毎日PCに向かって、事務処理に追われている日々だ。。。。
スケジュールノートには、見たい映画、行きたい美術展、ライブなどの予定が貼り付けたり、メモ書きしたりでいっぱい。行きた~い、行けな~い、行けなかった!で破り捨てることの方が多い。
これはマズイ!
で、最後の夏の頑張り(!)のような木曜日に、頑張って三菱一号館美術館の「シャルダン展ー静寂の巨匠」に。
有楽町から東京国際フォーラムを抜けて丸の内に。
東京駅周辺の丸の内は、ブランドショップも並ぶが、銀座などと違って、落ち着いている。
ビジネス街のせいなのか、舗道を歩くのも静かでゆったりできる。
街もきれいだ。
三菱一号館は、古いレンガ造りの建物の内部を改造した、シックで落ち着いたたたずまい。
”静寂の巨匠”というサブタイトルにふさわしい展示環境だ。
主にフランス革命直前の18世紀に、銅の鍋や水差し、グラスなどテーブルの上の道具や、鉤に吊るされた肉や魚、ウサギ、ぶどうや桃、など、それまで誰も描かなかったようなものを静謐なタッチで描いたシャルダンの作品は、気持ちが静まるような、優しい時間を感じる。
「食前の祈り」とか「羽根を持つ少女」など、同じ主題と構図で描いた作品を見比べるのも面白く、画家の作品に対する想いや、その時代の評価なども伝わってくる。
ルーヴル美術館の名誉館長による監修、ということもあり、展示作品と展示方法が一貫した主題で纏まっているのも見やすく、ゆったりと、静かな時間に身をゆだねることが出来たひととき。
外に出れば、三菱一号館と後ろの近代的なビルとの間の中庭に、夕方の光が斜めに射し込んで、テラス席のテーブルではお茶をする人、周囲のベンチには仕事途中の休憩らしき人などがそれぞれに自分の時間を過ごしている。
暑さよけに、植え込みのグリーンの間から冷気のミストがこぼれるように降り注いで、都会のお洒落感と自然の空気感を漂わせていて、心地良いスペースだ。
東京駅まで歩いて、今度はついでに八重洲口にあるブリジストン美術館まで。
ここでは「ドビュッシー、美術と音楽」が開催中だ。
ドビュッシーは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した音楽家。
先のシャルダンから1世紀後のフランスの文化を一気に見る(!)ワケだ。
ドビュッシーは好きなクラシック音楽家だ。
展覧会では、ドビュッシーと同じ時代に交流し影響し合った画家、彫刻家、作家、詩人などの作品を通して、この時代の芸術の魅力や社会を想像する面白さがあった。
それほど広くないブリジストン美術館は、夕方の時間にも関わらず人がいっぱい。
なんだかざわざわした中では、もひとつじっくりとその世界に浸りきるまではいかず。
う~ん、これは、やっぱりレクチャー&コンサートに合わせて観るのが肝心だったなぁ~。。。
絵画展も、見るタイミングや環境で受ける印象は大きく左右されるものだ。
この日は、三菱一号館での「シャルダン展ー静寂の巨匠」が、すべてがピッタリ一致して大満足!
東京駅周辺は、最近はどこよりも街歩きやお茶したい、と思う場所なのであった。
スケジュールノートには、見たい映画、行きたい美術展、ライブなどの予定が貼り付けたり、メモ書きしたりでいっぱい。行きた~い、行けな~い、行けなかった!で破り捨てることの方が多い。
これはマズイ!
で、最後の夏の頑張り(!)のような木曜日に、頑張って三菱一号館美術館の「シャルダン展ー静寂の巨匠」に。
有楽町から東京国際フォーラムを抜けて丸の内に。
東京駅周辺の丸の内は、ブランドショップも並ぶが、銀座などと違って、落ち着いている。
ビジネス街のせいなのか、舗道を歩くのも静かでゆったりできる。
街もきれいだ。
三菱一号館は、古いレンガ造りの建物の内部を改造した、シックで落ち着いたたたずまい。
”静寂の巨匠”というサブタイトルにふさわしい展示環境だ。
主にフランス革命直前の18世紀に、銅の鍋や水差し、グラスなどテーブルの上の道具や、鉤に吊るされた肉や魚、ウサギ、ぶどうや桃、など、それまで誰も描かなかったようなものを静謐なタッチで描いたシャルダンの作品は、気持ちが静まるような、優しい時間を感じる。
「食前の祈り」とか「羽根を持つ少女」など、同じ主題と構図で描いた作品を見比べるのも面白く、画家の作品に対する想いや、その時代の評価なども伝わってくる。
ルーヴル美術館の名誉館長による監修、ということもあり、展示作品と展示方法が一貫した主題で纏まっているのも見やすく、ゆったりと、静かな時間に身をゆだねることが出来たひととき。
外に出れば、三菱一号館と後ろの近代的なビルとの間の中庭に、夕方の光が斜めに射し込んで、テラス席のテーブルではお茶をする人、周囲のベンチには仕事途中の休憩らしき人などがそれぞれに自分の時間を過ごしている。
暑さよけに、植え込みのグリーンの間から冷気のミストがこぼれるように降り注いで、都会のお洒落感と自然の空気感を漂わせていて、心地良いスペースだ。
東京駅まで歩いて、今度はついでに八重洲口にあるブリジストン美術館まで。
ここでは「ドビュッシー、美術と音楽」が開催中だ。
ドビュッシーは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した音楽家。
先のシャルダンから1世紀後のフランスの文化を一気に見る(!)ワケだ。
ドビュッシーは好きなクラシック音楽家だ。
展覧会では、ドビュッシーと同じ時代に交流し影響し合った画家、彫刻家、作家、詩人などの作品を通して、この時代の芸術の魅力や社会を想像する面白さがあった。
それほど広くないブリジストン美術館は、夕方の時間にも関わらず人がいっぱい。
なんだかざわざわした中では、もひとつじっくりとその世界に浸りきるまではいかず。
う~ん、これは、やっぱりレクチャー&コンサートに合わせて観るのが肝心だったなぁ~。。。
絵画展も、見るタイミングや環境で受ける印象は大きく左右されるものだ。
この日は、三菱一号館での「シャルダン展ー静寂の巨匠」が、すべてがピッタリ一致して大満足!
東京駅周辺は、最近はどこよりも街歩きやお茶したい、と思う場所なのであった。