鎌ヶ岳と御在所岳へアカヤシオの群生開花を期待して周回、その5(4月28日)
御在所岳山頂に向かって登っていきます。
御在所岳には、スキー場や宗教施設などいろいろな施設があります。その一つが見えてきました。
アカヤシオは、周りに一杯咲いています。
登ってきた登山道を振り返ります。天気が良ければ鎌ヶ岳が見えるのですが。
舗装道路に出ました。しばらくこの道を進みます。
タムシバの花が少し残っていました。
御嶽大権現
御嶽教の普及に専念していた行者覚順が、“偶々鈴鹿山系の主峰御在所岳が神霊安置の地に最適なり”
と明治17年に小社を建立し木曽の御岳神社の分霊をここに移しました。
現在の社殿は昭和39年に建立されたものです。(御在所岳ロープウェイのHPより)
お参りしていきます。
長者池
明治時代、矢田甚太郎(やだじんたろう)氏がこの池で炊事のとぎ汁が早く澄むのを不思議に思い、
池の畔で不眠の行を成すと、霊気を授かり “彼の手に撫でられた者の病気は全て完治する”
という評判で財を築いた事になぞらえ、この池を「長者の池」と呼ぶ様になったのが名前の由来です。
(御在所岳ロープウェイのHPより)
アセビ
到着!!御在所岳1209.4m
この山の一番高い場所は望湖台1212mで少し西にありますが、ガスが掛かり琵琶湖方面も
見えませんので行きません。
ガスで展望もありませんので下山です。
コースは、裏道で降ります。
国見峠1087mまで来ました。時間があれば国見岳も行きたいですが、ここで15:03
ここから駐車場まで2時間ほど、国見岳往復1時間以上なので今回はやめましょう。
降りていくと、大勢のグループに出会いました。
話をすると、菰野警察署の方たちで訓練のようでした。
天気が良ければ藤内壁というロッククライミングの岩壁が見えるのですが・・・
一番下の壁のみが見えます。
長い下り道、足も疲れてきます。休みを入れて沢の水で顔を洗うと気分もさっぱり
やっと藤内小屋手前に出ます。ここで沢を渡り小屋方面に
藤内小屋
小屋の後ろにロッククライミングの練習用の岩があります。
岩にステップが刻まれている。
これから鈴鹿スカイラインに出るまでに何度も沢を渡って行きます。
こちらのコースで最後に見たイワカガミ
スリット式砂防堰堤の間を通ります。
増水時は、少し注意が必要ですね。
スリット式砂防堰堤とは、大雨などで土石流が発生した時にこの堰堤(ダム)の鋼管部分で大きな岩・流木などを食い止め
砂や水は下流に流す仕組みです。
鈴鹿スカイラインに出ました。数百m歩けば駐車場
17時17分、到着
出発から10時間ほどの歩き、結構ハードでしたが充実した山でした。
鎌ヶ岳から御在所岳周回、アカヤシオ・シロヤシオ・イワカガミ・イワザクラ・ホンシャクナゲなど
たっぷりの山野草と鎌ヶ岳の鋭い山頂に立て満足でした。