田峯観音で休憩
今日は、一日雨の中、北設楽郡設楽町田峯地内を回り、久しぶりに田峯観音の駐車場で休憩でした。
田峰観音(だみねかんのん)。山号は谷高山(やたかさん)、寺号は高勝寺(こうしょうじ)。
本尊は松芽観世音菩薩と十一面観世音菩薩。
毎年2月第2土曜日・日曜日の大祭では田峯田楽(国の重要無形民俗文化財)や奉納歌舞伎が行われる。
ここには、戦国時代、田峯城があり長篠・設楽原の戦いで破れた武田勝頼も逃げる際に立ち寄りましたが
留守居役の裏切りのため城内に入れず武節城まで命からがらの逃避行を強いられたようです。
その翌年、裏切りのあった城主菅沼定忠は急襲して老若男女を問わず、城に居た総てを惨殺したという
惨劇があったとのことで、処刑場や首塚などが残っています。
奥三河では、厄除けのために厄年になるとお祓いに来る方が多くいます。
私も厄年にお払いに来ました。
奥三河の山並ですが、今日は雨の中曇っています。
奥三河の名物、五平餅もこの売店で売られています。この地方は大きな小判型が特徴
五平餅の美味しさは、焼きにあります。ご飯を串に貼った状態でこんがり焼き、味噌ダレを
付けてから再度こんがりと焼くのが秘訣です。ここも美味しいですよ。
干し柿が外にぶら下げてありました。まだ作ってばかりですが、これから寒さが増せば
飴色の美味しい干し柿になります。昭和50年代には、北設楽郡のあちらこちらの民家の
軒で見かけた冬の風景ですが、すっかり見かけなくなっています。
休憩所に鹿の頭部骸骨がぶら下げてありました。猟で捕まえたものでしょうか?
この地方では、山に入ると抜け落ちた鹿の角を時々見かけます。
北設楽郡の標高の高い場所は、すっかり落葉して冬景色になりました。
花もなくなり、これからは外を回るのも樹氷や雪景色が楽しみになります。