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izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

初台の画廊・喫茶Zaroffで、「一枚の手紙、もしくは書物へ」。 面白そうです

2021-06-09 13:57:44 | アート・文化

友人の画家、榎本香菜子さんから展覧会のお知らせ。場所は初台(ほとんど行く機会がない新宿方面だ!)。今回は他の出展者との企画展で、タイトルは「一枚の手紙、もしくは書物へ」。

広々と風にうねる草地や、少年や、迷路、あるいはウサギのシリーズ、あるいはゴチック風なコラージュなど、どこか乾いて懐かしく、記憶の奥深くを覗き込むような作品を制作している榎本香菜子が今回選んだ書物は、ジャン・コクトーの「恐るべき子供たち Les enfants terribles」。蜜蝋転写画に添えられた高橋洋一 訳による「Les enfants terribles」の一部と相まって、独特な世界を表現している。

東京は6月21日まで緊急事態宣言だし、と、作品の一部をデータ添付して送ってくれた。添えられたテキストと共に眺めると、作品のイメージはさらに深く広がる。

■「一枚の手紙、もしくは書物へ」

【出展者】浅野勝美/石田洲治/榎本香菜子/北見隆/多賀新/建石修志

会期:6月6日~19日(水曜定休)

会場:画廊喫茶 Zaroff

        http://www.house-of-zaroff.com/ja/gallery_2nd/now/index.html 

 

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Gallery Nayutaで、「花」をテーマにした個展が

2021-05-26 13:10:36 | アート・文化

今年の梅雨は早いとか。紫陽花もそろそろ花が開き始めている。梅雨の季節である。

今の時期、樹々の緑は日々色を濃くして、時折り吹き渡る風に光が踊り、新芽の香りが広がり、”緑陰”が心地よい。。

銀座・奥野ビルにある「Gallery NAYUTA 」では、「花」をテーマにした個展が二つ。個性の違う作家によるそれぞれの「花」の作品が展示される。雨の時期、ひっそりと時を重ねてきた古いビルの中の小さなギャラリーを巡りながら、キラリと光る何かとの出会いを期待したい。

 

半谷 学展「さしがさばな21/2D」

会期:2021年 5月21日(金) -5月30日(日)

時間:12:00-19:00   最終日-17:00   会期中無休   

〜古いものからつくられた新しいもの さしがさばな〜

「できるだけ現世に寄り添って人の営みを見つめるようにしている。

よちよち笑顔にすっかり溶けたり、虚な権力者の異臭を嗅いだり、恋愛食の若い怪獣のあとをつけたり、潰れた暮らしで溜まる灰汁を掬ったり、黄沙に咲く花の種を撒いたり、歪んだ正義の規則を捏ねたり、実は他者の腑は嫌いじゃない。虚実と愛憎の海で紙の舟を漕ぐ者として成すべきことは、垢まみれで見向きもされない古いものを愛でたくなるような新しいものに仕立てること。新作は舞台幕で使われた古い麻ロープから生まれた平面作品と、いつもの不要な傘から生まれた立体作品。再び生まれ出づるものに微笑。(半谷 学)」

 

■白田直紀展「Flowers」

会期:2021年 6月11日(金) -6月26日(土)

時間:12:00-19:00   最終日-17:00

「ジョージア・オキーフの花の絵は、小さな花弁に思いきり近づき、遠目では得られなかった視覚に驚く体験でした。

白田直紀の花は、細胞のレベルに分解され独自のフォルムに統合されて、ゆがみながら膨張しているようです。

線を目で追いながら、美しいサイケデリックな夢に取り込まれていきます。工房集作家 白田直紀の初個展です。(佐藤香織)」

 

詳しくはGallery Nayuta https://www.gallerynayuta.com  まで。

 

 

 

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京都の重要文化財京町屋“杉本家住宅”が、大屋根瓦15,000枚を葺替える大事業を継続中

2021-04-28 13:39:39 | アート・文化

京都では、毎年およそ800棟の町家が取り壊されているという。

京都市中心部に残る重要文化財『杉本家住宅』は明治3年(1870年)に建てられ、昨年築150年を迎えた、京都の古くから伝わる生活文化を今に伝える貴重な建物。

ただ、他の多くの町屋同様近年では老朽化が進み、特に大屋根は早急な修理に迫られている。四季の移ろいに寄りそいながら守られてきた伝統的な京都の生活文化を次の150年に繋げるために、『杉本家住宅』では現在大屋根の全面修理に向けたクラウドファンディングを5月末まで継続中だ。

コロナ感染が広がる中、これまで伝統的に続けてきた雛祭りや端午の節句などの年中行事や一般公開は中止を余儀なくされているが、生活に根ざした季節ごとの行事やしきたりは、携わる人の熱意だけでは継続が難しいことも確か。

クラウドファンディングに協力すると、素敵なリターン品が用意されている。杉本家住宅の見取り図を眺めていると、150年前から脈々と続いているひっそりと奥深い京都の暮らしの様子が思い浮かぶようだ。有名な自社仏閣だけでなく、こんな京都の普通の暮らしに思いを馳せるのもいい。

杉本家住宅のHP http://www.sugimotoke.or.jp

以下はリターン品の一例:最近は切手シートもデザイン指定で特注できるのだ!

絵葉書になっている雛人形の端正なお顔立ち!!

コロナが収まったら、是非とも入館チケットを利用して見学したい!!!

 

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Gallery Nayutaから、女性写真家「木坂美生展」のお知らせが。注目!!

2021-04-21 10:45:21 | アート・文化

あっという間に春が過ぎ去り、今年は、季節の移ろいがこれまでよりも速すぎる(!)と感じる。

2年も続くとは想像もしていなかったコロナの感染第3波、第4波(?)を受けて、外出も自粛気味。

観たい映画や展覧会、講習会はあるのに全部は行けない。ひとつひとつ選択しなくてはならない。。。

美しいものと出会えることはそうそうあるものでなし、見逃したくないっ、と思うものは観たい!

感動は心の奥深くを揺さぶって気持ちを豊かにするもの。実際にその場に足を運んで、自分の眼で見て、耳で聴いて、肌で感じて、身体全体で感じることがこんなにも制約されている時期が続くと、”自由”がどんどん狭まれていくような気がする。。。

こんな時期でも行きたい、大好きなギャラリー・ナユタ。

佐藤香織さんからのご案内はいつものようにひっそりと美しい。。今回の「木坂美生展」も、見逃したくない!と思う企画だ。

〜〜〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜〜・〜〜〜〜

穀雨。
春の雨が降り穀物を潤し田畑の準備が整う頃。
東京は新緑がまぶしく照り映えて
家で過ごした昨年の時間も思い出されます。
ナユタでは女性作家の個展が続きます。

 

木坂美生展

Mio Kisaca Exhibition

2021年 4月27日(火) -5月9日(日)

12:00-19:00   最終日-17:00

5月3日(月)休廊 

作為的ではないのに、あたかも演出されたかのように、それ以上いっさい手を加える余地のない空間としてあるときシャッターを切っています。(木坂美生)

 

詳しくは https://www.gallerynayuta.com/schedule/

 

 

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Gallery Nayutaから、素敵な春の言葉に添えて個展のご案内が届きました

2021-04-07 13:25:42 | アート・文化

ワタシのお気に入りの場所、銀座奥野ビルの「Gallery Nayuta(ギャラリーナユタ)の佐藤香織さんから、素敵な言葉と一緒に4月の展示案内が届いた。

コロナ禍の中、立ち寄る機会も減っているけれど、アートへの好奇心は保ち続けたいと思う。

〜〜〜〜〜〜・〜〜〜〜〜〜〜・

万物が清らかに明るく照らされる、清明。

銀座京橋は 八重桜が見ごろをむかえ

初夏への花のリレーが続いています。

ナユタの4月は 女性作家が続きます。

 

中野めぐみ展「清明のころ Ⅱ」

2021年 4月2日(金) - 4月11日(日)

12:00-19:00  最終日-17:00

「女性の顔を通して、感じとったもの

抱いた感情など、見えないものを

日本画材料を使って表現しています」(中野めぐみ)

 

ゴルマリヤム・マスウード・アンサリー展「ANXIETY&HOPE」

2021年 4月16日(金) - 4月24日(土)

12:00-19:00  最終日-17:00

「孤独、怖い、抑圧、希望、終わらない。コロナ時代に慣れ親しんだ言葉達。

生きていくために あらゆる状況に於いて孤独を経験せざるをえない人々。」

(ゴルマリヤム・マスウード・アンサリ―)

 

どちらも 会期中無休/Open Everyday

詳しくは https://www.gallerynayuta.com

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