izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

ギャラリーナユタから2本の展覧会

2022-03-20 14:20:00 | アート・文化

すっかり春めいてきたここ数日、ベランダの外からウグイスの鳴き声が聞こえ始めた。まだ慣れないので「ホー ホケッ!ホキョ!」と途切れがち。他のウグイスがいないから(多分)真似て練習できない。。ウチの希さんは「箱根のウグイスはきれいに鳴くよね〜」。確かに。周囲に響き渡る美声で、結構長い期間鳴き声が聞ける。。仲間がいっぱいいるから?

コロナ第六波による規制も解けるし、春だ!桜だ!で気分も明るくなる。すっかりご無沙汰しているギャラリー ナユタにも久しぶりに出かけようか。。

 

■中津川浩章展「木と話す」

会期:3月18日(金)〜4月9日(土)

時間:12:00-19:00 水・木休廊

「木はいつも話しかけてくる。でもその声は忙しく動き回っている人にはなかなか届かない。・・・」木を描くことで、病気や障害や途方に暮れている人たちに木と話す体験を届けられれば、と願って描かれる作品。

 

■半谷 学・養田純奈「ふたたびの花」

会期:4月16日(土)〜4月29日(金)

時間:12:00-19:00(最終日17:00まで。水曜休廊)

 廃棄された素材を蘇らせる半谷はビニール傘を可憐に変化させた”差傘花”を。コロナを機に廃棄物ゼロを謳う四国の町を取材し、牛乳パック再生紙に作品を刷る養田。それぞれが響き合う閑雅と写真の間に花開く作品展。

 

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さとう陽子展「じげん」が2月7日から、ギャラリー檜で開催

2022-01-21 11:25:25 | アート・文化

いつも美しく研ぎ澄まされた言葉と、無駄を排した油彩表現、それに写真、身体表現を発し続けているさとう陽子さんが、いつもの京橋ギャラリー檜(Gallery HINOKI )で、開催される。

今回も、絵画と写真作品による展開でさとう陽子が描く「じげん」(次元?あるいは、時限?)が表現される。いつものように、案内ハガキには選び抜き、切り取り、深く切り込まれた言葉が並ぶ。停滞しそうな日常に差し込む、鋭くも暖かい言葉に心が奮い立つ思いだ。

■さとう陽子展「じげん」

会期:2月7日(月)2月19日(土)

時間:11:30 〜19:00(日曜休廊、最終日は17:00まで)

場所:ギャラリー檜B・C http//hinoki.main.jp

★2月12日(土)16:00から15分程度、さとう陽子によるパフォーマンス有り。

 

上記と別に、コレクション展、セレクション展にも出展参加する。

■戸山恢・現代アートコレクション展〜星集め〜

会期:2月8日(火)〜13日(日)

場所:トキ・アートスペース http://tokiart/life/coocan/jp/

時間:12:00〜19:00

■セレクション展「Letters for young artists」

会期:1月7日(金)〜31日(月)

場所:kaneko art gallery http://kaneko-art-gallery.com

 

 

 

 

 

 

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「美術の窓」で、榎本香菜子が蜜蝋転写の技法を紹介

2021-12-26 14:35:07 | アート・文化

榎本香菜子さんの蜜蝋転写による作品は、どことなくゴシックロマンの煌めきやキリスト教世界のお伽話を思わせる、懐かしい気配に満ちている。

額縁までも含めた全体のトーンは油彩作品と同じく、深い精神性と強さに根ざしている。会って話している時の柔らかく和やかな物腰の奥に、風が吹き抜ける草原に1人立っているような静かな世界が広がっているようだ。孤独とは言えない。けれども、誰もが心の奥底に感じている哀しみのエッセンスが、透明なベールを通して画面上に表現されている。

 

その蜜蝋転写の技法が、「美術の窓」12月号と1月号で紹介されている。

「パネルを作り、写真を蜜蝋で転写する」〜から始まって、「蜜蝋転写と油彩を組み合わせる」まで、いくつもの工程を経て、以前個展で観た緻密で素晴らしい作品が出来上がるのだ。。。。ワタシは観る一方だが、美術家が作品を発表するまでには不屈の精神と地味〜な作業も厭わない集中力が必須なのだとあらためて驚嘆する。

身を削るほどの時間をかけて完成した作品が、観る人を感動させるのはその情熱とエネルギーなのだった。

※以下「美術の窓」12月号、1月号から

 

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12月のギャラリーナユタ、行きたい。行けるかなぁ〜。

2021-12-02 11:01:52 | アート・文化
銀座1丁目奥野ビルにある「ギャラリーナユタ」。もう何ヶ月も行ってないなぁ〜。。
いつもナユタの佐藤香織さんから、素敵なメッセージがついた案内がメールと郵便で届く。
12月のメールには 
 「12月の声。
  カレンダーは 残り1枚に。
  朝夕の寒さが 強くなってきました。
  ナユタには 冬晴れの森が広がっています。」とあった。
 ”冬晴れの森”か、いいなぁ〜、この言葉。
 
10月から11月は、超超忙しく(!)、ナユタはもちろん映画にも美術館にも、どこにも行けず(^_^;)が続いた
少し落ち着いてきた12月、ギャラリーナユタの”冬晴れの森”に身をおいてみたい。。
 
以下、ナユタの佐藤香織さんからのご案内とスケジュールです。
 
〜〜〜〜〜〜・〜〜〜〜〜〜・〜〜〜〜〜
 
■わたなべ けい展「森の声をきく」
Kay Watanabe Exhibition [ In the woods, thinking ]
 ・2021年11月26日(金) -12月5日(日)
 ・12:00-19:00   最終日-17:00
 ・会期中無休  
 
都会の小さな森に行き、木や草花の仲間に入れてもらう。
虫や鳥たちと静かな時を過ごす。日の光を感じる。雨粒を手に受ける。
謙虚に、優しく、穏やかに、落ち着いて、焦らずに、できるだけ神経を細やかにして感じようと思う。
そして、何かを強く感じて記したいと思ったら、作る。
私(達)はあとどのくらいここにいられるだろうか、と思いながら作る。
そんな風に過ごした2年弱の記録。
(わたなべ けい)

 

■工房集セレクション展「12の月のおくりものⅤ」
高谷こずえ / 納田裕加 / 高橋 潤 / 伊藤 裕
2021年12月11日(土) -12月25日(土)
・12:00-19:00   最終日-17:00
・水曜休廊 /  Wednesday Closed
『生きること』と『つくること』が結ばれている場所。
工房集では、障害あるアーティスト達が様々なアトリエで、日々それぞれの表現行為をしています。
活動のひとつとして、その年の一押しの12人をピックアップし、
オリジナルカレンダーを制作しています。
仲間たちが生み出す作品を通して障がい者福祉に風を起こそうという思いから始まった、とびきりのカレンダー。
画廊の小空間にあわせて今年は4名をご紹介します。
 
〜〜〜〜〜〜・〜〜〜〜〜〜・〜〜〜〜〜

年明け1月22日からは、寅年にちなんだ個展。

ナユタのお正月は、いつも明るく楽しい立体作品が展示される。

こちらも見逃したくない!

■河 明求展「幸せな虎さん2022」

Ha Myoung-Goo Exhibition[Happy Tiger 2022]

・2022年1月14日(金)-1月29日(土) 

・水曜休廊  Wednesday Closed

 

すべての問い合わせはギャラリーナユタ

 

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さとう陽子 - じげん - 展が、六本木 s+arts で開催

2021-09-15 14:42:26 | アート・文化

さとう陽子さんは個展に向けて、いつも自身の感情や覚悟をきっぱりとした言葉で書いて送ってくれる。

年を経るにつれ、激しい感情を洗い流されたような画面から、それでもなお強い決意を秘めつつ世界を受け入れようとする柔らかく暖かい気持ちがふくよかに伝わってくる。

毎年定期的に個展を開いて作品を発表することーー画家にとってそれが日常的な作業であっても、否応なく社会の動きの中で発表するには一方的ということはない。今、この時代に、何を考え何を表現しているのか。。。時には数行の言葉で、またある時はメッセージや散文として、さとう陽子さんが発する言葉は強く優しい。

 

毎年恒例の六本木s+artsでの個展に向けて、さとう陽子さんのメッセージです。

〜〜〜〜〜〜〜・・・〜〜〜〜〜〜〜〜

生きたいと願うこと

 文化芸術は衣食住足りてからとよく言われる。しかし生きたいと願うこと自体が豊かなことではないのか。

 私は本当に生きたいから制作をする。効率や勝敗や損得のような価値観ではつかめない、世界の多面的な捉え方の面白さやその深さを作品で表現することが出来るから、生き生きと生きられる世界は現実に確かにあると感じられるからだ。その時私の存在は認められているとも感じる。

 誰もが生き生きと生きられる世界をもてること。それは一人ひとり自分の存在が無条件に認められると実感できることだ。そして本来の安心あるいは幸福というものは人ひとりでは得られない、個人のままの他者とのそういった実感の共有だと思う。

 全ての人にそれぞれの生き方がある。それでも私は本当に生きたいと願う一人として、ともに行く。一人ひとりの存在に光があたる、そんな作品をつくっていく。

〜〜〜〜〜〜〜・・・〜〜〜〜〜〜〜〜

さとう陽子ーじげんー

会期:2021年10月8日(金)ー10月17日(日)会期中無休

会場:s+arts  www.splusuarts.com tel.03-3403-0103

 

 

 

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