくなります。アイビーログ工房での作業は、お盆まではかかりませんが、8月中頃まではかかりそうです。今回は、梼原での作業が多い予定です。この時期、暑さ対策は必要不可欠。学生達には帽子も被らない子もいましたが、連日の真夏日、若いと言って、なめてはいけません。昨日は7人の学生が作業し、壁パネルを作りました。来週にはパネルも完成する予定。建具を作れば、現地作業に入ります。3年目を向かえ、慣れてきたかと言うと、今回も皆始めて作業する子たちばかり、慣れて来ると言う事は無く、基本からしっかり教えないと、いけません。でも若さにパワーをもらいながら、頑張ります。

お接待の風習

2008年07月19日 21時21分55秒 | Weblog
三原村は、遍路さんが、足摺より宿毛の延光寺へ抜ける途中にあり、良く遍路さんを見かけます。四国には、お接待の風習があり、甲斐君が写真の大学生の彼を夕方スーパーで見かけ、食事と宿を提供して、お接待をしたのだそうです。四国以外では、若い時の放浪の旅は、案外大きな目で見てもらえるのですが、年をとると、警戒されます。でも四国には、八十八箇所の遍路の習慣があり、年をとっても、変な目で見られることなく、放浪の旅ができ、色々な接待もしてくれます。これは空海が作った、衰える事のない、レジャーで、良く出来ていると感心します。旅が何歳になっても、出来る環境がある四国は、大切にしたい物だと思います。若い時は、リッチな旅より、お金のないぎりぎりの旅のほうが、思い出に鮮明に残っています。お金があると見えない物があります。最低限の物を持ち旅をすれば、人間の本当に必要な物は何か、大切な物は何かが見えてくると思います。家を建てる時も、お金は必要なのですが、ありすぎると、あれもこれもととなり、まとまりの無い家になりがちです。本当に必要な物は何か、見つめ直すと良いのではないかと思います。