陸さんの講習会、いや～、楽しかったよ～！

５月５日は、品川区武術太極拳連盟主催の「陸 瑶老師の呉式太極拳入門講習会」に。
陳式以外の太極拳の講習会は、本当に久しぶりだ。

呉式太極拳は初めての経験。
今回は、”初心者用”として、午前中はもっぱら歩法の練習。
太極拳はどれもそうだが、つま先は真っ直ぐ前に向けなくてはならない。つま先が外に向くと、“気”が中で循環しないで外にこぼれてしまう、という。
つま先を前に向ける・・・・これもしっかりチェックすると結構あまくなってるんだなぁ～、これが。
陸さんの指導では、足の外側を（例えば床板の）ラインに真っ直ぐ合わせる。。。。。実は、つま先は若干内側に入るのであった。あららっ！
　
進歩しながら弓歩をとる場合、つま先が（上記の通りに）前を向いたまま、反対の足を踏み出すのだが（そのつま先も前）、またもや足の外側をラインに合わせるように。。。。むむむっ！
さらに、隅弓歩を取る時は、つま先は足を出した方向に向いているのだが、踵をついた時には（足首を回して）しっかり前に向いている。両方のつま先は、本当に（！）、しっかり前に平行（足の外側がラインに沿って真っ直ぐ）！
いや～、結構いつのまにか甘くなってましたね～、と発見！

呉式独特の斜中正も、「おへそは前足の方向、お腹と太ももがくっついて、反対の胸は後ろに」ン？ンンン？？
すると後ろ足は自然にしっかり伸びて、指先まで伝わってくるものが。。。。
しっかし、キツいよ～！！
腰（ウエスト周辺）を中心に上と下とが、反対周りに螺旋状に引き合って分け合って、身体の奥の中から伸びる伸びる・・・
でも、不思議とどこも突っかかり感はない。するするのびのびぐぐぐぐぐっ！
この感覚は、経絡の先生に手直しされている感に近い。
陸さんに手を添えて姿勢を直されると、腕は方からどこまでも伸びていく、足はどんどん長くなる、姿勢はどんどん低くなる、でも頭はどんどん引き上がる、腰はどこまでも回転する・・・・で、アッツ！キャッ！
でもね、こうすればつま先はイヤでも前に向くんだワ。


一夜明けて、今日はふくらはぎとふとももがちょっと張ってて痛いかな～感。
上体や足腰は軽い軽い。

今、まさに動き盛りの先生の指導っていいもんだ。
講習会終了後は、みんなの顔がピカピカ楽しそうに光っていたよ。本当に！